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心にある人生の本

ピアサポーターは医者ではありません
だからぶ厚い医学書を苦労して読むとか
難しい試験はないです

もちろん書籍も講義もあります
なのでそこから知識を得る方はいらっしゃいます
私もピア関連の本を二冊持っています

ただ本当に大切なのは
自身の経験

私の場合では約20年、様々な症状、悩み、不安があります
ネットで思い当たる症状を検索すると説明が書かれています

でもそれは当事者の言葉ではない

苦しいとか、不安とか、そんな簡単な言葉で表現しきれない
そこを分かるのは経験した人達です

今働いている作業所では職員とお昼を食べるときに
利用者のここが分からない、などが話題にでると
「これは私の経験になりますが…」
といったように自身の経験とピア目線を交えて伝えます

・引きこもり
・不登校
・強迫性障害
・離人症状
・自傷行為
・障害があるということ

過去に苦しめられた症状が
今では大切な経験として役立っています
それが少しずつ職員にも伝わっていき

「私達は経験してないから分からないけど
 愛音さんは気持ちが分かるじゃないですか
 だから愛音さんがいると助かる」

こんな嬉しい言葉を聞けました

長いこと病気は全部マイナスにしかならない
そう決めつけてました
でもそんなことはない
私や周りが諦めずいたから
道が続いています

ピアサポーターには書店にある本ではなく
心にある人生の本がとても大切なんです
1人ひとり違った本で
それには全て本物の経験が記されていて
誰かと自分のためになる

今日はどんなことがページに記されていくのでしょうか?

命続く限り、この本はページを増やし続けます
そしていつか必ず理想とするピアサポーターになっていきたい

あなたの心にある人生の本には
なにが記されていますか?

*愛音*

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