理由がなくても休んでいいし、主導権は私にある
2年ほど前、会社員だった頃の記事を見つけて、胸がきゅっとなったいまです。現在の私は会社を退職し、個人でお仕事をしています。
記事には「有給の使い方が変わった」と書いてあります。イベントごとがなくても休んでいいし、パフォーマンスを上げるための休みもいいのだと。
この言葉には今でもおおむね賛成なのですが、でも何だか胸がきゅっとします。なぜだろうということを、書いて整理してみたいと思います。
会社員で働くことと休むこと
私にとって会社で働くということは、私の時間を会社に捧げるということでした。特に、月〜金は絶対です。
前職は比較的に有給を取得しやすい企業だったけれど、役職についてからはその認識が変わりました。
特に年末に1週間の休みを取ろうとした時、当時の部長からお咎めの言葉が入ったことは、何とも納得のいかないことでした。
基本的に誰からも怒られたくない私は、この一件でさらに有給取得に気を使うようになりました。
結果、翌年度に取得した有給は3日ほど。退職時には上限である40日分の有給が残っていたほどです。
それくらい、会社員の頃の私は「稼働すべき日に休む」ことに神経を使っていました。私がいないと誰かに迷惑をかけると思いこんでいたのです。
時間の主導権は私にある
2年前の記事を読んで、当時の感情とその感覚を思い出しました。当時の私は、上司・同僚・部下に気を使いながら、理由を説明して休んでいたなと。
休みたければ休むでいいはずなのです。それなのに、「イベントがなくてもいい」「パフォーマンス向上のために休む」と、自分に説明していました。
いまの私は個人で仕事をしてます。個人で働くことのベースは、「働く」ではなく「休む」にあります。
どういうことかといえば、個人で働くということは、自ら行動をしなければ基本的にはお仕事がゼロです。
だからお仕事は行動して初めて手に入るし、そうでなければ基本は休み。お仕事をどのくらいするかは、自分で決められることだと感じます。
会社員と個人で働くこと。
どちらが絶対にいいということはないけど、会社員の頃のような気づかいを手放せる点で、私はいまの働き方に満足しています。
時間の主導権は私にある。
例えそれが、みんなが稼働している時間だったとしても、その日に稼働するかは私が選んでいいはずです。
過去の苦しんでいた頃の私に、この言葉を届けたいです。そしてこの先の私にも、忘れないで持っていてねと伝えておきたいと思いました。
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7年半勤めた会社を30歳で辞め、好きな場所に住んで好きな仕事をする人生を作り直すと決めました。サポートいただいたお金は、退職後にお仕事にしているコーチングのスキル向上や、noteを書き続けるための生活に使用します🙇🏻これからも記事を通してみなさんと繋がれたら嬉しいです☺️