3/4。3 なんかにゃ まけないぞ。
5:30起床。
天気は雨。
*
……。
……。
……。
「こっちよ、こっちよ」
ねえ、
ねえ、
ちょっと待って。
ちょっとばかし、疲れているんだから……。
……。
……。
……。
「こっちよ、こっちよ」
まったく、
君は元気だな。
今行くから、
もう少しだけ、待っててよ。
*
3日、3週間、もしくは3ヶ月……。3っていうのは、節目だ。僕にとっては、調子が良くなったり、悪くなったりする、そんな節目だ。……何がいいたいかといえば、本日は、職場復帰3日目。……なんだか、やたら調子が悪い。
今の仕事を始めて3ヶ月経ったときも、僕は体調を崩した。特に、何があったわけじゃないと思う。仕事を辞めたいとか、そういうのはなかったから。それでも、体調を崩すことがあるんだと、そのとき初めて知った。
……ううん。それを思い知ったのは、最近だ。つい最近まで、僕は休職しなければならないほど、具合を悪くしたんだから。
3ヶ月目のときは、頻繁に休んでしまうことはあっても、休職するまでには至らなかった。だから、それを乗り越えたときは、もう大丈夫だと思った。もう、頻繁に休んだりしなくて済む……。でも、現実はそう甘くはなかった。
2月は、今の職場で働き始めて6ヶ月目だった。6ヶ月。3ヶ月の2倍。まさか、3ヶ月目のときより、ひどくなるなんて、思わなかった。前の職場、もしくは前の前の職場ならともかく、今の職場には、特に不満があるわけじゃないのに。それは、3ヶ月経っても6ヶ月経っても同じだ。それでも、ああなってしまうのか……。僕は、自分を呪いたくなった。……呪うんじゃなくて、祝えたらいいのにね。なんて。
まあ、精神医学的云々から見れば、珍しいことじゃない。3の倍数の月日で体調を崩すのは。だから、主治医の先生も、ハローワークの担当さんも、「しょうがない」といってくれる。それは、どうにかしようと思って、どうにかなるものじゃない。何があったわけじゃないのなら、なおさら。だから、自分を呪わなくてもいいんだよ……。
僕は、考える。2週間働いていなかったこと。復帰早々、月始めの忙しさに右往左往していること。……はは。復帰後のリハビリとしては、きつすぎるな。まあ、しょうがないといえば、しょうがないんだけど。
本日は、職場復帰3日目。なんだか、やたら調子が悪い。……今までの僕なら、無理を押して仕事に行ったんだろうけど。せめて、午前中は暇をもらって、病院に行こうかな。そして、午後から出勤しようかな。
仕事も大切だけど、自分を大切にする方法も考えよう。それが、休職期間で学んだことの一つだと思うから。
*
「僕だけが、鳴いている」
これは、僕とドッペルさんの話。もしくは、何か(を生む/が死ぬ)話。
連載中。