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エピソード#75 大切な方と最期の再会~酸素管理、ストレッチャーでの移動が必要な長距離搬送~


前日に決まった看護師添乗有りの酸素管理、ストレッチャーでの移動が必要な長距離搬送。
お互いに別々の病院に入院中で、コロナ禍の中で面会ができないまま、大切な方がご逝去され、病院から一時外出の許可をいただき、会いに行くお手伝いをさせていただきました。
 
依頼があったのはその前日の朝9:00。
酸素をしたまま、ストレッチャーに寝たままでの看護師添乗での長距離移動。
会社に常備してある酸素ボンベだけでは足りず、契約している酸素会社の方に相談し、対応していただけ、必要な本数の酸素ボンベも前日の昼に準備が整いました。
 
ストレッチャーに寝たままの状態で、葬儀場に移動し葬儀場のストレッチャーで安らかに休まれている会いたかった方と、悲しい、涙の再会。
現地には1時間ほどしかいられず、移動時間のほうが長かったですが、
「連れてきてもらえて良かった」と言っていただけた。
 
10:30〜18:30という長い時間がほとんどが移動のため、車内で、いかに安楽に、快適に過ごしていただけるか、五感を研ぎ澄ませながら私のデキる看護を提供させていただきました。
酸素ボンベの交換、酸素管理、身体をさする、触れる、安楽な体位、枕の位置、クッションの位置、掛物調整、オムツ交換、会話などなど。
 
伊豆おはなの『おはな』はハワイ語で家族や仲間という意味から付けたのですが、 この日、関わらせていただいた『おはな』の皆様と同じ時間を共有させていただき、悲しい場所でありながら、幸せな時間を私達も過ごさせていただきました。
 

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