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エピソード#77 こがし祭りの日のミラクル

不思議な事があるもので、約4年半ぶりに緊急対応で関わらせていただいたご利用者様は、5年前と同じ、本日のこがし祭りの日に、同じ理由で病院に緊急通院。
ご家族からも、「祭りが好きなのね、、」と同じお言葉😁
お祭りの雰囲気、感じられたかな?
緊急対応できて、早くに病院で処置していたたき良かったです。
 
 2019年の記事より
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今日の熱海は、こがし祭一色、とても賑やかでした。
 
伊豆おはな は通常営業でしたが、仕事中や仕事の合間にお祭り気分を味合わせて頂きました。
 
朝一で、お墓参り目的での貸切送迎を終えて事務所に戻った11時過ぎ、一本の電話がありました。「父親が、昨日の夜9時以降、排尿が無い。尿意はあるようですが、排尿が無い為、腹部に痛みの訴えがある。掛かり付けの病院に電話をしたら、休日なので主治医の泌尿器科の先生は居ないが、当番の先生が診てくれると言っているので通院させたい。」との内容でした。電話で聞き取った内容から、救急要請するほどの緊急性は無いが、明日まで待たずに今日のうちに通院した方がいいと判断、直ぐに2名で向かいました。
 
ご自宅に訪問すると、ご本人はベッドで臥床されていましたが、腹部の違和感と痛みを訴えていました。病院に行くことを伝えると、少し安心した表情をされていました。ベッドから車椅子に移乗、座位の姿勢がキープ出来ましたので、そこから階段に移動しました。
 
「階段」
 
熱海の街中に多い、1階が店舗になっていて、その上2階が生活スペースになっているご自宅だったのです。しかも店舗だった1階の天井高が高いため、急勾配で、途中で2ヵ所踊り場があり、上部の踊り場では180度 、下部の踊り場では90度折り返す階段です。階段幅も狭い上、両側の壁に手摺が付いている為、更に狭くなっています。このような形状の階段は熱海の街中にはとても多いです。階段の直線部分は、通常の車椅子階段介助の要領で行えますが、踊り場の部分は、「お神輿」を担ぐように持ち上げるしかありません。更に、両側の壁に手摺が有るため、知恵の輪の様に手摺を避けながら持ち上げて、移動しました。ちょっとしたお祭り気分を味合わせて頂きました。
 
診察と処置の結果、腹部の痛みと排尿障害が緩和され、帰りのお迎えで病院に行くと、行きの時とは別人の様に爽やかな顔をされていました。そして、病院からご自宅へ向かう途中、その方の町内のお神輿と遭遇しました。以前は町内会長などもされていて、お祭り当日には人一倍張り切っていたとの事。病院に付き添われた娘様に「今日はお祭りを見たくて、具合悪くなったんじゃない?」などと冗談を言われて、照れ笑いをされていました。
 
こがし祭当日、熱海が一番熱くなる日、その裏で毎年色々あります。
 
写真は伊豆おはな 創業前、2012年の、こがし祭の様子です。

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