エピソード＃６６　体調を崩しやすい梅雨時。高齢化率の高い熱海を象徴するお仕事

開業して１～２年後位のエピソード。

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高齢化率の高い、現在の熱海を象徴するお仕事が２件ありました。
 
１件目は熱海市内の病院からの退院送迎。病院からご自宅までの距離、８００メートル。健常者であれば徒歩１０分の距離です。しかし、独居で歩行が不安定な方、更にご自宅がアパートの３階にあるので、階段を昇らなくてはいけない。耳も遠い方でしたので、ゆっくりと、少しだけ大きな声でお話させて頂きました。途中、２、３日分の食材を買いたいとの事で、買い物にも同行し、無事にご自宅に到着。とても安心されていました。
 
もう１件は、昨年、定期通院送迎をさせて頂いていたご利用者さまが、熱中症で救急搬送されたが入院にならず、ご自宅までの帰りの送迎をお願いしたいとの依頼でした。
久しぶりにお会いしたその方は、まだ体調も安定しておらず、不安そうなご様子でした。
その方も病院からご自宅までの距離８００メートル。
しかし、体調の不安定なその方にとっては、とても長く感じたと思います。
無事にご自宅のベッドまでお送りし、安心されていました。
しかし、熱中症になった原因をご家族に聞いたところ、エアコンが暖房のままで、運転していたとの事。
ここ最近、急激に暑くなりましたし、体温調整の苦手なお年寄りは、家族など、回りの人が気にかけてあげないと、今回のような事は 、まだ続きそうだなと感じました。季節の変わり目で、体調を崩しやすい季節ですので、自分の体調はもちろん、周りの方の体調も気遣う事が大切だと感じました。
 
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