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実家から持ってきた湯たんぽが、ほどよく重くてあたたかい

いま住んでいるドイツの家は、ホームステイタイプの家です。母と同世代くらいのホストマザーと、2人で住んでいます。

この家は期待をはるかに超えて居心地がいいし、ホストマザーもとても親切です。だけど1つだけ困ることがあって、どうにも部屋が寒いのです。

暖かくても19℃、朝起きたら15℃なんてこともあります。暖房はずっとつけているのだけど、どうにも効きが悪くて、毎日この寒さです。


先日ホストマザーが、「使っていいよ!」と湯たんぽを出してくれました。

「そういえば私も持ってきたの」と話して数日、やっと今日から使ってみることにしました。

いまひざの上にある湯たんぽは、とても暖かいです。


母が用意してくれた湯たんぽ


去年の冬は韓国で過ごしました。

韓国の気温はドイツよりも低いけど、家の中はずっと暖かいです。床暖房(オンドル)があるので、部屋の中では薄着で過ごせます。

おかげで、用意していった体を温める用のものたちは、ほとんど使わずに冬を越しました。


そんな韓国生活だったので、ドイツに来る荷造りをしている時も、日本より寒い冬を想像できないままに準備しました。

それでも、母に勧められて持ってきたのが湯たんぽです。実家にあったうちの1つを、「使わないからいいよ」と言ってもらって持ってきました。

本当は、去年もフル稼働していたことを知っていました。

だけど、「必要ならまた買うから」と言われたから、言葉に甘えて、母のあたたかさも連れてくるかのように、この湯たんぽを持ってきたのでした。


ほどよく重くてあたたかい


お湯をわかして入れて、今シーズン最初の湯たんぽを作りました。

レンジ専用の小さい湯たんぽ。少しお湯を入れすぎたようで、ちょっと重たい感じもします。お湯もわかしすぎたので、服を重ねてひざに置きました。

部屋の温度は、いまも19℃。どう頑張っても、やっぱり20℃以上にはならないこの部屋です。

でも、ひざの上に湯たんぽを置いたから、寒くは感じません。足の先までポカポカしています。


これはただ湯たんぽがあたたかいのか、あるいは湯たんぽに母のあたたかさも感じているのか。きっと後者なのだと思います。

ドイツにいても、むしろドイツにいるからこそ、家族のあたたかさを感じる日々です。例えばこの間は、家族でグループ通話をしたりとか。

簡単に会えないことは寂しいけど、離れているからこそ家族の繋がりを感じられるは、嫌いではありません。

そんなことを考えている今日です。

7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️