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本音を奏でていこう

こんにちは、愛音です

ここしばらく私の心にある言葉が「本音」です
面談の際に上司に言われたり、
言われる前も私の本当の気持ちってなんだろう?と考えていました

本音とはどういったイメージでしょうね?
本当の気持ち、嘘じゃない気持ち、言うのに勇気のいる言葉、
考えたら他にも出てきそうですが
私の中ではもっと違う解釈が生まれたんです

本音、本当の音
そうです、気持ちではなく音と解釈しました
小さな体のどこに本当の音を置いていると思いますか?
この全身のどのあたりに住み着いているのか、
そしていつ、どんな場所で、どのような声色で、発するのでしょう?

私はギリギリのギリギリまで音を鳴らさないようにしていました
鳴った音は回収できないし、一度聞こえてしまったら取り消せない
本当の音を隠し続けると、やはり破裂します
自分を破裂させないために、人には口を動かす能力があります
口から本当の音を出せば隠していた苦しさから解放され
周りにいた人もその人、本来の音を知ります
それは意識的な時もあるし、無意識にする人もいるでしょう

本音はソロだと思いますか?それともオーケストラ?
私はソロだと思っていました
だって本音だから誰かと共感するのは難しいのでソロ、
だけどピアサポーターとして働いていた時に
本音はオーケストラになれる!そんな感覚を沢山感じました

自分だけの本当の音、まったく同じ音を探すのは至難でも
オーケストラみたいに一つに合わせることは可能なんです
それぞれソロパートもあったり、合わさるパートもあって
本物のオーケストラみたいに心を合わせれば本音も合わさる

その時、ピアサポーターはコンダクターになれると思いました
職場が障害福祉施設でしたからね
障害についての座談会で私はコンダクターを務めました
最初は見事にバラバラで、コンダクターもおろおろしたし、
でも回数を重ねるとみんなも本当の音を合わせるようになり
上手く話せるようになったんですよ

障害があることで本音を言いにくい、言わない人は多いでしょう
言ったら怒られる、こんなこと言っちゃいけない、
私はおかしいから本音なんて言えるわけない、
誰もこんな本音聞きたくないでしょ、
そんな諦め癖が少なからず私には見えていました
だからコンダクターとして接してました
何を言っても怒らないし、呆れないし、
なんならもっとすごい本音を私言えるけど?
そんな時もありました、ちょっと懐かしい

自分の本当の音を出すのは勇気と責任もある
だけどね、この世界に徹底的に否定される音って
それほど多くないと思うんだ
少なくとも私が知っている範囲では
徹底的に否定した音に出会ってない

本音を奏でるのも、本音を寝かすのも
それはあなた次第だけど…
その音を好きと言ってくれる人がきっといると思うよ

*愛音*

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