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12/13。どうしようもないことも、どうにも出来ないこともある。だからこそ、

4:48起床。

天気は曇り。





……。
……。
……あれ、


さっきまで、誰かいた気がする。
気がする……。気のせい、だったのかな。


……。
……。
……でも、


なんだか、身も心もあたたかい。
さっきまでいた、誰かさんのおかげなのかな。


もう少しだけ、眠っていよう。





息を、吸って、吐いて、吸って、吐いてみる。呼吸は、とても穏やかだ。昨日まで、大荒れしていたのが嘘のように。でも、そんなものだと思う。大丈夫な日があって、大丈夫じゃない日があって、人生は、そんなことのくり返しだ。僕の人生は、その振れ幅が極端に大きいんだけど。


昨日は、仕事を休んで、ハローワークに行った。新しい仕事を探すためじゃない。お世話になっている担当さん(臨床心理士)と、面談するためだ。面談といっても、堅苦しいものじゃなくて、まあ、ほとんど近況報告みたいなものだ。


僕は、特に理由も無いのに調子を崩している自分に、腹を立てていたんだと思う。でも、担当さんはいった。「そんな自分を、認めてあげたらいいんじゃないかな」。


僕が働き始めて、3ヶ月とちょっとが経った。担当さん曰く、3ヶ月、6ヶ月、1年……節目の時期には、調子が崩れやすくなるらしい。よくある話かもしれないけど、当事者である僕は、気付きもしなかった。


「××さんが働き始めたときから、コップに水が少しずつ溜まっているの。今の××さんは、コップから水が溢れている状態。だから、これはしょうがないことなんだよ」


しょうがないこと……。どうしようもないこと……。だからこそ、そんな自分を認めてあげること……。担当さんと話している内に、自分の頭の中にはびこっていた靄が、晴れていくのを感じた。面談が終わったとき、僕の表情は明るくなっていた。(担当さん曰く。面談が始まる前は、死にそうな顔をしていたらしい。)


今日は、仕事に行くと決めている。一昨日、病院から処方された、不安症状を緩和する薬を携えて。


自分だけの力では、どうしようもないことがある。だから、頼ることが大切なんだ。それが、人であれ、薬であれ。これは僕の問題だけど、僕一人で解決しようとしなくてもいいんだ。それを思うと、だいぶ気持ちが楽になった。


……うん、大丈夫。今日で、今週は終わりだし。頑張りすぎないことを、頑張ろう。

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