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佐藤 慈雨/@ameyoru
2019年6月26日 16:25
東北のうまいものvol.4【食事処・桂月】奥入瀬渓流の美しい自然に心が洗われた後、罪深き佐藤は、どうしてもジャンクなものが食べたくなりました。これだから、いい年をして、独身なんだよなぁ。青森県十和田市。奥入瀬渓流の入口(出口)にある「食事処・桂月」で、『十和田バラ焼き』を食べました。バラ焼きは十和田市の名物ということになっていますが、その発祥はお隣の三沢市。戦後に三沢市の食堂が
2019年6月12日 19:11
東北のうまいものvol.3【民宿坂井荘】菅江真澄という江戸時代の著名なイラストレーターが、秋田県のとある農村を訪れた時のこと。その酒宴の席で、村人たちの飲みっぷりに、いたく感激。「飲むほどに、酔うほどに、冴えて候ふ」と誉め称え、村人たちに「賢人」という名を与えたという伝説が残っています。僕は秋田県の生まれですが、それほど酒も強くなく、また(残念ながら)賢くもないです。ただし
2019年6月11日 21:13
東北のうまいものvol.2【青森県三沢市】仕事の関係で10年ほど青森県に住んでいました。太平洋側に面している八戸市と三沢市はイカの水揚げで有名なところです。八戸市では「イカソーメン」といって、細く千切りにしたイカを生姜の効いた麺つゆでいただくのが主流です。一方、隣の三沢市では「活イカ」といって、イカのお刺身を正統的にわさび醤油でいただくのが流儀となっております。28歳の時に職場
2019年6月10日 22:00
東北のうまいものvol.1【松ぼっくり】今回、ご紹介するのは岩手県雫石町にあるアイス屋さん『松ぼっくり』のジェラート。*「あっ間違えた」店員のおねえさんがコーンにアイスを盛り付けているのを見ながら、僕は思わず声が出てしまいました。ダブルの組み合わせを選ぶとき、店員さんに「人気のNo.1とNo.2にしてください」とお願いしたのです。「No.1はハチミツレモン味ですね。あと定番
2019年5月25日 17:06
秋田のうまいものvol.3【安藤醸造】今回、ご紹介するのは角館町にある「安藤醸造」の『しろだし』です。老舗の醤油屋が作った万能調味料。岩魚のしょっつる(魚醤)が使われているので、旨味たっぷり。この一本でどんな料理もまとまります。だし巻き玉子もいいですね。煮物、丼物なんでもござれ。麺つゆとして使ってもOKです。僕のオススメは「おひたし」ですね。特にこれからの季節は、アスパラのお
2019年5月23日 23:21
秋田のうまいものvol.2【食い道楽本店】四天王といえば…。コロッケビジーフォー栗田貫一清水アキラ…なんて言うと年齢がバレてしまいますね。今回、取り上げるのは、横手焼そば四天王(!)の一角「食い道楽本店」。茹でた麺に甘辛なシャバシャバのソースがかかった一品。「そもそも『横手焼そば』の定義って何なんだ?」「目玉焼きが乗ってるだけじゃないの?」「B-1グランプリ優勝?
2019年5月19日 21:47
秋田のうまいものvol.1【亀太郎】今回ご紹介するのは、美郷町六郷地区の菓子舗「亀太郎」の『もなっきぃ』です。さくっとしたモナカの生地と、ザクザクとしたクッキーが合わさった逸品。モナカとクッキーで『もなっきぃ』。「奇跡的なマリアージュ」とか、「電撃的邂逅」とか、そんなものじゃありません。まるで、幼なじみの男女が付き合い始めたような、素朴で親密で、優しいお味です。「やっぱりね