心霊スポット調査 浅野公園編
前回の記事では、浅野瀧不動明王での心霊検証をメインに紹介してきたが、今回は浅野公園で実施した心霊検証について振り返ろうと思う。
先ずは浅野瀧不動明王から浅野公園へ移動するまでの流れから撮影してきた写真と共に話していこう。
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お土産を頼まれていた私はお土産を買わねばならないというミッションを抱えているため、行こうとしていた神戸淡路鳴門自動車道のサービスエリアの営業時間が21時までということもあり、急いで撮影を切り上げなければならなかった。
そのために怪しいと思える場所は調べたつもりかもしれないが、噂の真偽には辿り着けていないのかもしれないことを予め話しておく。
噂の内容が果たしてどこで派生したのかがわからないため、私が浅野公園内を散策して云えることは何も無い。ただそれだけだ。霊がいそうな気配は園内ではあまり感じることなく、寧ろイノシシがいるのでは?という山の方からの静かなざわめき音が聞こえたのでこれ以上は関与したら襲われることは避けられないので山の方の散策は断念した。
もっと夜が深まれば違っていただろうか。
いや、イノシシが出没する以上はかちあって怪我だけは避けたいので、今後夜中に散策するならばイノシシ対策が必要になるのかもしれない。
それでは、何の収穫もないまま?と思われるがいや違う。噂の真偽に辿り着いたのでは?という場所を最後に話そうと思う。
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噂だと駐車スペースの近くにある公衆トイレで白い着物姿の女性がおいでと手招きをするとある。ひょっとしたらと思い、本来撮影する予定ではなかったが撮影してきた写真がある。
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施設は新しい。
水洗トイレなので、浅野瀧の近くある水すら通っていなさそうなトイレとは理由が違う。普通に何の抵抗もなく使えるトイレだった。トイレ内も綺麗に定期的に清掃している様子が伺えた。
ずっとトイレを我慢していたので、トイレに行きたくて電気を点けてから用を足し、手洗い場で手を洗ってから電気を消しトイレを去ろうとしたときだ。
ほんの僅かだが、私以外の何かの気配を感じた。
その瞬間にワラシが自動検知ポ~ン。
良くないやつだなあ!と話すと、気配を感じた何かは手洗い場に設けられている窓がある方向へ。ほんの僅かしか見ていなかったから、はっきりとは見ていないが、女性だったことは覚えている。噂のトイレはひょっとしたらと思いながら、トイレを後にして浅野公園脇の山道へと向かおうとしたときだ。
誰かトイレから睨んでいる。
気になるから振り返ると、般若のお面のようなのを被っているのかあるいは表情なのか間近でみたわけではないので何とも言えないが、立ち去ろうとする私を恨めしそうに見る白い着物姿の女性がいた。
噂はこのことかもしれないと思い、何かヒントに繋がるものがあるはずだと感じ浅野瀧不動明王へと向うことにしたが、仮にもし現れた女性が過去に自殺をされた方ならば生前の姿で現れるはずなので、白い着物=死装束はありえない。では、何者かとなるとそこはやはり現代以前の話が怪しいところだ。
浅野公園は歴史が古く万葉の時代から歌に詠われるほど、自然豊かでまた紅葉が朱く色付く季節になれば紅葉狩りで賑わいをみせる観光スポットだ。また桜も開花時期になれば公園内がピンク色で染まるのも魅力の一つだろう。
では、現れた女性は過去に自殺された方でもなければ、過去に歴史的な事件があったのかとなると、ネットサーフィンをしてみる限りでは見つからないので鍵を握るのは、古い時代からあっただろう休憩スペースの付近にある石碑だろうか。
字が薄くて読めなかった(;´д`)トホホ…
見えたとき怖いってより関われば厄介になるのは分かっていたのでもう一度トイレには戻らなかった。だが、トイレに入る前は何ら気配すらなかったのにトイレで用を足した後、手を洗うために手を洗った際に目覚めさせてはいけない御魂のスイッチが入ったのだろう。水に対し過敏に反応するあたりから水不足になっていた時代が関連するのかもしれない。
淡路島には沢山の溜池があるのは、年間を通しての降水量が少なく水を各地で貯えなければいけないためだ。そのために至る所に貯水池があるのだが、貯水池すら整備がされていなかったころは水を得る方法も難しかったと推察される。
女性の霊は水不足で困った時代に飢餓で亡くなられた可能性が高く、死んでも水がある場所を求め現れたのならば気の毒な幽霊を見たのかもしれない。
あくまでも、憶測に過ぎないので、参考程度に捉えていただきたい。因みに浅野公園にはイノシシ注意以外の張り紙はなく、過去に首吊り自殺が3〜4件あったという話もどこからのタレコミかは分からないが、自殺対策のいのちの電話の連絡先がない以上信憑性は乏しいといえるだろう。
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