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エピソード#64 電話での聴き取りから緊急通院対応し、入院となった案件。

数年前のエピソード。

「数日前から動けずベッドから起きれない。今週に通院予定があるので、ストレッチャーで連れてってほしい」という寝たきりになったご本人様からの依頼。聴き取りをしながら、なるべく早めの受診が必要であると判断し、「外来担当医師表を見ると、担当医師も居られるので、予約日を待たずに今日受診したほうがいいのでは?」と提案し、ご本人様も了承される。ご本人様には、病院の受付時間ギリギリになるかもしれないため、病院に電話をしてくださいとお伝えする。

住宅環境を聞くと 外階段、内階段もあるため、2名対応で布担架、リクライニング車椅子で搬送という方法にし、急いで向かう。
車両も自宅前には停めれず、坂の上の路地の奥にある建物のため、リクライニング車椅子を押して自宅前の外階段下に設置。
ご本人は自宅の二階のベッドに寝ておられ、ご家族も持病があり、身体に不自由があり杖歩行。

よく数日も寝たきりで、身体の不自由なご家族と、がんばっておられた。
慎重に布担架を身体の下に敷き、2名で抱え上げ、狭い階段を慎重に降り、外に置いていたリクライニング車椅子まで移動。リクライニング車椅子は、ほぼフラットな状態にしないと腰や足に痛みが生じるため、フラットにし、雨が降ってきたため、顔が濡れないように傘をさして車へ移動。
付き添いのご家族も杖歩行のため歩行介助して、車まで移動。
そして、病院には受付締切5分前に到着。手続きして、受診する科まで移動。ご本人様が電話をしてくれていたので、話が通っていてホッと一安心。

受付の方に、受診した経緯と現在の症状、付き添いのご家族は杖歩行でリクライニング車椅子の操作はできないため、診察室や検査などの移動時は介助してほしい旨をお伝えし、協力依頼しました。
ご本人、ご家族様には、「入院になっても連絡ください。入院にならなかったら自宅に帰るお手伝いはしますから安心してください」とお伝えし、病院を離れました。

それから数時間後、入院になったことがわかり、リクライニング車椅子を回収しに病院に伺い、ご家族とお会いしました。
ご家族も「今日、連れてきてもらって良かった。寝たきりになってしまって、私がこんな身体だからなにもしてあげれなくて、困ってた。ありがとう」とホッとされていました。

これから介護の相談をしなきゃと思っていたそうなので、高齢者相談センター(旧包括支援センター)の連絡先をお伝えし、「また自宅に帰る時のお手伝いが必要な時は連絡くださいね」とご挨拶し、失礼しました。
急に寝たきりになり、救急車を呼ぶほどではないけども、通院日に今までのようにタクシーでは行けない、、という状況のSOS。
対応できて良かったです。
 
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