現金なんて必要なし!?カード社会のオーストラリアの支払い事情。
こんにちは、あきです。今回はカード社会のオーストラリアにおいて現金なんて必要ありません。というお話です。
オーストラリアはクレジットカードでの支払いがほぼ全ての店舗で可能です。
これから留学に行かれる方で日本から現金をどれくらい持っていけばいいか知りたい方に先に結論だけ言っておくと、
オーストラリアで住む家の家賃1ヶ月分だけ持っていけばいいです。金額にして5万円から6万円程度でしょうか。
基本的に財布の中に所持しておくべきは日本で現在使用中のクレジットカードとオーストラリアで作るデビットカードの二枚のカードで事足ります。
オーストラリアで仕事をする場合は開設は必須だと思いますが、仮に語学留学で仕事はしないと決めている場合でも口座の開設はしておくことをオススメします。
理由は後ほど説明しますが、ひとまずこの二枚のカードがあれば財布の中に現金を入れておく必要は基本的にありません。
なのでオーストラリアではなるべく現金を極力持ち歩かないことを推奨します。
それにより以下の利点があります。
• 財布がかさばらない。
• 金銭被害が出にくい。
• トラブルを事前回避できる。
本稿ではカード社会のオーストラリアの支払い事情と、現金を持ち歩かないことで得られる利点を3つ紹介していこうと思います。
1. カード社会のオーストラリア
オーストラリアは移民大国とも言われている多国籍な国で、世界の様々な国籍の方が暮らしています。
なのでそれぞれの国で使う現金は皆違うわけで、それらのお金をつかうには換金所でオーストラリア の現金に変える必要があります。
ですが、換金所はATMの様にどこにでもあるわけではありません。
ATMと違い、係りの人を置く必要がある為人件費もかかるので、市街地を離れるとかなり数が減ります。
そんな背景がある為か、オーストラリアではどのお店でもほぼクレジットカードによる支払いに対応しています。
クレジット払いならば自国の銀行の口座から請求額分のオーストラリアドルの引き落としがされるので、換金を行う手間もかかりません。
日本は未だに現金のみでの支払いのお店も地方ではまだまだありますが、オーストラリアはどれだけ田舎に行ってもクレジット払いが可能です。
少なくとも私はオーストラリアで現金のみしか取り扱わないお店は見たことはありません。
(シドニー、メルボルン、ブリスベン、ケアンズ、ゴールドコーストの5都市での見解です。)
こう言った点からオーストラリアで現金で支払いをしなくてはいけない状況というのはとても限られます。
強いていうなら家賃の支払い時でしょうか?
ホームステイの場合は渡航前に前払いしておく場合が多いですが、シェアハウスなどの家賃に関しては現金のみの場合があります。
その際に必要なのがオーストラリアの口座です。
基本的に日本のクレジットカードからオーストラリアの現金を引き出すことはできません。
なのでオーストラリアで口座を開設し、そこに日本の口座からお金を振り込むことでオーストラリアドルを引き出すことが可能です。
その振込みの際にオススメしたいのがTransfer wiseというサービスです。
これは他のサービスや日本の銀行機関から行うより、手続きも楽で手数料も安いです。
最初の登録に少し時間がかかりますが、ネットから送金可能な上に送金されるまでの時間も早いのが最大の魅力です。
またオーストラリアで就労する際も給料の振り込みや現金の預金にも使えるのでオーストラリアの口座は開設しておいたほうがいいです。
日本のクレジットカードとオーストラリア のデビットカード。
この二枚のカードがあれば、日本円もオーストラリアドルも財布に入れておく必要は基本的にありません。
2. 現金を持ち歩かない利点
次に現金を持ち歩かないことをオススメする理由ですが、最も大きいのが金銭被害の事前回避です。
オーストラリアは多国籍な国という背景だったり公用語が英語であったりする為、日本では予測できないことも起こり得ます。
例えば、物乞いに絡まれる。スリに遭う。英語で捲し立てられて意味がわからず不当な金銭を請求される。など。
オーストラリアは治安のいい国ではありますが、言葉の壁や文化の違いの壁など私たち日本人の想定の範囲を超えた状況に陥ることも考えうるわけです。
特に渡航の初期の段階では街の事情や英語を使うことに慣れていないのもあって、トラブルに巻き込まれる可能性は日本にいる時より高くなると思っておくべきです。
そい言ったことを想定した際に
財布の中に現金を入れておかないことで得られる利点が以下の3点です。
• 財布がかさばらない
• 金銭被害が出にくい
• トラブルを事前回避できる
一つずつ順番に見ていきます。
1. 財布がかさばらない
財布に限らず、かさばらない方がコンパクトに収納できるという点で便利です。
財布の中身が少なくて細い方がポケットや小さめのポーチにも収まりやすいので、荷物も軽装ですみます。
ミニマリスト的な考えを持っていた方がフットワークも軽くなるので、現金以外にも日本でしか使えないカード類など、オーストラリアで不必要なものは抜いておくことをオススメします。
また考え方次第では盗難の対策にもなります。
小銭や札がたくさん入った財布は外見からも判断しやすいので、不用意に誰かの目に止まる場所においていたりすると格好の的になります。
日本でも盗難の被害でよくあるのが、財布を他人の見える場所に置いたままで席を立った際におこるのですが、それでも被害数が比較的少ないのは日本人の国民性だと私は思っています。
なので間違ってもオーストラリアで同じ様なことはしない方がいいことは自明ですが、もしそうなった時にも財布にあからさまに現金が入ってなさそうな場合は標的にされづらいという点もあります。
2. 金銭被害が出にくい
クレジットカードやデビットカードは基本的に暗証番号がわからないと使えないですし、もし取れれても遠隔でカードの利用をできなくしたりすることが可能です。
なのでもし盗難などの被害にあった際も必要最低限のカードしか持ち歩かない様にしているとその被害を最小限に留めれます。
お金は誰かの手に渡ればまず間違いなく戻ってきませんが、カードは再発行できます。
まず、そうゆう被害に合わない様に日頃から心がけておくことに越したことはないのですが、海外での生活に慣れてくるとどんどん警戒を緩めてしまうものです。
仮にそれで被害にあったとしても現金を入れない様にしておくと金銭的な被害は最小限に止めることができます。
3. トラブルを事前回避できる
先ほど具体例であげた通り、オーストラリアでは日本では考え得れない状況に陥ることもあったりします。
• 物乞いに絡まれてお金をせがまれる。
• バーやクラブなどで相手からチップと要求される。
• 公的ではないサービスなどを受けた際に英語で捲し立てられて意味がわからず不当な金銭を請求される。
などです。
これらの被害も要はこちらが現金を持っていると仮定して近づいてくるパターンが多いです。
なのでそう言った絡みをされそうになった時は早い段階で現金を持っていないことを伝えておきましょう。
そうすることでこう言った被害や状況に陥ること自体を未然に回避できることもあります。
おわりに
いかがだったでしょうか?
オーストラリアはカード社会です。
基本的に現金で支払いをしなければいけない状況はほとんんどありません。
なので財布の中には日本のクレジットカードとオーストラリアのデビットカードの二枚を入れておけば大丈夫です。
海外ではトラブルに巻き込まれない様に普段から気を配ることも大切ですが、財布のなかに必要最低限しか入れておかないことも大きな対策になります。
• 財布がかさばらない
• 金銭被害が出にくい
• トラブルを事前回避できる
被害に遭ってからでは遅いので、これから留学に行かれる方は現金はなるべく持って行かない様にしましょう。また現在オーストラリアで生活されている方も極力財布に現金を入れておかない様にすることをオススメします。
オーストラリアでは現金を持っていなくて困ることはほぼありません。
今回の記事は現地でのお金の支払い事情についての内容でした。
留学の準備についての記事と留学の際の荷造りに関しての記事を下記にリンクしておきます。
それぞれ3500字程度の内容ですので、6分ほどで読めます。
よろしければ合わせてお読みください。
では また別の記事で
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