2年目検診
昨日、手術から2年目の検診を受けてきました
毎年、この時期に再発や転移がないか
改めて詳しく検査することになっています
1年目は以前の病院
2年目は転院後の病院でということになります
2か所の病院で検診を受けてみてその違いに驚き
そのことを備忘録として書いておきたいと思います
【 1年目 】
・血液検査
・CT検査
・マンモグラフィー検査
・エコー検査（単純X線検査）
【 2年目 】
・血液検査
・マンモグラフィー検査
・エコー検査（単純X線検査）×２
とこんな感じ
大きな違いはCTをやるか、やらないか
臓器への転移の発見はCTがある方が発見は早いのかな？
転院の際、CTを撮った（つい最近）ので今回なかったのか
ちょっと分かりません
ただ、実際に受けてみて感じたことを正直に書くと
今回受けた2年目の検査の方が満足感？がありました
表現は難しいですが、『しっかり診てもらえたな』とより感じたと
いうことです
血液検査は想像通りどちらも変わりません
違いはというと、わたしの血管が抗がん剤後ようやく
回復してきたと感じられたこと
抗がん剤で血管そのものが焼けただれたり、細くなったり、
血管痛を引き起こして両腕の太い血管のほとんどが
採決不可能な状況になっていました
血液検査の度にギューっときつく腕を縛ったり
叩いたり、腕の血管という血管をくまなく観察して
少しでも状態の良さそうなところから試していました
それでもなかなか勢いよく血液が出て来ず
途中で針をひいたり、刺して動かしてみたり
血管を替えたり・・・
採血は一苦労でした
それが今回は細いながらにもスムーズに血液が流れ出し
あっという間に終えました
たかが、採決
それだけでも小躍りしたくなる悦びでした
そういえば、肘も真っすぐに伸ばし切れなくなってた・・とか
いつの間にか良くなっていたことに気付きました
血管の損傷は時間が経つにつれ、回復してくることが分かりました
次にしたのがエコー検査（単純X線検査）
以前は主治医によるものだけだったのが
今回は放射線技師？さんによるエコー検査がありました
その範囲は広く え？そこまで診るの？？そこも！？
なんて心の中で独り言が止まらないほど丁寧に時間かけてくれました
わたし自身が気になっている部分も入念に繰り返し
色んな角度から観察してくれました
続いてマンモグラフィー（健側）
以前の病院とは機器そのものが違ってました
乳腺という乳腺をとにかく全部撮ろう！という意気込みが凄かった(〃ﾉωﾉ)♡
どこまでぇぇぇ！？というくらい引っ張られ
挟まれ笑 撮影
放射線技師さんが気になるところを
発見してくれ
そこをさらに拡大して撮り直しましょう！と角度を変え撮影
＞『乳腺は鎖骨の辺りにまである』と言われているので出来る限りそこまで全部、撮りたいです
と言われ、なるほど🤔と納得して思い切り、挟まれてきました笑
わたしの乳腺は高濃度とまではいかないものの
やや密度の高い乳腺だそう
だから気になるところが鮮明に映りにくい
隠れている可能性があるとの解説を画像を観ながら説明してもらえました
ここで感じていたのが
エコー検査やマンモグラフィー検査でこれまで撮影してくれる放射線技師さんと
こんなに話したことなかったな・・でした
検査結果を主治医から訊くのが当たり前だと思い込んでいた
病院によってこんなにも違うのかと
ひとつひとつの検査をする度に思った
そもそも気になっている場所を初めに尋ねてくれ
そこを詳しく診ましょう！という姿勢に安堵感が溢れた
風邪やすぐに治るような病気と違って
患者自身が現状を理解するのが難しい がん
診てくれる全ての科がチームになって
ちゃんと診てるよ！
って感じ取れる環境は何物にも代えがたい安心感
医者からすれば、頓珍漢な質問もしっかり
受け止めて理解出来るように説明してくれる
そういう環境が当たり前であればいいのにな
ここに来てよかった・・としみじみ
と、話が大きく逸れてしまった…
検査の後、主治医による診断
検査結果を教えてもらい
また、主治医によるエコー検査があった
マンモで気になる と指摘された場所を
もう一度、エコーで検査して
『大丈夫でしょう』と
痛みの自覚がある場所なので
不安は拭いきれない
けれど現状は要治療レベルではないとのこと
これで前回のCTと合わせると3か所
要経過観察箇所があるということが分かった
結果としては嬉しくない
でもまだ宣告される段階ではない
複雑な心境ではあるけれど
わたしの中にある要注意すべき要素があるということを
主治医ともしっかり共有できたこと
これがまず大きな収穫だった
それと脱毛問題を相談してみた
フェイスラインと頭頂部が抗がん剤以降なかなか生えそろわない
毎日、抜ける量も多いということは
ホルモン療法を受けている以上は避けて通れないとした上で
院内の他の科を紹介してもらえた☺
（ただ今、受診中）
効果の程は余り期待できないが試してみよう！とのこと
そういうのもうれしい
何にもできない と言われるより
全然いい
これまでの何も質問できなかった環境ではなく
何でも言える環境になった
精神的な面で大きく救われている
病院を変える
患者にとって勇気がいるし、不安なことだけど
わたしにとっては大きな転換になった
乳がんという事実から逃れることは出来ない
でも不安や恐れ、悩みは環境により軽減できる
それを味わうことが出来た
なんでも1歩踏み出すって大事なんだね
後は日々生活を整え、自己免疫を上げることを
もう一回、しっかり改めよう
長文になりましたが
最後まで読んで頂きありがとうございます
10月はピンクリボン啓発月間
乳がんのリスク
乳がんのリスク
１、遺伝 親子・姉妹に乳がん、卵巣がんの罹患者がいないか
２、出産経験がない
３、初産が３０歳以上または若い歳で出産
４、出産回数が少ない
５、授乳したことがない、または、授乳期間が短い
６、初潮が早かった、閉経が遅い
生活習慣のリスク
１、タバコ
２、お酒
３、乳製品の過剰摂取
４、脂っこい食事
５、運動不足
６、夜型の生活
７、肥満
８、糖尿病
９、ホルモン補充療法
当てはまるものが多い人ほど生活習慣を見直し、充分に気を付けて下さい
『がん』はただ怯えるのではなく、正しく理解し、知識を付けることで
防ぐことができる病です
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