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『実は僕、統合失調症なんです!』居場所がない障がい者の憩いの場はどんなとこ?

こんにちは、あまたつです。
『実は僕、統合失調症なんです!』は統合失調症に詳しくない人向けに作ってます。統合失調症の方には共感できる内容になってます。今回は障がい者の憩いの場を語っていきます。

障がい者の方の生活ってあまり知る機会がないですよね。障がい者の方の憩いの場は主にデイケアや地域生活支援センターです。その二つの施設を中心にどんな生活か語ります。

デイケアや地域生活支援センターは施設によってルールやプログラムが異なります。僕の体験談を中心に書いていきます。

まずはデイケアです。僕がデイケアに通い始めたのは閉鎖病棟で入院していた時です。退院の日程が決まってから退院後の生活の準備をしていました。

精神科デイケアとは障害を抱えていて、日中過ごすところがない人などが過ごす病院の施設です。

薬の影響で会話のキャッチボールが下手になった僕にとってたくさんの人と関わる機会になりました。

「デイケアに慣れるかな、やっていけるかな
」と不安に思っていました。

デイケアに体験中孤立していた僕に、ムードメーカーのNさんが「デイケア慣れるには時間かかるからね~」と声をかけてくれて緊張が解けたのを覚えています。また職員さんも話かけてくれてリラックスできました。

デイケアは色々なプログラムがあります。ソフトバレーボールなどの運動したり書道をやったり野菜を育てる園芸やお菓子づくり、マインドフルネスをやったりします。僕はキャンディーベースという野球のようなプログラムがお気に入りです。

遊んでいるようですが活動を通して気持ちが晴れたりする作業療法をやっています。

だいたい25人前後で1日生活します。朝から15時半まで過ごします。

プログラムが全部終わった後の1時間はカラオケタイムです。上手くコミュニケーション出来なかった僕にとって楽しみの時間でした。歌うのが好きだったので歌った後拍手をもらえるのが嬉しかったです。カラオケを通して仲良くなることもありました。

しかしコミュニケーションがあまり取れなかった時期はデイケアをイヤイヤ通ってました。

そんな僕にOさんがよく喋ってくれて聞き役で会話が出来て楽しかったのを覚えています。。

退院後は週に一度のペースで通ってました。イヤイヤ通っていましたが、半年あたりで話せるようになったのもあり、楽しく過ごせるようになりました。

デイケアは居場所がない、日中過ごし方が分からない人にとって貴重な時間です。

会社員の方には「遊んで暮らしていいな」「残業しなくて羨ましいな」と思われるかもしれません。しかし働けない人や居場所がない方は心の拠り所が少ないです。また働けない悩みを抱える人もいます。デイケアを経験してみて障がい者には必要な場所だと思いました。今は通ってませんが通えて幸せでした。

では次に地域生活支援センターを語ります。地域生活支援センターも施設によって内容は変わります。僕の通ってる施設の例で語ります。

僕の通っている地域生活支援センターとデイケアとの違いはプログラムに参加するのが義務か義務じゃないかの違いと利用時間が自由かなどの違いです。

デイケアは朝決まった時間内に来ないといけませんが僕が通ってる地域生活支援センターでは必ず朝来なくてもいいです。

決まったプログラムに原則参加しなければならないのがデイケアです。その分プログラムは充実しています。

地域生活支援センターもプログラムはあります。脳トレクイズや卓球タイムなどがあります。カラオケもでき、やりたい時間にやることができるのもデイケアとの違いです。

メンバーは働いてない人たちが多いです。精神障害を抱える人や身体障害の方も来ます。もちろん働いているメンバーも来ます。談話室で雑談するのがメインです。

長期入院を経験した人に人生のアドバイスを貰うこともあります。「働くのもいいけど無理して働いて死んだら終わりだからね。」とか大切なことを教えてもらいます。地域活動支援センターで過ごす時間は僕にとって大切な時間です。

自由に来れて自由に帰れる。自分のペースで通えるので利用しやすく、デイケアをやめて地域生活支援センターを利用するようになりましました。

また地域生活支援センターでは音楽クラブがあり、イベントでコンサートしたり老人ホームで歌ったりしていたみたいです。音楽活動をしたい僕にはぴったりでした。

コロナの問題が解決したら音楽活動してみたいと思います。コロナ明けの楽しみが増えました。

以上でデイケアと地域生活支援センターの話は終わります。病院のデイケアや地域生活支援センターは施設によってプログラムやルールは変わります。僕の体験談が全てではないです。

ホッとできる居場所が欲しい人はぜひ利用してみてください。一人で過ごしてばかりだと気が滅入ります。障害の悩みを話せる仲間ができると楽しく過ごせます。

もちろん人間関係の悩みが出るかもしれませんが職員さんが助けてくれるはずなので安心してください。以上で終わります。

『実は僕、統合失調症なんです!』は書籍化を目標に書いています。まだまだ統合失調症は偏見があり、僕含め知人に統合失調症を告白しづらいのが現状です。気楽に「実は僕(私)、統合失調症なんです!」と言える社会づくりを目指しています。

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