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「アルジェント研究会15周年記念大会」を8月17日に開催します

イタリアの映画監督ダリオ・アルジェントの作品を研究するために2004年に創設されたアルジェント研究会は2019年で15周年を迎えました。それを記念して2019年8月17日(土)に15周年記念大会を開催します。

今回の記念大会は、ダリオ・アルジェント監督作品『オペラ座・血の喝采』にオマージュを捧げる華麗なるオペラコンサートを皮切りに、アルジェントをめぐる作家・綾辻行人さんとのインタビュー映像上映、芸人・居島一平さんのシネ漫談〜ダリオ・アルジェント篇、合同会社是空主宰・プロデューサー鈴木淳一さん、映画監督・光武蔵人さん、脚本家・大久保智康さんら多彩なゲストによる対談、プログレッシブロックグループSynapse によるゴブリントリビュートビデオコンサート、メディアライター浅尾典彦さんを交えたパネルディスカッションといったバラエティに富む内容で構成されています。コアなファンから、ダリオ・アルジェントの世界に初めて触れる方々まで、それぞれが楽しめる内容になっています。二度と再現できないであろう奇跡の空間を参加者同士で共有しましょう。

▼日時

 2019年8月17日(土)  開場12:30、開演13:00 (16:30終了予定)

▼スケジュール

12:30 開場 / 受付開始
13:00 大会開始
16:30 大会終了

▼大会概要

・オープニング~オペラコンサート:『オペラ座/血の喝采』より
「オペラ座/血の喝采」(C.Simonetti)、「マクベス」(G.Verdi)、「蝶々夫人」(G.Puccini)を演奏・歌唱し、ダリオ・アルジェント監督の『オペラ座/血の喝采』の世界観を再現します。(ソプラノ・平井富司子、ピアニスト・吉川香里

・趣旨説明:インフルエンス・オブ・アルジェント~アルジェント研究会の15年アルジェント研究会代表・矢澤利弘

ビデオインタビュー:綾辻行人流ダリオ・アルジェント論作家・綾辻行人

居島一平のシネ漫談〜ダリオ・アルジェント編(お笑い芸人・居島一平

・対談:ストーリー構造の視点からみたダリオ・アルジェントの映画(脚本家・大久保智康

・プログレッシブロックグループSynapseビデオコンサートGoblinトリビュート(MC:Synapseベーシスト・清原裕一

・対談:『サスペリア』(4Kレストア版)などファン垂涎の映画配給やソフト商品はどのように生み出されるのか合同会社是空主宰・プロデューサー・鈴木淳一

・対談:映画監督からみたダリオ・アルジェントの映像テクニック映画監督・光武蔵人

パネルディスカッション:インフルエンス・オブ・アルジェント(上記ゲスト&浅尾典彦

(演題は一部変更の可能性があります)

▼会場

カメリアプラザカメリアホール (JR亀戸駅徒歩2分)
 (東京都江東区亀戸2丁目19−1)

▼出演者プロフィール(出演予定順)

平井富司子(ソプラノ)
武蔵野音楽大学声楽科卒業後、二期会オペラスタジオ37期にて学び渡伊、ローマのサンタチェチーリア音楽院大学院首席卒業、現在はローマと東京、関西を拠点としてヨーロッパ各地、日本で活動中。イタリア、トルコ、フランスの各大使館主催でリサイタル。トスカ、蝶々夫人など数多くのオペラに出演し、多くの指揮者、演出家より、ドラマティックな歌唱、表現力に高い評価を受けている。外国人では異例抜擢でイタリア海軍バンダオーケストラとローマ歌劇場、ヴェネチアのフェニーチャ歌劇場で共演。2016年1月15日上野・東京文化会館 小ホールにてリサイタルし、高い評価を受け、2018年パレスチナ・ガザでのコンサートは世界中のメディアから注目された。

吉川香里(ピアニスト)
洗足学園音楽大学付属音楽中学より同高等学校音楽科を経て同大学音楽学部ピアノ専攻卒業。 桐朋学園アンサンブルディプロマコース、ウィーン国立音楽大学にて学ぶ。 ピアノなどを室坂京子、北川正、中山靖子、S.ブーニン、M.クリストフ、H.ピュイグ=ロジェの各氏に師事。 現在、室内楽を中心に演歌からオペラまで弾きこなすピアニストとして活躍中。 シャンパンと戸越銀座とアルジェントを愛して止まない。

矢澤利弘(アルジェント研究会 代表)
県立広島大学教授、博士(学術)。1965年東京生まれ。2004年にアルジェント研究会を創設。07年に発表した『ダリオ・アルジェント 恐怖の幾何学』はイタリアの映画監督ダリオ・アルジェントに関する日本で初めての本格的研究書として注目を集める。ダリオ・アルジェントをはじめとする映画や映画祭に関する寄稿、論文多数。

居島一平(芸人)
1974年東京都出身。 早稲田大学在籍時に落語研究会で芸を磨き、後輩であるサンキュータツオを誘い「米粒写経」を結成する。 ソロ活動では、浴衣に軍帽とサングラスという服装でおこなう軍国漫談「大本営八俵」やニュース番組のキャスターとしても活躍中。 歴史、仏教、映画、イラストなど幅広い趣味を持つ。 

大久保智康(脚本家)
日本脚本家連盟会員。Vシネマに関わったのち、マッドハウス制作のアニメーションに参加。実写映画の脚本に『勝手にしやがれ!英雄計画』、『学校の怪談f』、『MIND GAME』、アニメーションの脚本に『ちっちゃな雪使いシュガー』、『ばくおん‼』、『僕の彼女がマジメ過ぎるしょびっちな件』などがある。

Synapse(プログレッシブロックバンド)
岸田整子: キーボード&フルート
清原裕一: ベース&ペダルシンセ
山本真也: ドラムス&パーカッション

当初は鍵盤トリオによる変則アレンジでのGoblinトリビュートとして2014年秋より都内ライブハウスで活動開始。2016年夏にベーシスト清原の大病にて約1年間活動停止。2017年夏の『鍵盤プログレサミットVol.4』でライブ復帰後はオリジナル楽曲中心にシフト。硬質で冷えた感覚のダーク&ヘヴィなサウンドを展開する。一方で、時折、陰りのあるトラッド風ナンバーも創作。

鈴木淳一(合同会社是空 主宰・プロデューサー)
2019年に創立10周年を迎えたパッケージソフト発売・配給会社合同会社是空のプロデューサー。創立以来手掛けたパッケージタイトル数は130タイトル以上。洋画カタログタイトルに関しては海外からリリースされた豪華版以上の商品作りを信条とし、日本独自の本編リマスタリング、特典制作も行っている。現在ファン待望の『サスペリア』4Kプロジェクトの公開、パッケージ発売、並びに『死霊のえじき』『悪魔の棲む家』他全11タイトルを9月から連続リリースする「リスペクト80’sコレクション」が待機中。


光武蔵人(映画監督)
1973年東京生まれ。日本映画監督協会会員。米国映画俳優協会会員。カリフォルニア芸術大学映画学科大学院卒業。映画監督・岡本喜八に師事。『モンスターズ』(04)で長編映画監督デビュー。主な監督作は『サムライ・アベンジャー/復讐剣盲狼』(09)、『女体銃 ガン・ウーマン/GUN WOMAN』(13)(第24回ゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞受賞、第55回日本映画監督協会新人賞ノミネート)、『KARATE KILL/カラテ・キル』(16)。

浅尾典彦(Fantastic Messenger 夢人塔(むじんとう)代表)
1962年大阪府出身。日本SF作家クラブ会員、メディアライター、 専門学校講師、映画ナビゲーター、俳優、作家、映像文化研究者、 ジャーナリスト、企画プランナーなど多面的な顔を持つ関西の文化人「龍宮之使」(2019)は、夢人塔映画4本目にして活動40周年記念作品。 8月に共著小説「クトゥルーはAIの夢を見るか?」、年内に「龍宮之使メイキング大全」 完成予定。

ビデオインタビュー
綾辻行人(作家)
1960年京都府生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院修了。’87年に『十角館の殺人』で作家デビュー。「新本格ムーヴメント」の嚆矢となる。’92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。「館」シリーズと呼ばれる一連の長編は現代本格ミステリを牽引する人気シリーズとなった。ほかに『どんどん橋、落ちた』『緋色の囁き』『殺人鬼』『霧越邸殺人事件』『眼球綺譚』『最後の記憶』『深泥丘奇談』『Another』などがある。

▼入場料

   前売:4,000円(販売期間:〜8/14)
   当日:5,000円(当日現金払い)
   全席自由 (整理番号順入場)

▼チケット

購入は以下のページからお願い致します。チケットの発券はpeatixのシステムを利用しています。

https://daf15th.peatix.com/


▼主催 
 アルジェント研究会15周年記念大会実行委員会

▼注意事項
・理由の如何を問わず、チケット購入後のキャンセルや変更はできません。よく検討後、ご購入ください。
・都合により、演題や演出などが変更・キャンセルになる場合がございます。その場合であってもチケットの払い戻しは致しかねます。

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