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#不登校の親

【子育て】登校渋りシリーズ(番外編) 3歩進んで2歩下がる

【子育て】登校渋りシリーズ(番外編) 3歩進んで2歩下がる

前回の記事はコチラ ↑

このシリーズは最終回を迎えて、
完結したはずだったが、番外編をお送りする。

娘が登校渋りを卒業して3か月以上経ったが、
先月、ひどい風邪をひいて休みがちになってから、
また学校に行き渋るようになってしまった。

一度何日か休んで、
家の居心地のよさを再確認してからは、
また「学校ヤダな…」と言い出すようになり、
支度を拒否してゆっくりしていたり、
行かない日も何日かあっ

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【子育て】登校渋りシリーズ(No.8) 持つべきものは友?

【子育て】登校渋りシリーズ(No.8) 持つべきものは友?

前回の記事はコチラ ↑

登校渋りで年に数えるほどしか
定時登校しない娘が,
前回(No.7)では連続2日間,
遅刻をせずに登校できていた。
…が,結局それで終了し,また昼頃行ったり,
2時間目の終わり頃に行ったり…と,
その後は私が送って登校させていた。

しかしまた現在,今日で連続4日間,
遅刻をせずに登校できている。
なぜ4日もちゃんと登校できているかというと,
実は同じマンションに同い年の

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【子育て】登校渋りシリーズ(No.7) はじめよければ…

【子育て】登校渋りシリーズ(No.7) はじめよければ…

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あれから普通に娘の登校渋りは続き,
今週最初まで,給食の時間中に登校して,
午後の授業だけ受けて
帰ってくるような日もあった。

遅刻した日は教室まで送って行き,
先生に受け渡すのだが,
その時に保育園児や1年生みたいに抵抗し,
私の腕をつかみながら叫び,
先生に引き離されて毎回ドラマティックだ。
もう4年生だというのに…。

そして家では赤ちゃんみたいにあまえっ放し。

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【子育て】登校渋りシリーズ(No.6) イベントはいいとこ取り

【子育て】登校渋りシリーズ(No.6) イベントはいいとこ取り

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前回の後,結局新しい相談機関には行かず,
なんとか自力でやってきた。
ゴールデンウィーク明けは,
やはり大変だったが,
その日その日をなんとかやり過ごし,
今日まで来た,という感じ。

赤ちゃん返りは改善するどころか
段々ひどくなり,着替えを手伝うだけでなく,
時々食事を「食べさせて」とまで言うように。

学校の支度も何も一人ではやらないし,
いくらあまえさせて満足させて

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【子育て】登校渋りシリーズ(No.5) もう限界かも…

【子育て】登校渋りシリーズ(No.5) もう限界かも…

前回の記事はコチラ ↑

小学4年生の娘を毎日教室まで送っている。
以前は校門までで大丈夫だったのに,
悪化している。
「学校ヤダ」というのに,
本人が「行かない」を選ばないので,
親も大変な思いをしている。
行きたくないのに行くわけだから,
本人も葛藤がすごく,
最近は癇癪がひどくて手をつけられない。

送った後,仕事に行っていた頃は
自然に涙が流れてきて困ったが,
最近は家に帰って呆然としてい

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【子育て】登校渋りシリーズ(No.4) 親だけが学校に行って考えたこと

【子育て】登校渋りシリーズ(No.4) 親だけが学校に行って考えたこと

前回の記事はコチラ ↑

娘の苦手な休み明け,
月曜日の今日は学校に行けなかった。
なのに私は個人面談で学校へ。

2年生の担任でもあった新担任の先生と,
相変わらず登校渋り関連のことを話す。
デジャヴみたいだけど,
私が仕事を辞めたことだけが,変化した点。

「お母さん,ずーっと頑張ってますね。
 いつか終わりが来るから,
 一緒に頑張りましょう」
とおっしゃってくれた。
いつか…終わりが来

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【子育て】登校渋りシリーズ(No.3) 時間が逆戻りして,退行ばかりが進んでいく

【子育て】登校渋りシリーズ(No.3) 時間が逆戻りして,退行ばかりが進んでいく

登校渋りシリーズNo.2に,
「保育園時代からのツケが回ってきたと思って、
もう一度赤ちゃんに戻ったつもりで、
あまえさせて支えていこうと思う」と書いたが,
退行が進む…というと日本語が変か?
でもまさに時間がどんどん逆戻りしていく感じなのだ。

No.2はコチラ↓

もうずっと着替え等の世話もしている状態だが,
最近は更に,小さい子みたいに指をなめたり,
食事中でも,私が家事をしている時でも,

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【子育て】登校渋りシリーズ(No.2) もう一度赤ちゃんからやり直すつもりで…

【子育て】登校渋りシリーズ(No.2) もう一度赤ちゃんからやり直すつもりで…

前回の記事はコチラ ↑

娘は4月から小学4年生。
3年生のゴールデンウィーク明けから
登校渋りが悪化して、
遅刻しないで登校できたのは年間で1桁。
休んでしまった日も年間で1桁。
残りの日々はひたすら遅刻。

登校渋りだけでなく、そのほかの症状も出ている。
赤ちゃん返りと呼ばれる退行と、母子分離不安。
そして特に朝に出やすい感覚過敏の症状。

娘の場合、自分で着替えられるのに
「着替えさせて」

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【子育て】登校渋りシリーズ(No.1)  不登校の理由は,学校が嫌いという単純な理由だけではない

【子育て】登校渋りシリーズ(No.1) 不登校の理由は,学校が嫌いという単純な理由だけではない

小学生の娘がいる。
保育園1年目から登園渋りが断続的に続いていた。
でも小さい頃は,抱っこして
保育園に連れて行ってしまえば,
私が去る時は泣いても,
その後すぐに気持ちを切り替えて
楽しくやれていたみたいだし,
保育士さんたちにも恵まれていたので,
そんなに心配せずに通わせることができていた。

やがて小学生になり,
入学式の翌日からコロナ休校に突入した。
今まで一番長い休みだった保育園の夏休み

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