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エッセイ#ひねくれ者の独り言

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数年子なしの選択が出来ない件

数年子なしの選択が出来ない件

結婚して7年
私はずっと子のいる未来に夢をみては
定期的に諦める

不妊治療も途中で
本当にほしいのか分からなくなり
続かない

片道40分の病院
雨の日は洋服の裾が濡れて
電車は湿った匂いに気持ち悪くなる

病院につけば、診察まで40分待ち
5分間で診察、排卵日をみてもらう
そのお会計にまた15分はかかるのだ

それだけの待ち時間
私はこの努力が必要なのか
毎回思考を巡らせる

待ち合い室ではス

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夢をみさせたのは大人たちのせい。

夢をみさせたのは大人たちのせい。

大学を卒業したら、今までの我慢や勉強の努力は報われると思っていた。
大学生の私は二十歳を超えても、大人になった気がしなくて
社会人になったら、親の元を離れて、自分の責任で選んで、決めて
ようやく”大人”になれる気がした。

「就職活動をするにあたり、業界や職種を絞ると就活の本に書いてありますが、地元に残りたいと思っているなら、”ある求人”をかたっぱしから受けなさい。」

スーツ姿の中年の男性が、大

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女のカラダ

女のカラダ

子供を作らないと決めたら、毎月やってくる生理はただの敵である。

毎月やってくる生理は私を突きつけてくる。
「あんたは女なんだよ」
「まだ、あんたは妊娠出来るよ」
そんな脅迫をされているようだ。

いつになったら抜けられるのか。

始まったのは、小学6年生の正月だった。
普通の血と違う、茶色く、滑らかさのない血液は恐怖より不快感しかなかった。

毎月つきあわなきゃいけない
コントロールができない

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身内間のセクハラがなくなら無い限り、女性軽視は変わらないってこと。

身内間のセクハラがなくなら無い限り、女性軽視は変わらないってこと。

私が嫌いなことは「年下だから」という理由で

このこは考えてないだろう、
教育のため批判してもいいという前提で
決めつけられたり、監視をされること

もう一つは「女だから」といい、
進学や仕事の決め事に口をだされることだ

私は九州出身で、大学まで地元に育ち

周りに反対をされながら、就職時に上京をした。

「女だから、地元に残るべきだ」
「女のこが都会に行くのは危ない」

毎日のように親や近所の

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