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記事の中で映画、ゲーム、漫画などのネタバレが含まれているかもしれません。気になるかたは注意してお読みください。
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6月に観た映画の振り返り

6月に鑑賞してきた映画を振り返ろうと思う(*゚∀゚)

なお本文には作品のネタバレ要素があるため、映画未鑑賞の方は注意して頂きたい。 

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【①天安門、恋人たち】

フライヤーを撮影
拡大してみた
パンフレットを撮影
ばけたんWARASHIは何故か黄色点滅

正直(´ε`;)ウーン…

青春時代に恋愛してないからなあΣ(´∀`;)

個人的には懐かしいとはならず、というか青春時代は外国人の友が多かったから英語やらスペイン語やらフランス語の勉強したりして、愛とは無縁(笑)

主人公のユー・ホンは故郷に家族を残した状況で北京の大学へと進学するが、女子寮で知り合った別の部屋の同級生と親しくなり、彼女と彼女の恋人、そしてプレイボーイのチョウ・ウェイと運命の出会いがやってくる。本作ではユー・ホンがチョウ・ウェイと親しくなるまでを描き、やがて二人で過ごす時間が増えるにつれカップルになる。

鑑賞時に見逃したのだが、北京の大学に進学が決まり遠距離になるとわかった時点で恋人と別れていたという設定らしい(;´Д`)

そうか、だから大学に通い始めて恋人がいないことを誂われていたのかと後になって気づく。

友人との遊びをきっかけにチョウ・ウェイと熱いラブシーンを繰り広げるのだが、これは単純に愛に貪欲で寂しがり屋なユー・ホンの自由奔放な恋愛遍歴の結末とも言えるのだが天安門事件を機に2人の方向性が変わってしまったのは間違いない。

二人は事件後に破局してそれぞれの道へ、そしてお互い新しい恋を始める。

結論、復縁には至らない。

ユー・ホンがずっと心の片隅に置きながらも忘れないでいたチョウ・ウェイとガソリンスタンドで落ち合う形で再会を果たすと懐かしみ合いながらも既に既婚者となっていたユー・ホンがチョウ・ウェイとよりを戻すことはなく、かたやチョウ・ウェイは未練たらたらの状態でユー・ホンを想い居続けることになったのは果たしてハッピーエンドだろうか?

二人は再会を果たすも二度と会うことはなかった。

この字幕だけが若かりし二人の恋の終焉を見ているような気がした。

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【②アンダー・ユア・ベッド 韓国版】

フライヤーを撮影
拡大して撮影

日本版が申し訳ない。

全く観たことがないまま韓国版を観た。

あとは個人的な感想文。

学生時代印象が薄くまた友達の少なかった主人公が唯一自らの名前を呼んでくれただけで、存在意義を実感してくれたヒロインの彼女に愛を感じ、お礼の珈琲を彼女に奢った際に緊張のあまりに好意が伝えられないまま時は流れ、彼女は結婚してセレブ妻としての生活を営んでいた。

主人公のヒロインに対する異常な執着心も怖いのだが、暴力を振るい続ける彼女の夫も怖い。

しかし、もっと怖いのは主人公と彼女の夫が境遇が違えど、次男であり兄を快く思っていないことは互いの共通点だろうか。家制度を重んじる家系ならば兄は認められ、弟は蔑視する。こんな二人が一人の女性をめぐり最後は殴り合いになる。

彼女はもっと別の方法でSOSのシグナルを出す機会があった、それこそホテルに宿泊できるのならば、痣だらけの彼女を不思議に思わぬ不可思議。

DV夫も片目が失明したら医者としてはお後真っ暗だろうから、はっきり言ってざまあみろなエンディングだったのが悪いことした人間には罰が下るとも解釈できるのだが、はれて暴力から開放された彼女はどうするのだろうか。

主人公は逮捕されるが、主人公に愛を感じくっつくのか、或いは金のために夫との関係を続けるのか、色々な考察ができる内容だった。

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【③胸騒ぎ】

フライヤーを撮影
拡大して撮影

5月10日から上映された話題作を6月になってから鑑賞ができた(;゚∀゚)=3ハァハァ

やはり期待は裏切らず!

最後までハラハラ・ドキドキのスリラー感は見ていてたまんなかった。

くるか、くるかと見せかける恐怖演出も、お化け屋敷にいるかのようなまさかのドッキリも観ている方を飽きさせない演出は素晴らしいと思う。

そして、イタリア旅行で親しくなったオランダの家族の正体に愕然(゚A゚;)ゴクリ

安易に親しくなった間柄言えども信頼しすぎたら駄目だよということを教えてくれる。

とりわけ嘘をつくのはうまい印象。オランダ家族の父親が最初の紹介で話した国境なき医師団の医師として活動してるんだと語り信頼を得た状態で家に招待すると、そこでようやく医師ではなかったことを明らかにして仕事をしていないことを告げる。本当の正体が何なのかが凄く気になる。

訪れた家族の最後は夫妻だけが全裸になり石打ちの目に遭いながら亡くなる。

出てくる採石場のような土地の一帯がオランダ家族が所有権を持つ土地ならば管理を第三者に託していなければ最後まで遺体は発見されず通報されないわけだし、車も解体してもらえるようなところに売り出せば金になるなる証拠隠滅もできちゃう。

まず最初に親だけ殺め、子供の命だけは救うことで次に訪れるファミリーを騙す狙いがあるなら、現金になる物のみ盗んでお金にするのが目的だとしたら目撃者である子供には黙っておけということで舌を切り喋るのが困難な状態であたかも自分たちの子供のような印象をもたせる偽家族を装い新たな家族を我が家に招いたら前の家族の子供を用済みで殺す。

いやー考えれば考えるほどゾッとする。

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【④ナイトスイム】

フライヤーを撮影
拡大して撮影
パンフレットとWARASHI

映画を鑑賞するまでに書き込みの内容等参考にしながら鑑賞したのだが、続編ありが大前提のストーリー設定になっていることに気付いた。

テマガミ様の謎がミステリー。

そこは次回作の展開がどんな感じで今作の伏線を回収していくのか想像に任せるという印象だ。

そのあたりはナイトスイム・ビギニングでも、プールになるまでは聖泉だったとか、テマガミ様がもしその泉で崇められている神様であるとしたら神様の地を奪うことになるから、そりゃあ良くないことが起きるのは言うまでもない。

前住人のお母さんが出てくるがテマガミ様を熟知されているようで、寝たきりの息子を助けたいがために娘レベッカの命まで犠牲にするとは…。やはり何か知りながら利用したのなら、そのあたりも続編でしっかり伏線が回収されるだろう。

ラストのお母さんが溺れた息子を助けるシーンで冒頭のシーンで犠牲になったレベッカが幽霊になったとしても助けに行くシーンは感動的だった。

なんとか陸地へ引き上げ人工呼吸を試みるも息子は意識を取り戻せない状態。

そんな息子を見たお父さんはプールで溺れた息子を助けるべく自らの命と引き換えにプールへ行き行方不明になるというエンドは、願いを叶えるためには犠牲が生じてくるとも解釈できる内容。

最後まで何があったか伝えない不動産屋のおばさんも"心理的瑕疵案件"として告知するべきだが、そこは続編のことも考え、全てを語らない設定で過去に住人が事故に遭ったことや或いは行方不明になってしまったという事案があったことは認めただけに過ぎないため一部の伏線が回収されていない。真相を知りたかったら続編に期待というところだろうか。

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【⑤罪深き少年たち】

フライヤーを撮影
拡大して撮影
パンフレットとWARASHI

1999年2月6日に実際に発生したサムレナラスーパー事件を題材に冤罪で逮捕された3人の少年達の無罪を勝ち取るまでを描くストーリー。

事件が起きて5日後には犯人確保という異例の早さで事件は解決したようにも見えたが、翌年に犯人を知るという内容の匿名の電話が入ってくる。

真偽を確かめるべくファンは改めて捜査資料のデータベースを元に徹底的に検証をはじめていくのだが、ボロがポロポロと出てくる。最終的におかしいと気づき、メディアを使ってでも事件の闇を公にしようとした際にファンは島流しの憂き目に遭ってしまう。

そこから17年の月日が流れ、被害者の家族、そして釈放されたが人殺しというレッテルがいつまでも残り続ける少年達が改めて真犯人に告白させて無罪を勝ち取りたいということで一致し裁判へと発展していく。

裁判の結果、無罪を勝ち取り、少年達はやっと殺人犯のレッテルが剥がれ喜びを分かち合う。

警察の初動捜査のミスはあまりにもずさん。3人組の犯行であり土地勘もあるから地元の人間に違いないっていう思い込みから、地元の仲良し3人組を拘束し、暴力で貶め、犯人だと自白させる。

科学捜査云々より、警察の思い込みや十分な被害者からの聞き込みもしないまま、真犯人は野放しにしてしまった。その一方で自白しなかったために年月経てど自らの罪の過ちを思い悩みながらも家庭を持ち幸せに暮らしている。

最終的には、罪をようやく認めたが、時効済みの事案なだけに警察側は刑罰を受けることもなくお咎めなし。冤罪で捕まった3人の少年達の失われた時間は決して取り戻すことはできない。果たしてこんな世の中であって良いのだろうか?

警察も人間、人間が人間を指導する、間違いがあって当たり前。警察は神様じゃないからね。

間違いがあっても許容することが出来ない、組織で隠蔽"ないない"にして何事もなかったかのようにしてしまうというのは日本の警察も同じでは?

これは色々な方々に見てもらいたい作品だ。

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【⑥新・三茶のポルターガイスト】

フライヤーと角由紀子ワラシレモン
拡大して撮影
パンフレットを撮影
またしても黄色点滅が出た

ヤラセだどうこうよりあまりにも幽霊が生々しい。

今まで色々なタイプの幽霊を見たけど、あれだけ霊感がない方でも視える可視化出来る力を持つ、そのうえ鏡から水を吹き出す事もできる。

正体は幽霊かそれとも悪魔か。

超常現象というには壁の裏側までもしっかり見せるところは見せないとヤラセ疑惑は晴れない。

こっくりさんで現れた少年の霊のてっちゃんの疑問も疑問のままだ。

幽霊だと自信をもっていうには謎があまりにも多すぎる。内容は凄く良かったけどヨコザワ・プロダクションが繰り広げるフェイクドキュメンタリーのような、ちょっと幽霊が起こすアクションにしてはありえない事象が起きすぎる。

特にダンスシーンに現る"何か"はあまりにも人為的すぎる。あれが幽霊なら、サーモグラフィーで体温があるなんておかしいでしょ。角さんは物体のあると解釈されていたが、サーモグラフィーが赤く写るのは体温がある"何か"がいたわけだから、物質証拠のない幽霊なわけがなく、当然ながら人間がいた可能性が高くなってくる。

とりわけ象徴しているのがラストの定点カメラの映像が出てくるが、あれだけはっきりと着衣を映せる時点で最後のワンシーンは尚更おかしい。

カチモードの児玉さんが話す内容もよく分かる。

角さんは純粋に幽霊を知りたいって探究心は凄く伝わったけど見極めが必要だと改めて思う。

悪魔を召喚することが出来る儀式のスクエアも行われたが、はっきり言おう。悪魔の真の姿は神様だ、人の心を見極め、精神的・肉体的に弱っている弱者を狙い、あたかも幽霊によるポルターガイストだと見せかけ超常現象を引き起こし人の心を弄ぶことによりその人自身を試してくる。わかりやすく言い換えるなら挑発し挑戦してくるのが悪魔だ。

モザイクはあって◯だが、儀式の際に照明が揺れたシーンが悪魔だとしたら、その時点で悪魔は見抜いているのでは?そんな気がしてならなかった。

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【⑦オールド・フォックス 11歳の選択】

フライヤーとWARASHI
拡大して撮影
パンフレットとWARASHI
またしても黄色点滅が出た

11歳の息子に辛い思いを…と親の立場として考えながらみてしまったm(_ _;)m

自分が同じ年頃同じ立場なら言えたのだろうか?

11歳のリャオジェは大人でも判断が難しい事案に対し冷静にジャッジして成功者であり大家のシャから学ぶことはしっかり学び成功している。

同級生から誂われても言い返せる精神的な強さを持つようになったのも成長と云うべきだろう。

お父さんのようにはなりたくない。

反面教師のようなリャオジェは11歳ながらにして家の交渉を父親の代わりに行ったことで失敗を知り又同時に経験を沢山積み、父親以外の大人達と交流していくにつれ交渉術を学びそして社会人になったリャオジェはシャと同じ立場になっていた。

11歳の彼が決めた選択肢は非常に賢明だった。相当頭が賢いんだろうね。

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【⑧あんのこと】

フライヤーとWARASHI
拡大して撮影
アップリンク京都様ではパンフレット完売のため
後日別の映画館で購入したパンフレット

実話ベースの内容なだけに重い。とにかく重たく何も云えない。これは辛すぎる顛末。

ホステスの母親が酷すぎる!ちゃんと学校に通わせ義務教育を受けていたら、母親が娘を金のなる木としか思っていないからこうなる!娘をママって呼ぶ時点でおかしい!ってかちゃんと働けよ。

母親が娘のためにが微塵にも足の悪いおばあちゃんはあんのためにしてやれることは母親からの暴力を庇うことだけなのか、内職をするなり何か出来なかったのか。

いつも気にしてくれていたやさしい刑事が別の事件で逮捕され、希望を失った生前最期の彼女の姿は悲しい。彼女の唯一の癒やしは預かることになった子供の存在だろうか。

相談していたらまた違っていた…。

彼女は身近に相談する相手がいなかったため、社会的に孤立した環境で育ったために困れば誰かに相談することを知らず常に気に掛ける人がいたおかげで更生もできたのだろう。

そう考えたら悲しい現実に目を背けてはならないと改めて思った。

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【⑨ザ・ウォッチャーズ】

フライヤーを撮影
勿論撮影許可を頂いている
拡大して撮影
パンフレットとWARASHI

森で迷子になったミナは電波が全く届かなくなったうえに、車も故障してしまい途方に暮れていた。

誰かに助けてもらわねばから物語は改めてスタートする。エンドロールがまさかの展開でありがちなと見せかけての…には驚いた。

フェアリーが出てきた。人間と親しくなるに連れ子供を授かるようになった。

わかりやすくいうなら半妖?

フェアリーと関係を持っていたことをあからさまにしてほしくない人間の都合により閉じ込めらた結果人間を恨み、そして人間に対し憧れるようになる。

顛末が読めないから最後まで楽しく観れた。

ストーリーは何と言っても鳥が大活躍!

動物園に返す約束は?
もうあげるってことになったのか(汗)
完全にミナのペットじゃん。

ミナは森を脱出し何とか市街地へ戻るもお話はこれで終わりじゃない。

まさかのマデリンの正体に愕然。

マデリンは迷い込んだのではなくウォッチャーズの秘密をヒントに病死した妻を蘇生したモンスターだった。都会へ解き放ったと分かり、住所がわかるキアラの元へ急いで駆けつけ、ウォッチャーズと化したマデリンと対峙することになる。

本当に良い捻りが随所にあるため、ラストの結末は騙された。ストーリーの構成もネタの伏線の回収も凄く良く出来ている。

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【⑩クワイエット・プレイス DAY1】

フライヤーがモニターになっている
拡大して撮影
分り難いがワラシだよ
フラッグとWARASHI

有料パンフの販売はないため予め説明しておく。

今迄のクワイエット・プレイスのシリーズでは、音を立ててしまえばの内容が誇張されていて何が起きたかの説明がないまま恐怖を煽る演出になっていたが今作でやっと謎だった"何が起きたか"が説明された。

持病を抱える主人公サミラは突如やって来た"何か"の襲撃により平穏な日常が失われ介助猫と避難することになるがやがて避難先も襲撃されてしまう。

英国からやって来た青年エリックと出会い助け合いながら果たして生き残れるのか、ラストは必見!

最期の晩餐はピアノ演奏家だった父親の演奏が終わった後によく通っていたという思い出溢れるパッツィのピザを食べることだったが叶えられず、しかしながらも大好きなピザのために港とは反対方向にあるパッツィのある場所へ向かったのは死ぬ前にピザだけは食べたいということだったのだろう。

サミラの願いをエリックが叶えると自身の命が長くもたないと悟ったサミラが下した決断は介助猫の命だけは助けてあげてという選択肢が悲しかった。

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【⑪スリープ】

フライヤーを撮影
拡大して撮影
パンフレットとWARASHI達

寝ている時に突如"誰かが入ってきた"と話す夫ヒョンスに最初は寝言の一つかと思っていた妻で妊娠中のスジンだが、謎のセリフを機にヒョンスが睡眠時に不審な行動を取るようになっていく。

飼っているポメラニアンを冷蔵庫に入れて殺すシーンで病気?いやいや常軌を逸してるでしょ。

食用犬は確かに韓国の食文化としてあるが法律で禁止され食べられなくなったらしい。成る程その衝動でペットであってもというのは違うらしい。

結末がまさか過ぎて、説明がないと頭の整理がつかなくなるので説明しておく。

下の階に住むお爺さんがいた。よく上階の部屋から聞こえてくるというドタバタ音といった騒音に関してクレームを言ってきた。スジンをとても気に入っていた。死してもなおスジンへの気持ち変わらず夫ヒョンスの夢の中で現れ取り憑いた。

鬼神とかってワードが出るが要は日本でいう初七日が過ぎても昇天できず現れたことになる。だとしたら、スジンへの未練だろうか?

お爺さんの娘を犠牲にして、亡くなられたお爺さんの霊を自力で呼び出すなどしてかなりの荒療治だったが最後は追い出すことが出来たみたいだ。

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【⑫フィリップ】

モニター映えするように写るワラシ君
拡大して撮影
パンフレットとWARASHI達

物語はワルシャワのゲットーから始まる。

これからダンスが始まろうとした際に突如ナチスの銃撃により恋人サラ、家族、親戚を舞台上演中に殺されたユダヤ系ポーランド人の主人公フィリップ。

惨劇から2年後、フランクフルトに移住したフィリップはホテルのウェイターとしてプールで目にしたナチス関係者の未亡人をターゲットに娼婦として関係を持つようになっていく。それがフィリップのナチスに対する恨みを晴らす瞬間だった。

リザとの出会いを機に変わる姿が印象的だった。

本物の愛に芽生え偽物だった愛情もリザと関係を持つようになると自然と本来のフィリップに戻っていた。だから嘘をついていたことをリザならカミングアウトが出来たのかもしれない。

それが変わってしまったのが同僚で親友のピエールが理不尽な理由で銃撃されたことだろう。

娼婦になることがナチスに対する復讐ではなく、形にすることだと芽生えてしまったフィリップは最終的には銃を取りホテルのナチス関係者達が集うパーティー中に建物内のバルコニーから銃で身構えると複数名を撃つという惨劇を起こした後に、パリ行きの列車に乗りフランクフルトを離れる。

惨劇を起こす前にフィリップはリザの家に訪れリザに別れを告げる。フィリップがリザと別れたい理由を告げたときは明らかに嘘だというのは明明白白だったが、今度こそは復讐するんだと決めたフィリップの意志は固く揺るぎはなかった。

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【⑬ドライブアウェイ・ドールズ】

モニターとWARASHI
拡大して撮影
パンフレットとWARASHI

内容はアメリカらしいコメディー映画。

ジェラルミンケースの中身はまさか。
内容の殆どがピンク系m(_ _;)m

人生に行き詰まりを感じたガールフレンドと破局したばかりで自由奔放なジェイミーとジェイミーの友人で堅実すぎるマリアンがマリアンの故郷であるフロリダのタラハシーへ気分転換に旅行しようよ~ってところから車の手配も兼ねて配達の仕事を引き受けながらタラハシーへ。

最初は配達を依頼した車の中に見られては困る積荷が恐らく内容的に大麻か他の薬物か金にしたらデカい物が入っているから取り戻したいと思ったが、まさかの大人の玩具。

子供には見せられないね(笑)
そりゃ知られたら困る一物だΣ(´∀`;)

必死で取り戻そうとする抗争劇もレズの彼女達が行く先々でレズパーティーに参加し出会ったレズと出会い関係を持っていくのもまた自然と触れ合うことなのか。

ツッコミどころが多い作品だった。

大阪ステーションシティシネマ様での上映が今週の木曜日迄(7月4日)のラストウィークに入っているので気になっている方は今のうちにぜひ!

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【7月の個人的に推したい話題作】

幾つかあるのでまとめて紹介していく。

(7月5日より公開)
①フェラーリ
②先生の白い嘘
③THE MOON
④Shirley シャーリイ
⑤潜水艦コマンダンテ 誇り高き決断
⑥フンパヨン 呪物に隠れた闇
⑦温泉シャーク

(7月12日より公開)
①メイ・ディセンバー ゆれる真実
②密輸 1970
③ストレンジ・ウェイ・オブ・ライフ
④ある一生
⑤呪葬
⑥ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン
⑦クレオの夏休み

(7月19日より公開)
①フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン
②HOW TO HAVE SEX
③あのコはだぁれ?
④怪談晩餐
⑤怨泊 ONPAKU
⑥越境者たち
⑦墓泥棒と失われた女神

(7月26日より公開)
①ロイヤルホテル
②時々、私は考える
③このろくでもない世界で
④もしも徳川家康が総理大臣になったら
⑤お隣さんはヒトラー?
⑥流麻溝十五号
⑦ひどくくすんだ赤

納涼目的?

ホラー作品が目白押しだが、何と言ってもコリアンホラー、台湾ホラーに負けない魅力を発信できるかタイホラーのフンパヨンには注目したい!

因みにあのコはだぁれ?だが、清水崇が監督だが昨年上映されて大人気作品にもなったミンナのウタに登場するキャラクターのさなを変化させたような感じのバージョンな気がするm(_ _;)m

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