真っ白から、真夜中へ
こんばんは。
最近はまた暑い日々が続きますね。
体調には気を付けてお過ごしください。
今日は思うがままの文章で書いてみようと思います。
あった出来事、思った感情をそのままに。
✿
仕事でお客様に怒鳴られてしまった。
驚きで、頭が真っ白になった。
時間が経ってやっと、
少しのショックの感情が生まれた。
先輩方に励ましの言葉をもらうも、
そこまで実感のない私は
先輩方の優しさに対して感動の気持ちが沸いた。
終業時刻を迎え、帰り道。
今の季節はまだ明るいはずの空も
今日は天気が悪いせいか、もう暗い。
ここでやっと、一気に、
悲しみの感情が現れた。
暗闇が悲しみの感情を呼んだのか。
でもそれでもまだ、
悲しみでいっぱいというわけではなかった。
泣き虫の私だが、涙は出なかった。
✿
怒鳴られたことが悲しいのか。
急な罵声を浴びたことに驚いたのか。
自分は間違っていないのに怒鳴られ
理不尽だったから悔しいのか。
なぜ悲しくなるのかわからなかった。
落ち着いてその時を振り返ると、
その人は徐々に気持ちがエスカレートしていって、
日々のストレスや悲しみをこちらにぶつけている様な
気がした。
そこだった。わたしが涙が出る理由は。
✿
その人に悲しみやストレスがあるように、
誰にだってストレスや悲しみがある。私にも。
私は
自分が暗い気持ちになったとき、
周りの人の姿を見て
「私もここでへこたれずに頑張ろう」
って思うようにして、
自分で自分を、
時には無理矢理にでも
励まして生きているのに
友達とは楽しい話しかしたくないから
自分の小さな悩みや悲しみは
言わない、言えないことだってあるのに
その人は。
そんな気に入らない自分の部分を、
その人は改めて私に感じさせた。
✿
夜になっても頭の中で響くその人の声は、
気づけばBGMにしか聞こえなくなった。
時間はなんでも解決してくれる。
時に問題を軽くしてくれたり、偉大な存在だ。
時間は永遠じゃないからこそ、
時間のありがたさというものを
このタイミングで強く感じた。
日々目の前の問題に夢中になって
時間を忘れてしまっている、
時に無駄にしているときの自分が
これから現れるだろうから、
今のうちに時間を進めて伝えておきたいくらいに。
だけど残念ながら
時間は自由に行き来できない。
これからの未来でもしかしたら
できるようになるかもしれないけど、
行き来できないのがまた、
人生の楽しさなんだろうな。
✿
時間は遡れないけれど、
あの時の記憶や言葉は
心に深く刻まれている。
私は頭が真っ白になった時を
改めて思い返してみた。
あの人の言動で改めて感じた
自分のこと。
私はもっと、ゆるく生きていい。
無理して大丈夫と言わずに、
ときに誰かを頼って、その時はありがとうと心から感謝すること。
そして、
感情のままに、相手のことを思いやらずに
言葉を伝えないこと。
あの人は、
私に大切なことを学ばせてくれた。
人生って、こういうものよね。
部屋の電気を消して、
私はそっと目を閉じた。
暗く悲しい1日になるはずが、
眠りにつく頃には
また一歩成長した1日へと変わっていた。
✿
最後まで読んで下さってありがとうございました。
いつも温かい言葉をくれるみなさんに
愛を込めて。
belle.
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