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海外旅行って本当に楽しい

 海外旅行。行きたいですねえ。自分が初めて海外に行ったのは19歳のとき。兄弟が文学部フランス文学科だったこともあり、そのつてで2週間ほどフランスに行きました。それからというもの海外の世界に足を踏み入れることにものすごい興味を持ち、アルバイトでお金をためては、夏休み、春休みの長期休みに海外に出掛ける。大学時代はひたすらそんなことを繰り返していました。たぶん10カ国以上行きました。いまこのご時世、気軽に海外に出掛けられないことは、やはり少し息苦しさを感じますし、また本来そのチャンス(時間)を持っている大学生が、それを実現できないことは気の毒で仕方がありません。。今回は、そんな海外旅行の中でいくつか印象に残っているものをピックアップして紹介したいと思います。

①フランス

 フランスということだけでなく、冒頭でも書きましたが、初めての海外ということもあり一番印象深いものでした。フランス(海外)に行って感じたのは、すごくありきたりな言葉ですが、「世界は広いな」ということです。今まで日本の一部の地域、コミュニティーしか知らない人間にとって、言葉も人種も土地も文化も違う光景を目にすると、何かこれまでの自分の器の小ささを思い知らされたような気分で、そしてシンプルに自分の知らない世界を知ることが楽しいと感じました。当たり前ですが、お店の店員もホームステイ先のご近所さんも道路工事のおっちゃんもみんな外国人であることに驚いていました。サッカー観戦もボルドーのワインも教会もルーヴル美術館もエッフェル塔やシャンゼリゼ通りも良かったですが、何よりフランスでぶったまげたのは、街ゆく女性がみんなめちゃめちゃ美人であること(笑)すれ違う女性3人に一人はモデルやってんのかというレベルの高さに驚いたのを覚えています(笑)さすがはパリコレの国、恐るべし・・・アングレーム、ボルドー、パリ、2週間でフランス国内3都市を回りましたが、初めての海外であった自分にとっては大冒険の旅でした。


②オーストラリア

 オーストラリアでは、シドニーとシドニーから車で1時間半くらいのところにあるゴスフォードという街へ行きました。2箇所しか行っていない自分が言うのもあれですが、オーストラリアを一言で言うと「大地自然の国」です。オペラハウスやハーバードブリッジも行きましたが、それ以上に大自然に圧倒されたのを覚えています。ブルーマウンテン国立公園はじめ、動物園で見たワニやヘビ、カメたちは、ぶったまげるくらいめちゃめちゃ大きくて、自然や生き物の壮大さを感じました。国立公園にはそこらじゅうにカンガルーがいましたが、結構凶暴で怖かったです・・・(笑)あと動物園では、念願のコアラとツーショット写真を撮ることが出来ましたが、奴はずーーーーと寝てました。カンガルーもコアラもテレビで見る限りかわいい印象ですが、実際に目の前にするとかわいいというより、ちょっと怖かったです。。たまたま日本にオーストリア人の知り合いがいて、そのご兄弟の家族がゴスフォードにいるということで、そちらにもお邪魔しました。小学生くらいのお子さんが3人、一緒に海に出掛けたり、ツーリングしたり、ボードに乗ったり、本当に心温まる休日という感じでした。最後、そのお子さんからプレゼントしてもらったコアラのぬいぐるみはいまも大事に家にあります。ぬいぐるみはかわいいんだけどなー・・・(笑)そんな大自然と家族のあたたかさを感じた初南半球の旅でした。。


③アメリカ

 大国アメリカにも行ってまいりました。シカゴとニューヨーク、それぞれに親戚が住んでいるので、アメリカ旅行ではありますが、久しぶりの親戚に会いに行くという感じでした。それでもやっぱりアメリカを感じることはたくさんありました。まずは着いた初日に行ったレストラン、注文したミートソーススパゲティの量がえげつなかったです。ソフトボールくらいの大きさのミートボールが真ん中にドーンとあり麺の量も本当にボリューミーでした。聞いたら、余った分はお店の人に容器をもらって持ち帰るのが割と普通だそうです。良かった。出てきた瞬間、絶対これは食べきれんわと思っていましたので・・・あとは長蛇の列ですね、自分は結構短気なのか日本でも、レジやカウンター、ATMなどで操作している人ひとりの時間が長くて列が長引くのにイライラしてしまうのですが、アメリカは日本の比じゃないレベルでした。それでもあまり列に並ぶ人たちがイライラしていない様子なので、やっぱ日本人てせっかちなのかなと思ったりしたのを覚えています。メジャーリーグサッカー、セントラルパーク、ワールドトレードセンター、国連、タイムズスクエア、ミュージカル、Dave & Buster(ゲームセンターみたいなものです)どれもこれも本当にスケールが大きく魅力的でした!!


④オランダ

 10カ国くらい行ったと言いましたが、実はそのどれもが現地の知り合いにお世話になるか、友だちとの旅行かサッカーの遠征か、誰かと一緒に行くものでした。ただこのオランダは完全個人旅行ということもあり、少し緊張感もある旅ではありました。行きたい国、行ってみたい場所、それは山ほどあるのですが、予算や時間の関係上、オランダを選びました。それは僕の大好きなサッカー選手、小野伸二選手が在籍していたフェイエノールトがあるため、小野伸二選手がどんな国で生活していたのかなというのを知りたいと思っていたからです。風車やサイクリング、チューリップやゴッホの絵画など一見のどかな一面のあるオランダですが、フェイエノールトスタジアムへ試合を観に行くと、やはりヨーロッパサッカーの雰囲気は全然違うなと感じました。フランスもそうでしたが、サポーターのクラブへの愛(駅からの道中は合唱だらけでした)、何よりサッカーもワンプレーワンプレーのパワーやスピード、選手たちの気迫は2階席からでも十分に感じれるものでした。(ヨーロッパでこうなんやから、南米ってもっとすごいんやろなと思います・・・)試合チケットの購入方法が分からず、現地のスポーツショップの店員にあれこれ色々聞いて教えてもらったのは良い思い出です。(笑)


 

 社会人になってからは、忙しさとコロナで一度も海外には行けておらず、いつの間にか人生初めて作ったパスポートも期限切れ・・・あの頃(ゆうて4、5年前の話ですが)次はどこに行こう、どれくらいのお金貯めようと、思考を巡らせていたことを思い出すと少し寂しい気持ちにもなります。最近は海外旅行しようなんて全然頭にもなかったので、コロナが落ち着いて、またいろいろと出掛けることができるようになった時に、あの頃のフットワークの軽さを忘れずにと、少し思い出して綴ってみました。海外旅行についてある本にこう書かれていました。

もちろん、海外で活躍することが全てではない。しかし日本を飛び出し、世界の中で自分がどういう立ち位置にいるのかを把握することはすごく意義のあることだと思う。それがたとえ苦い経験になったとしてもだ。逆に、海外に出て「やはり日本が良い」という判断に至り、日本に戻ってくることもそれで良いと思う。なぜならそれは外を知ったうえで判断した答えなのだから。

よし、やっぱりフットワークの軽さは忘れずにガンガン行動していきたいと思う。どうしても、いまひとつ閉塞感から抜け出せない近頃ではありますが、「New Normal」に自分も順応して、また自由に海外に行き来が出来る日を待ち望みたいと思います!変わらず手洗い、うがい徹底していきます!

 

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