見出し画像

あのね、スウェーデンって

ai(ライター/通訳案内士)

今年は日本スウェーデン国交150周年!


素敵な友人に誘われて

日本弁護士連合会主催のシンポジウム

「普遍主義の国、スウェーデンに学ぶ」に行ってきました。


3年前、

初めてスウェーデンを訪れた時からずっと思ってたんです。

日本とのこの違いはなんだろうって。


当時わたしは大学3年生。

大学の課題やアルバイトに忙殺される毎日。

外交官に憧れてたし

在外大使館派遣員にもなりたかったけれど、

なり方がわからなかった。

自分の軸が見定めぬまま就活を間近に控え、

焦燥感だけが募っていました。


そんな時に、スウェーデン人の友人から言われたんです。

「なぜ焦っているの?」

衝撃でした。


Gap year と言うのでしょうか。

スウェーデンでは高校を卒業後、

一定期間ニートになることが普通です。


大学などの教育機関に進学するのか

はたまた

社会人として働き始めるのか


ライフステージという人生における大きな選択には

時間をかけて当然、という考え方が根本的に根付いています。


"新卒カード"が社会的地位を左右することになる日本とは

全く異なる社会制度があります。


市民が互いに負担する税により

教育や医療、介護、住宅手当など

多くの社会保障サービスが

全ての人々へ平等に

無料で提供されているスウェーデン。


本質にある考え方を、

日本弁護士連合会は「普遍主義」と定義されました。


民主主義と連帯の精神を育む教育に始まり

納税者である労働者の権利を手厚く保障。


受益と負担の関係は非常に透明性が高く、

住民との距離が近い、活発な地方自治も相まって

社会や周囲への信頼を体感できる環境が保障されています。



今日の移民政策には

スウェーデン政府も頭を悩ませているようですが


1928年、Per Albin Hanssonに提唱された

「スウェーデンがより“良い家”のようにならなければならない」

という概念

「国民の家」は

非常にsustainableなシステムであるように思います。


この素晴らしい社会政策が

日本に導入することが難しい理由としては


子育てや教育・介護・住宅が

「家族の責任」という社会で生きてきたことに加え


競争と協調性を同時に強いる教育制度において

能力主義・自己責任論が概念化し

同調圧力の被害者という位置付けになっていること


などが理由として挙げられました。


そのため日本では

「社会によって支えられてきた・育てられてきた」という感覚は

国民に無い。


日本弁護士連合会は

そのように仰いました。


確かに

日本のメディアでは

泥沼議論や政治家の汚職問題を嬉々として取り上げ

選挙率は先進国の中で最低ラインを維持し続けています。

年金だって将来もらえるかどうかすら

危ぶまれています。


"自分の身は自分で守らなくては"

そのような認識が

日本国民には強くあります。


先日、アメリカ人経営者にインタビューさせてもらっていた際

「日本人には "仕方が無い" attitudeがある」

とおっしゃっていたことが脳裏によぎりました。


母にそのことを話すと

「仕方が無いというか、受容してしまう。

与えられた環境を受け止め、そこで頑張ろうとする」

との返事が返ってきました。


日本人の協調性を重んじる控えめな態度は

長年美徳とされ

脚光をあびることもしばしばありますが

その文化による弊害も

やはり少なからず存在します。



「日本が普遍主義へ舵を切るためには」

日本弁護士連合会の方曰く

「ありのままでいることが認められる社会」へ

価値観が展開することだと

締めくくりました。


みなさんは、どう思いますか。


わたしは、強く同感しました。


今日、グローバル化が進む中で

働き方や生き方について見直される機会が多くなってきましたが

成功例はまだそれほど多くありません。


スウェーデンの

sustainableな社会を理想とする

私の自己理念

"ひとりひとりがアーティストとして、自分らしさを体現できる空間を整える"


息苦しさが少しでも和らぎ、

ありのままの個性が認められる社会の実現に向け

一歩ずつ歩んでいきたいと思います。


そのうち

スウェーデンと日本社会の違いについて理解を深めるワークショップなんかも

やれたらいいなと思います。


興味ある方、

私の理念に少しでも共感してくれた方、

連絡ください。

まってます。


アイ

この記事が気に入ったら、サポートをしてみませんか?
気軽にクリエイターの支援と、記事のオススメができます!
ai(ライター/通訳案内士)
「ひとりひとりがアーティストとして、自分らしさを体現できる空間を整える。」26歳。東京を拠点に、フリーランスのweb編集&通訳案内士として活動中。北欧ラバー、植物愛好家。生きること、愛することについて、感じたこと、考えたことを書いています。 #シティガールの憂鬱