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真っ白から、真夜中へ


こんばんは。

最近はまた暑い日々が続きますね。

体調には気を付けてお過ごしください。



今日は思うがままの文章で書いてみようと思います。

あった出来事、思った感情をそのままに。



仕事でお客様に怒鳴られてしまった。


驚きで、頭が真っ白になった。







時間が経ってやっと、
少しのショックの感情が生まれた。


先輩方に励ましの言葉をもらうも、
そこまで実感のない私は
先輩方の優しさに対して感動の気持ちが沸いた。







終業時刻を迎え、帰り道。

今の季節はまだ明るいはずの空も
今日は天気が悪いせいか、もう暗い。



ここでやっと、一気に、
悲しみの感情が現れた。



暗闇が悲しみの感情を呼んだのか。


でもそれでもまだ、
悲しみでいっぱいというわけではなかった。

泣き虫の私だが、涙は出なかった。








怒鳴られたことが悲しいのか。

急な罵声を浴びたことに驚いたのか。

自分は間違っていないのに怒鳴られ
理不尽だったから悔しいのか。

なぜ悲しくなるのかわからなかった。




落ち着いてその時を振り返ると、

その人は徐々に気持ちがエスカレートしていって、

日々のストレスや悲しみをこちらにぶつけている様な
気がした。



そこだった。わたしが涙が出る理由は。





その人に悲しみやストレスがあるように、
誰にだってストレスや悲しみがある。私にも。




私は
自分が暗い気持ちになったとき、
周りの人の姿を見て

「私もここでへこたれずに頑張ろう」

って思うようにして、
自分で自分を、
時には無理矢理にでも
励まして生きているのに


友達とは楽しい話しかしたくないから
自分の小さな悩みや悲しみは
言わない、言えないことだってあるのに



その人は。



そんな気に入らない自分の部分を、
その人は改めて私に感じさせた。





夜になっても頭の中で響くその人の声は、
気づけばBGMにしか聞こえなくなった。




時間はなんでも解決してくれる。
時に問題を軽くしてくれたり、偉大な存在だ。



時間は永遠じゃないからこそ、
時間のありがたさというものを
このタイミングで強く感じた。

日々目の前の問題に夢中になって
時間を忘れてしまっている、
時に無駄にしているときの自分が
これから現れるだろうから、
今のうちに時間を進めて伝えておきたいくらいに。


だけど残念ながら
時間は自由に行き来できない。



これからの未来でもしかしたら
できるようになるかもしれないけど、
行き来できないのがまた、
人生の楽しさなんだろうな。




時間は遡れないけれど、
あの時の記憶や言葉は
心に深く刻まれている。


私は頭が真っ白になった時を
改めて思い返してみた。


あの人の言動で改めて感じた
自分のこと。




私はもっと、ゆるく生きていい。

無理して大丈夫と言わずに、
ときに誰かを頼って、その時はありがとうと心から感謝すること。


そして、
感情のままに、相手のことを思いやらずに
言葉を伝えないこと。


あの人は、
私に大切なことを学ばせてくれた。





人生って、こういうものよね。


部屋の電気を消して、
私はそっと目を閉じた。



暗く悲しい1日になるはずが、
眠りにつく頃には
また一歩成長した1日へと変わっていた。



最後まで読んで下さってありがとうございました。


いつも温かい言葉をくれるみなさんに
愛を込めて。

belle.

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