圧巻!新宿摩天楼に、桜の「滝」!
昨夜は、日々の不安なニュースをしばし忘れ、単純に日本の春を楽もうと、新宿に向かった。なんてことはない。TVの中継で見て、あまりに綺麗だったので行ってみたかったというミーハーな動機からだ。
西新宿の高層ビル街の真横に位置する「常圓寺」。お目当ての桜の大木は、その境内にあった。
語彙力が少なくて恥ずかしいが、「圧巻」という形容詞しか思い浮かばなかった、この見事な枝垂れ桜。後ろに聳え立つ高層ビル群とのコントラストが秀逸だ。
この寺の枝垂れ桜は、かつて小石川伝通院の桜、広尾光林寺の桜と共に「江戸三木」に数えられた名木で、現在の桜は昭和45年に植えられた三代目だと言う。
ということは、樹齢50年以上か。
よく、桜は樹齢が何十年だの、「日本の桜の名所がなくなる」などという話を聞き心配したことはあるが、結局どうなのか、調べもせず、知りもせず、毎年この時期になると、永遠にこの美しい姿を見ることができるものと思っていた。
ところで、桜の樹が若いのか老いているのか、つぼみのつき方で見極められる、ということを初めて知った。↓
そして、「ソメイヨシノ60年寿命説」についての記事もあった。管理の状況も寿命に影響するようだ。↓
勉強はさておき、夜桜を単純に堪能。
枝垂れ桜と、周囲に植えられたソメイヨシノも相まって、息を呑むゴージャスな風景を作り出している。
まるで、高層ビル街に「滝」が出現したようだ!
もう、豪快な滝が頭の上から降りかかってくるような・・・
しかし、こんなに美しいのなら、スマホじゃなくちゃんとしたカメラ持って来るんだった。撮り方次第で、もっと「幽玄」な感じに撮れたかも。
短い時間だけど、しばし絶景の中にいて、気持ちが少し楽になった気がする。
一本の桜を見に大勢の人が来て、写真を撮って、綺麗綺麗とニコニコして、春のひと時を楽しむ。なんて平和な。今年ほど、平和は有難いと思った花見はなかった。
ところで、この枝垂れ桜。
昨夜の感じでは、まだもう少し楽しめそうだ。
仕事帰りに駅に向かう途中に立ち寄った人が多いような印象。でも人の数は多くても、social distanceは十分確保できる程度だった。
ライトアップは花が楽しめる間、
21時までとのこと。
皆さんも、ぜひ!
あっ、最後に、ひさしぶりに、、、
英語・中国語「同時学習」!
「枝垂れ桜」は、何と言う?
英 weeping cherry tree
weepと言えば、滴る、また、泣くという意味があり、枝垂れ柳をweeping willowと言いますが、
ジャズの名曲に、"Willow, weep for me(柳よ、私のために泣いておくれ)"というのがありますね。
中国語は、どうでしょう。
以下のように、
枝垂樱(zhi1 chui2 ying1)と、日本語と同じように言うのもあるようですが、、
中国の友人はそう言ってもわからないみたいで、
垂柳樱(chui2 liu3 ying1)と言ってました。
シダレヤナギザクラ、という感じでしょうか!?
正直よく分かりません。
ご存じの方いれば、教えてください。
AJ 😀
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