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伝統的日系大手企業で働く価値とリスク

中堅大学出身者は学歴を理由に、トップティア外資系戦略コンサルティングファームへの転職を諦めていませんか?

中堅大学卒でも学歴スクリーニングを突破して、外資系戦略コンサルティングへ転職できるノウハウあります。

中堅大学卒でも6大学(東大、京大、早稲田、慶応、一橋、東工大)卒に負けない武器を準備するか、再現性は劣るもののお買い得な転職ルートを活用することで外資系戦略コンサルティングファームへの転職は可能です。

ただ、キャリアメイクにはご自身と同じようなバックグラウンドの方を参考にする必要があるということです。極めて優秀な成功者、例えば、6大学卒業後にマッキンゼーやゴールドマンサックスに新卒入社できてしまう方のキャリアメイクは、凡人のキャリアには応用することができません。

凡人代表の私が実体験に基づいたキャリアメイクの思考錯誤をノウハウ化することで、私と同じような境遇にある人へ活用して貰えればと考えて本Noteを作成しています。

【伝統的日系大手企業で働く価値とリスク編】では、コンサルティングファームへの転職ノウハウ開示に先駆けて、まず、伝統的な日系大手企業で働く価値とリスクを整理します。

目次

  1. はじめに

    • 想定する読者層

    • 筆者の略歴

    • 本記事を読むことで期待できる効果

  2. 伝統的な日系大手企業を選択する価値

    • ファーストキャリアは社会人にとっての学歴

    • 企業の社会的責任の名のもとに新卒者は育成して貰える存在

    • 日系大手企業は給料を貰いながら勉強できる学校

  3. 伝統的な日系大手企業で働き続けるリスク

    • 終身雇用はもはや幻想

    • 総合職の罠

    • 日系大手企業の給料は渋い

    • 日系大手企業勤務者の転職市場での価値

1.はじめに
■想定する読者層
年齢:大学生から社会人3年目程度まで
学歴:6大学(東大、京大、早稲田、慶応、一橋、東工大)+医学部&海外大学以外の出身者
仕事の希望:伝統的な大手日系企業、戦略コンサルティングファーム、総合コンサルティングファーム

■筆者の略歴
Fランから浪人を経て中堅大学卒業、その後、大手日系企業からキャリアをスタート。大学入試センター試験の英語は200点満点中123点(偏差値50)から英語を勉強して、米国MBAを取得。最難関の外資系戦略コンサルティングファーム及び外資系総合コンサルティングファームで10年超の勤務。外資系総合コンサルティングファームにおける元面接官

本記事を読むことで期待できる効果
伝統的な日系大手企業に所属するベネフィットに加えて、長期勤務することによるキャリア上のリスクも理解できる

2.伝統的な日系大手企業を選択する価値

■ファーストキャリアは社会人にとっての学歴
新卒者は労働市場で色が付いていないために、特定の業界や職種に縛られることなく自由に就職活動をすることができる。これは、人生で1回だけ許される特典、新卒カード、である
。大学卒業後、どこかの会社に就職してしまうと、その会社の業界や職種の色が付いてしまう。例えば、ある人が、〇〇不動産の営業職、からキャリアをスタートさせると、転職では、不動産業界あるいは営業職という2軸に縛られてしまう

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