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3/14。春の浮かれ方、ハウトゥー。

5:30起床。

天気は雨。





……。
……。
……。


「ねえ、ねえ」


どっち?
僕を、呼んでいるの?
君を、呼んでいるの?


……。
……。
……。


「ねえ、ねえ」


どっちでもいいか。
僕でも、君でも。


一緒に行こう。





あんまり寒くなくなったな、と思う。それも、そうか。もう、3月も中旬だからな。暦の上では、とっくに春だ。春らしい浮かれた気持ちには、なれないけど。


春といえば、出会いと別れですね。……といっても、社会人になった今は、特にそういうのは……。退職・異動・入職。この3つかな。……字面が固すぎて、春らしくないね。『春らしい』って何だ、と訊かれても困るけど。


出会いと別れ云々はさておいても、春っていうのは、ついつい浮ついてしまう季節だ。別に、何があるわけじゃないんだけどね。何でだろう……。寒くなくなって、あったかくなるから、かな。あったかい、っていうのは、それだけで力を持っているから。


春……。最初にいった通り、とてもじゃないけど、僕は浮かれた気持ちにはなれない。……まあ、無理に浮かれなくてもいいんだけどさ。でも、春っていうのは、短い季節なんだからさ。普段は、社会の渦にごぼごぼ沈んでいる僕も、水面まで上がりたくなるんだよ。


浮かれるためには、どうしたらいいのか。ハウトゥー。できれば、酒の力は借りずに。(そもそも、酒は飲めない。)


うんうん悩んだあげく、僕は一つの結論に辿りつく。まず休め、と。なぜなら、肩も首もひどく凝っている。こんなの、体に鉛を付けているようなもんだから。そんなもん付けていたら、どんなにもがいても、水面まで上がれないよ。


……そんな頓智みたいな解決策で、浮かれることができるのか、って? さあ、それは僕にもわからないけど……。まあ、何でもやってみるに越したことはないよ。体の悩みは、心の悩みに直結するっていうし。うん。


今年は、パートナーと結婚して、初めての春だ。定番だけど、花見がしたいな。うちの近くで、桜を見れるところ、あるかな。桜を見上げながら、屋台の焼きそばとか、すすりたいね。……あれ、ちょっと浮かれてきたかな?


そういえば今日は、スタバの新作を飲みに行きたいって、パートナーにいわれてたな。ふふ。今日の楽しみが、一つ増えたな。……なんだかんだで、浮かれてるな僕は。


そんなわけで、紳士淑女の皆さん。
春くらい、何も考えず、浮かれようぜ。





「僕だけが、鳴いている」

これは、僕とドッペルさんの話。もしくは、何か(を生む/が死ぬ)話。

連載中。


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