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高校野球の監督になったら

 将来の夢の1つに高校野球に携わることがある。僕は教員免許を持ってないし、これから取得する可能性は限りなく低いので、監督になるのは難しが、コーチとしてなら関わることはできる。僕の今までの経験を踏まえて、もし高校野球に関わるならどんなチーム作りをしたいか、妄想してみたい。


甲子園を目指さない

 必ずしも甲子園を目指さなくていいし、全員が全員、甲子園に行きたいわけではない。純粋に野球が好きだから入部する選手がいれば、進学に有利かもしれないと思って入部する選手もいるだろう。しかも、どう考えたって甲子園は難しい学校が存在する。

 漫画のように弱小野球部から甲子園に行くのは素晴らしい。でも、現実はお金をかけた私立が圧倒的に有利で、進学校などはなかなか勝てない。だったら、選手にヒアリングをした上で、目標を立てたい。「3回勝てたら満足です」「あの高校にだけは負けたくない」。些細な目標でも全然良いと思う。


 僕は甲子園に行くような学校で野球をしていたが、心から甲子園に行きたいとは思わなかった。毎日生きるのに必死だったし、甲子園という存在はどこか他人事だった。だけど、高校野球はすごく楽しくて自分の財産となっている。こんな捉え方もあるから、甲子園は100%目指さなくてもいいという考え方を広げたい。



有給制度

 選手に有給を与える。月に1回。使わない場合は次月に持ち越し可。有効期間は3ヶ月。平日は1回分消化、土日祝は2回分消化するというルール。有給使用に理由は聞かない。体調不良の場合も有給を消化することにする。もちろん、有給とは別に平日は必ず1日OFFがある。


 有給制度は絶対やりたい。彼女とデートに行きたい選手がいれば、趣味のイベントに行きたい選手もいるだろう。野球が理由で人生の何かを犠牲にするのはいかがなものかなと。全部成立させたらいいんじゃないだろうか。休みがあれば、その休みまでになんとか頑張るし、スケジューリング能力も育つ。

 指導者だって休みたいはず。指導者が気軽に休めば選手だって休める。大学のサークルような気軽さを高校野球に取り入れたら面白いのに。



ルールを自分たちで決めさせる

 基本的には指導者がガチガチに管理をしたくない。選手で考えて行動できるようにしたい。もちろん、サポートはするし、ほったらかしにすることはないように。

 選手が動きやすいようにするためにはどんなルールが必要か、納得した高校野球生活を過ごすためにはどんなルールが必要か。選手に決めさせたい。自分たちで決めたルールである以上、守らないのはダサいから。指導者が決めたルールを押し付けるよりは断然守ると思う。



おわりに

 正直、まだまだ書ききれない。もっとやりたいことがあるが、止まらなそうなのでこの辺で。教育にはすごく関心があって、将来的には何かしらの形で関わろうと思う。

 「もしも自分が高校野球の監督をやったら」というテーマはすごく楽しいので、ぜひやってみてほしい。もしイメージができたら、コメントで共有してください。他の人の意見を聞いてみたいです。ではコメントお待ちしております。




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