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11/26。間違って、いるかな。間違っていても、いいかな。

5:00起床。

天気は曇り。





……。
……。
……寒い。


凍えてしまう。このままでは、凍えてしまう……。


……。
……。
……凍えないためには、


どうしたら、いいんだろう?





明日は雨。明後日も雨。今日は……曇りのち晴れ? それにしては、ちょっと寒すぎやしないか? 


昨日は……いや、昨日も寒かったか。じゃあ、一昨日。一昨日は、暑すぎるくらいだったじゃないか。


今日も今日とて寒すぎるけど、曇りのち晴れってことは、これから暑くなるんだろうか。それはそれで、勘弁してくれよ。僕は今日、どんな格好でいればいいんだ?


なんだか、頭がぼんやりとしている。……いつものことじゃないか、って? まあ、そうかもしれない。でも、昨日はさっさと眠ったはずなんだけどな……。んん……あれかな。眠りの質が悪かったとか、そういうのかな。だって、寒かったもんね。寒くて寒くて、しょうがなかったもんね。


……あ。さっさと寝たっていうのは、もしかしたら嘘だったかもしれない。


「さっさと寝る」っていうのは、僕の中では22時までに寝ることなんだけど(昨日も、21時半には布団の中にいたんだけど。)、でも、なかなか寝付けなかったんだ。なぜなら、翌日のことが不安で不安でしょうがなかったから……とかじゃないよ。


丁度22時に、アルマカンがギターを弾き出したからだ。
(アルマカンっていうのは、うちのアパートの住人の1人で、よく夕方から夜にかけてギターを練習している、たぶん女の子。僕が勝手に名付けた。)


……うん。そう、22時。ギターを弾くには(しかも、壁の薄いアパートで)、遅すぎる時間だ。


僕とパートナーが住んでいる部屋と、アルマカンが住んでいる部屋は、結構離れているみたいだから、ギターをじゃんじゃか弾かれても、あれ? なんか聴こえる? 程度なんだけど、近隣の人にとっては、そうじゃないだろうに。これは、あんまりよくないよアルマカン……。


でも、僕はなんだか安心していた。近隣の人にとっては、迷惑になっているだろうその音に。


僕にとって、アルマカンのギターは、生活音の一部だから。生活音って、そこにあるだけで安心するから……。

それは、僕らの間違った生活とよく似てる。
――小鳥美術館「カセットテープ」より

間違って、いるかな。
間違っていても、いいかな。


そんなことを考えている内に、眠ってしまったみたい。


……あれ。
寒く、ない?
寒く、なくなっている。


これを打ち始めたときは、あれだけ寒い寒いといっていたのに。


ふふ。
これも、アルマカンのおかげかな。なんて。


でもこれからは、練習する時間には気を付けてね。じゃないと、君のギター、聴けなくなっちゃうから。


どうぞ、よしなに。

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