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1/26。始まり、始まり。

5:30起床。

天気は曇り。





……。
……。
……。


「く、く、く」


どうして?
どうして、笑っているの?
それとも、泣いているの?


……。
……。
……。


「く、く、く。秘密、だよ」


秘密。


笑っているのでも、泣いているのでも、ないとしたら、


それは、





書きあぐねている。いつも以上に、書きあぐねている。何を書こうと、思ってさ。……ううん、このいい方は、適切じゃないな。そうだね……。何から書こうと、思ってさ。……これがいいかな。


今日から、新しい試みを始める。(試みっていうのは、いつだって新しいけど。)「僕だけが、鳴いている」。有料連載だ。僕は初めて、大好きなもの書きで、お金を得ようとしている。


ちょっとだけ、緊張している。ちょっとだけ、ね。……いや、だいぶ、かな。……はは。自分のことなのに、よくわかんないや。でも、緊張しているのは、本当だよ。……と、打ったところで、PCが突然落ちたよ。何これ、怖い。……さっき、うっかり白湯をぶちまけちゃったからか。……ううん、でも、途中まで書いたものが消えなくてよかった。


ええと、何の話だったっけ……。ああ、そうだ。新しい試みのことだ。一週間前から、宣伝やら何やらをしてきて、さらに一週間前には、作品のブラッシュアップをして、さらにさらに一週間前には、マガジンのサムネイルが納品されて――。こうやって書き出してみると、僕にしてはちゃんと、色々やってきたんだな。スタートラインに立つまで、そのスタートラインを、丁寧に引いてきたんだ。


あとは、神のみぞ知る……ううん、読者のみぞ知る、かな。僕は、ずっと書きたかったことを書いて。連載にあたって、協力してくれた人がいて。そして、それは過去形じゃなくて。連載が始まって――物語が始まって、僕はこれから、その物語と歩いていくんだ。とても大変で、とても幸せだ。


この日記――「cider.」も、連載当初に比べると、ずいぶん様変わりした。それは、書きたかったものを書く以外に、読みやすくなるように、とか、毎日続けられるように、とか、一進一退してきたからだ。きっと、「僕だけが、鳴いている」も、そうだろう。なぜなら、物語は子どもだから。子どもは、成長するものだから。どんな風に成長するのか、楽しみだ。





有料連載「僕だけが、鳴いている」

これは、僕とドッペルさんの話。もしくは、何か(を生む/が死ぬ)話。

本日19時半、連載開始。


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