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エピソード#58 新幹線を利用した他社との連携 


搬送元のケアタクシー~新幹線~搬送先のケアタクシーの連携搬送が最近増えて来ました。
何故ならば、伊豆おはなでは、連携搬送を積極的に提案しているからです。
 
遠距離の移送の場合、全てをケアタクシーで行うと、搬送時間、搬送費用がかさむだけでなく、揺れや振動により患者さんの身体的負担も大きくなります。
それが、新幹線を経由した連携搬送であれば、搬送時間、搬送費用が大幅に軽減されるだけでなく、揺れや振動による患者さんの身体的負担も大幅に軽減されます。
 
利用者様から、搬送の依頼を受けた時点では、利用者様とそのご家族には新幹線を経由した連携搬送という事は知りませんので、当社から、そのような方法もありますと提案すると、ほとんどの利用者様とご家族は、「そんな方法があるの?」「新幹線なら速いし揺れや振動も少ないから安心ね!」とのお言葉を頂き、連携搬送に踏み切る事が多いです。
 
今回、熱海のご自宅から県外の病院に入院される方、病状的に歩行はもちろん、座位の保持も難しい方の連携搬送をさせて頂きました。依頼内容は、「県外の病院に入院するが腰痛があり身体を起こせない。ストレッチャーで その病院まで搬送してもらえますか?」との内容。
 
直近だったこともあり、県外までの長時間搬送に対応できる時間が確保できず、ストレッチャー搬送ができる他社をまず、ご紹介しました。ですが、他社も対応ができない日時でした。
 
当社のみの長距離の単独搬送は無理だったこともあり、熱海駅からの新幹線を経由した連携搬送を提案しました。「そんな方法があるんですね」と利用者様とご家族は驚かれてましたが「新幹線なら そう揺れないし、有難い、」と言われました。
 
切符の手配は ご家族が出来るということで ご家族に今回は頼みました。
そして、私たちが行ったことは、降車する駅から病院までの搬送を受けてくれる介護タクシーの会社を探すこと。何社か問い合わせし、新幹線での連携の経験も有る会社が受けてくださいました。
 
弊社は 患者さんの病状を確認するために、ご自宅を事前訪問させて頂き、連携してくださる介護タクシーの会社と情報共有をさせていただきました。
利用者様は、ほぼ、自力での体動が難しいと判断し、布担架による2人介助が最善だと判断しました。
 
そして迎えた当日。駅員さんに 私たちが行う介助方法をお話し、新幹線が到着すると、車掌さんと駅員さんの早業で多目的室の椅子がソファーベッドになり、最終的に新幹線ホームから布担架で抱えあげ、新幹線車内の多目的室ベッドまでお送りしました。
 
「今回は本当に楽に移動ができました。事前に確認にまで来てくださって安心しました。本当にありがとう!」もったいないお言葉、とても嬉しかったです。
伊豆おはな はこれからも患者さんにとって、メリットの多い連携搬送を状況に応じて提案していきます。
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