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仕事のこと

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記憶にのこる「味」

記憶にのこる「味」

2024ホタテシーズン終了しました
発送期間は10日
あいば漁業の「旬」を楽しんでくださり
ありがとうございます

ほぼご予約での販売となりました
美味しいは人それぞれですが
でも「食べるもの」を作ってる私達にとって
「美味しい。また食べたい」は最高の褒め言葉。

私たちとユーザーさんの間には
ホタテを通してたくさんのものが
行き来します
目に見える物はホタテとお金
とても大事な物です

でも行き

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残したいもの

残したいもの

「サロマ湖のホッカイエビは絶品ですよね」
今年7年ぶりに始まった
サロマ湖ホッカイシマエビ漁
取引先の人の何気ない会話のひとこと

あ…味って人の記憶に残るんだ
7年も漁をしていなかったのに
覚えててくれてるんだ

最近、サロマ湖にも感じる高水温などの
環境の変化
心配性の私は
もしサロマ湖の
ホタテや牡蠣ができなくなったら…
育てられなくなったら…って思うことがある

でもそんな風になっても

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「好きなこと」私の2023年

「好きなこと」私の2023年

「消極的すぎます」
小学生の時の通知表
担任の先生からのコメント欄

ん?すぎる…?
見返した自分の通知表にびっくり
当時、積極的とは思ってないけど
「すぎる」とも思ってなく
普通に学生時代を過ごし大人になり
大好きな旦那と出会い結婚する

漁師の仕事はやってみると
好きでも嫌いでもなかった
それより早く終わらせて
「子どもとの時間」が大事
子どもが家を出たら何をしたらいいのかなって。

でも子ど

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旦那の「こうなったらいいな」の端っこが見えた年

旦那の「こうなったらいいな」の端っこが見えた年

牡蠣の直販を始めたきっかけは
私と旦那は少し違ってて

旦那は
「直販やってサロマ湖の牡蠣を知ってもらおう
そしたら店で買ってくれる人が増えて市場の値段も上がったらみんなが良いでしょ」って。

そんなことを言ってた6年前

そして今年わたゆき牡蠣を食べてくれてる
生産者仲間の人が
スーパーでサロマ湖の牡蠣を買ってくれた

わたゆき牡蠣を注文してくれるのも嬉しい
スーパーでサロマ湖の牡蠣を注文してく

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もっと手軽に牡蠣を食べてもらいたいから―あいば漁業―

もっと手軽に牡蠣を食べてもらいたいから―あいば漁業―

「こういうの緊張しちゃうね。伝えたいことちゃんと言えるかな…」と不安そうにされていた奥さま。牡蠣・ホタテの養殖・販売を行うあいば漁業さんでは育てるのは旦那さま、販売・宣伝は奥さまの担当と分かれており、今回の取材では宣伝担当の奥さまが対応してくださいました。

優しさから生まれたわたゆき牡蠣殻がついているまま販売されていることが多い牡蠣ですが、あいば漁業さんでは牡蠣の殻を剥いた状態の”むき身”での販

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ほたての成長日記〜あいばのホタテ(サロマ湖のホタテ編)〜

ほたての成長日記〜あいばのホタテ(サロマ湖のホタテ編)〜

お店に売ってるホタテって
「海から取ってくるんでしょ」
「ホタテの赤ちゃんてどんな形?」
「最初はどうなってるの?」

そう…でもサロマ湖のことしか分からないから
サロマ湖あいば漁業
2年のホタテの成長日記

5月

これがホタテの捕獲器「ちょうちん」と
呼ばれるものです
緑の網の中に更に青い網を入れて。
1本のロープに何個も網が付いています
これをオホーツク海に投入します
まだ目に見えないくらい

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わたゆき牡蠣のつくりかた

わたゆき牡蠣のつくりかた

「わたゆき牡蠣」は
3つの約束を守ってる印としての「名前」
この間わたゆき牡蠣はあいばさんの
プライベートブランドなんでしょ?と言われ
「そっか…そういう言い方もあるのね」って笑

直販を始めて今年で6年目
お陰様でたくさんのユーザーさんに
お届けできました
そんななか
「この牡蠣、蓄養環境良いねえ」
「殻付き牡蠣の中に入ってる海水も美味しい」
「むき身の味がなんか違う」
そんなお声も頂くこともあ

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バイトくんに教えてもらったこと

バイトくんに教えてもらったこと

スノーボーダーのバイトくん達が
初めてうちに来てもう5年になる
ちょうど直販をはじめたくらいかな

サロマ湖で1年育てたホタテの稚貝を
オホーツク海に放流する仕事
年に一度、手伝ってもらわないとできない仕事

バイトくん達が来る前は地元の
通いで来てくれる人
お義父さんから旦那に変わって
私よりもとっても年上の人が多かった

バイトくんは団体で来て、それぞれの
漁師の倉庫に泊まる。晩ごはんは
作っ

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私がユーザーさんに届けたいもの

私がユーザーさんに届けたいもの

直販を始めて「牡蠣」「ホタテ」と言う
モノを送るから
「牡蠣」「ホタテ」を通して
ユーザーさんに笑顔になってほしいと思った
そして今日もっと広がりました

先日むすめが帰省
私はワクワクする。嬉しい〜
そして毎回聞くのが「何食べたい?」
仕事が忙しくない時くらい
帰ってきた時くらいは娘の好きなもの
作ってあげたいと思う。
「お母さんの作ったパンと肉じゃが!」
パンかー!ハードルが高い笑
一時はすっ

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ユーザーさんに情報を届けたい

ユーザーさんに情報を届けたい

ずーっと思ってたこと
ユーザーさんに上手く販売情報が届かない
食べたいって言ってくれるユーザーさんに
届けたい

産直サイトに投稿してもあいば漁業まで
来ないと見れなかったり毎日確認する人は
いないんじゃないかって
Twitterでも流れてしまう。うーん。
ストレスなく届ける方法って…

そんな時、
最近毎朝聞いてるTwitterのスペース
SNSを分かりやすく教えてくれる
私はもともと全て見る専

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あいば漁業自分のお店をつくる

あいば漁業自分のお店をつくる

自社ECを作る
まず書きたかったこと。
伝えたかったこと

牡蠣やホタテだけが並ぶお店じゃなくて
ホームページはまだハードルが高いから。
ホームページと商品ページが
混ざったような
そんなページにしたくて

まずはユーザーさんが分かりやすいこと
伝えたいことがいっぱいで
最後に商品ページ
それはユーザーさんが
下までスクロールしないといけないので
ほどほどに笑

初めて来てくれるユーザーさんも

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嵐のコンサートの交通費と牡蠣の送料

嵐のコンサートの交通費と牡蠣の送料

最近、嵐を例えにしてもらうことが何回かあって。
送料をお支払いして注文してもらえる牡蠣って
そう言う事なんだなぁって。

そう嵐のコンサートに行くには
交通費は必要経費なのだ
ここから札幌ドームまでJR代とホテル代
ひとり1万5千円
どうして当たり前の必要経費って思うんだろう

まずはコンサートにいくきっかけ

娘が中学生のころ「嵐のコンサートにいきたい」と。
仕方ない…付き添いで行こうか…そんな

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産直ECと自社EC

産直ECと自社EC

憧れの自社ECを計画中

そんな事を思う日が来るなんて✨
他人事だと思ってました
でも昨年あたりから少しずつ思ってました

自社ECってすごい人気の生産者で自分で
集客できるくらい。もう産直ECがなくても
大丈夫な人がつくるイメージ

でも理由は全然違って。
色々な理由はあるけれど
産直ECが10年後15年後も確実に
あってくれるか分からないこと

手数料をお支払いして
集客やクレーム、販売のお手

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あいば漁業がとどけたいもの

あいば漁業がとどけたいもの

ユーザーさんに届けたいもの

今シーズンも終了間際
ユーザーさんの投稿で気がつく。

丁寧なメッセージやレシピがとても温かく、
そして何より到着までも到着してからも
安心出来ました。ありがとうございます

……私、安心を届けたいんだ

でもあいば漁業は安心して食べてもらえるように
作ったユーザーさんひとりひとりとの約束。
前から言ってるでしょ

でもね気がついたんです

どうしてサンクスメール送る

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