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最近見た映画の雑感(総まとめ)

小説を投稿するにおいて、どうしても次の展開が切り出せなくなってしまった際に必ず足を運ぶのが映画館だ。そこで、気になる作品を見て今後のストーリーを構成する上において参考にしたりする。

勿論映画どろぼうはしていないから安心してほしい(笑)個人的に映画のストーリーのコマ回しを見た上で自分ならこういう展開で構築するなといった感じで自分の頭の中で印象に残ったシーンを追憶しながら、実際に非常に参考になったと思う場面において完全コピーではなく自分なりのストーリー展開を描いてストーリーを仕上げていく。

怪談においても同じことが言える。

起承転結がしっかりしなければ、というのは論文の重要なポイントだが、読み手が存在する小説や怪談においては要所要所のポイントが肝心でありポイントをいかに強調することが出来るかがキーである。

だからこそ、怖い本を読む、心霊スポットに行く、映画館で映画を見ることはわたしにとっては必要不可欠なものとなった。

そこで、最近に見た映画を個人的な雑感を交えながら話をしたいと思う。

※上映が終了している作品も含む

観るつもりはなかったのだが話題作という事もあったのでユナイテッドシネマ橿原で観てきた。

戦国時代、得意じゃない〜(´;ω;`)

人の名前を覚えるのが苦痛なわたし。
明智光秀が織田信長に謀反を起こしたのが本能寺の変だというのも分かるし、明智光秀が羽柴秀吉によってあっという間に天下を取られた三日天下も知っている、ただそれだけぐらいで実際の映画の内容はこれだけ多くの武将や忍者が暗躍しているのがビックリで、逆に人が多すぎな印象もあったが通信機器の無い時代だから、色々な人々による情報戦略が鍵を握っているのだなあと改めて知る。

首のレビューを見ていたら織田信長役の加瀬亮さんのぶっ飛んだ芝居に称賛する声が上がるが、いや〜個人的には荒木村重役の遠藤憲一さんが信長に刀饅頭っていって刀に饅頭が刺さったものだが、村重が信長に頂きますといって口を大きくほうばると同時に血がたらーと出てきて悶えるのだが、実際はこんなことはやってないと思われたが(苦笑)

饅頭ではなく餅だってさΣ(・∀・;)
いやてっきりブラックジョークかと、いや違う。
ウィキペディア大先生で調べたらマジかよ(;´Д`)

謀反を起こした荒木村重の家臣は家族も含め処刑されたこと、男色が武将の嗜みともされ信長含めて男色家であったということ等があげられる。何れにしろ史実を下に北野武監督らしいジョークを交えながらの本能寺の変は面白かった。

春の画 SHUNGA

春画が分からないので、どうしてR-18指定なのかと凄く気になったのでアップリンク京都で観てきた。

なるほど、そりゃR-18なわけだ(;´∀`)
エロ系の無修正が指定の理由だ。

当時は木版画で女性の陰部の陰毛においても繊細な技術で描かれていたのだと考えたら、改めて凄い技術だと感心してしまうが、男性の陰経の大きさ並びに行為を行っているときに興奮し血管が浮き上がる様子も絵画の内容を解説する男性も果たして実際にあるのかと首を傾げていたが、男性が描いたからこその男性の理想があるのかもしれない。

ストーリーゲーム

準備中ではなく開場は終わっているΣ(・∀・;)

怪談や都市伝説を新たな解釈でとあるが、怪談はあくまでもオマケの一部にしかすぎず、最終的には宇宙から落ちてきたという岩に魅せられた末に全員が異世界に行ってエンドという内容だが、ストーリーゲームというアプリでテーマにあわせた怖い話を披露するという割には、日本、緑の目、超常現象を組み合わせた怪談がトイレの花子さん、口裂け女、お菊さんというのは実際に伝わる内容を知っている方からしたら違うだろうとなるが、そこは無理繰り感が否めない。口裂け女の噺をした際に課題の一つの緑の目の要素は何処で?口裂け女が緑の目なのか?想像を膨らませるしかない。

ロスト・フライト

TOHOシネマズ橿原にて鑑賞。

これは最高過ぎる(⁠人⁠*⁠´⁠∀⁠`⁠)⁠。⁠*゚⁠+

トランス機長がカッコいい!!

用心棒としてまさかの殺人の罪で護送中の犯人ガスパールを選ぶってのが、何か起きた際に役立つと感じたトランス機長の勘は正しかったわけでこのガスパールが最後まで乗客を守るために不時着をしたフィリピンのホロ島に潜むゲリラとの死闘を繰り広げ、エンドでは飛行機の電源電圧が回復し離陸ができると分かりホロ島を離れ安全な場所へ移動をしようとした際にも乗り込まずにホロ島に残り戦い続けるのが展開としては予想外だった。

エクソシスト 信じる者

12月1日より上映の作品で一番楽しみにしていたのがエクソシスト信じる者だった。

映画.com様でも賛否両論ありましたが、故フリードキン監督の名作は越えられない壁だったという点は否めなかったと思いますが、映画の内容は悪魔に対する説明もなく、見殺しには出来ない正義感から教会からの承認を得ることもなくエクソシストになろうとした神父はあっという間に倒れてしまう(個人的な解釈だが経験不足が仇となったのかも)最後は心を一つにして憑依された娘たちが悪魔と戦い抜く事を信じた者が勝ち抜く、どっちを選ぶかとまんまと悪魔の罠にハマり娘を選んでしまったお父さんは助けたい気持ちが先走ったがために取り返しのつかないことになり、娘は帰らぬ人になってしまう。

つまりキリスト教に対する信仰心があれば助かるのではなく、信じる力の強さを証明する内容になっている。悪魔とは、そもそも人間に対し余計な知識を与えた罰として神の座から降格した堕天使をさすのだが(余談 戦争は悪魔のせいだという話もある)、元は神様なので当然ながら人の弱みも知られては困る秘密さえも知っている。だから、人の心を試そうとする、精神的に参り弱ってきたところを見逃さず追い討ちを仕掛けてくる。その点を理解しないと、この映画は難しいのかもしれない。

ナポレオン

改めてナポレオンが携わった戦いを知る。

ユナイテッドシネマ橿原にて鑑賞。

ナポレオンはどっちかといえば黒歴史しか知らんので(おい)、戦いで知っているとしたらトラファルガーの海戦とワーテルローの戦いってナポレオンが敗戦の戦ばっかりですが(おい)勝ち戦を知る事でナポレオンがいかに勝利を掴み、野心から皇帝に上り詰め更なる領土拡大のために躍起したことからも、果たしてナポレオンは悪魔になるのかとなると寧ろ欲望には勝てず更なる野望から戦を繰り広げたという印象を持った。ジョゼフィーヌに対する愛についてはストーリーの展開上美化するためのフィクションかと思う。史実に基づく点もあるかと思うがジョゼフィーヌは恋多き女性だったので、彼女の愛人は映画の中に出てきた彼だけじゃないし、嫉妬に狂うナポレオンってのも寧ろナポレオンはジョゼフィーヌの浮気癖を分かっているから見逃した面のほうが大きいような気がするんだよなあ。

私がやりました

私がやりました。

売れない女優が裁判で証言した内容により改めて再評価され、スターとしての道を歩んでいくのだが彼女の成功を妬む大物が現れ、ついには彼女が犯したと認めた犯罪も、私がやりましたと新たな証言が出ては、結局は誰が犯人?でエンド。

結論、正直に罪を認めた者が勝者となるなら殺された被害者は殺されてもしょうがない、という感じではあったがそもそも判事の強い思い込みだったり、証拠が不十分であるにも関わらず立件しようとしている辺りからも、警察は大丈夫なのかと突っ込んでしまう。ここでしっかりとした捜査をしていたら、エンドの展開が難しくなるために、あえて警察の取調をゆるゆるにしたのだとしたら納得である。

ウォンカとチョコレート工場のはじまり

チャーリーとチョコレート工場は見なかったのにはじまりは観る(笑)

久しぶりに楽しいと思える映画だった。

チョコレートがハリー・ポッターのプロデューサーが贈るとあるように出てきたチョコレートが百味ビーンズみたいで本当にあったら面白いと思ったがそもそもチョコレートに使うミルクがキリンで、キリンのミルクが底を突きたから動物園まで行きミルクを取得するってのもね、警察の署長がチョコレートという名の賄賂に溺れブクブクと成長していくのはシュールで面白かったが、果たして子供に見せても良いのかと考えた際に真面目な話犯罪の要素もあるから、内容は楽しくハッピーだったがそこは大人として守るべくルールは守った事を前提にしないと結果ずる賢く勝ち抜いたほうが勝者となれば、そこはきちんとした教えが必要では?

映倫の評価はGとあるが個人的にはPG12だと思う。

ファミリー・ディナー

上映館が少ないのが惜しい(´;ω;`)

これは色々な方に見て頂きたいシュールなホラーだと思った。

イースターの休暇で自らの体型を気にして料理研究家の叔母の家でダイエットに励もうとするシミーに対し待っていたのがまさかの断食。空腹に我慢しながらシミーは断食を続けるのだが、ついに我慢できずにダイエットをやめたいと言う。

その際の叔母の豹変ぶりが、怖い怖い。

息子フィリップに対する異常なほどの愛着心もゾッとするが、イースターの日曜日に三人で囲んで食していた食べ物の正体を知った瞬間にまさかここで繋がるとは予想打にしない展開になり最終的には叔母から逃げ再婚相手のシュテファンと生き延びるという内容でのエンディングは予想だにしていなかったからこそ斬新で面白かった。

最後に。

伊良コーラ

アップリンク京都に行けば味わえる伊良コーラがコカ・コーラの味わいとは全く異なる伊良コーラ独自のスパイスがきいていて中々美味しかった。もしアップリンク京都で映画鑑賞の機会があれば是非注文して頂きたい。

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