阿笠ヤコ

自問自答ガールズ。コンセプトは「物語と暮らす女帝」→「万物を翻弄し、解放する瀟洒な官能…

阿笠ヤコ

自問自答ガールズ。コンセプトは「物語と暮らす女帝」→「万物を翻弄し、解放する瀟洒な官能小説家」。PC冬 PDグレース。

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  • 自問自答ファッション考察

    自問自答ファッション関連の自分の記事をまとめます。

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子どものころの将来の夢をコンセプトにしてしまおう

子どもの夢なんて、大抵は荒唐無稽だったり、論理が破綻していたりする。 私が幼稚園児だったころの文集をみると、将来の夢は「ケーキ屋さん」だったらしい。 理由は、「ケーキたべたいからです。」 (ケーキ屋さんはケーキを食べる屋さんじゃないよ。) もう少し物心がついてから、あれは小学生だったか中学生だったか。 また文集に書いた将来の夢は「作家さん」だった。 今考えると結構アバウトな書き方だけど、要は「小説家」ってことだったはず。 活字中毒で、目に入るすべての文字を読みたがった。 在

    • 自分の強みを探しにいったら思考回路をまるっと解剖された

      しずかみちこさんのストレングスファインダーの個別セッションを受けてきました。 強みを知って、自分を生きる。ストレングスファインダーのコーチング・個別セッションについて | 自分の心を殺してはいけない| Gallup認定ストレングスコーチしずかみちこブログ (koto1.com) ストレングスファインダーって何かっていうと、自分が持っている強み(資質)を見つけましょうってことで。 ストレングス・ファインダー 2.0 | JA - ギャラップ (gallup.com) こ

      • 月と神社と札幌試着旅

        今回の帰省は予定外だった。 7月にはもう実家へ顔を出していて、次は冬にでも帰ろうかしら、などと思っていた折、友人から「子供産んだよ!会いに来れる?」との吉報があった。 連絡があった次の瞬間には飛行機を予約し、3ヶ月と空けずに北海道へ舞い戻ることになった。 友人からの連絡がきっかけではあるけれど、二つ返事でこの帰省を決めたのにはもうひとつ訳がある。 突然ですが、産土神社というものをご存知でしょうか。 私もほとんど知りません。(高速てのひら返し) ざっくばらんな説明で恐縮

        • コンセプトの添削、あるいは、ことばの粘土遊びをする

          意外と優しい世界で、うそつきの私とおさらばする|阿笠ヤコ (note.com) 自問自答ファッション教室で、コンセプトが爆誕しました。 『自由で凛として洗練された 魂を解き放つ 人の性癖を歪める 毒を秘めた 官能小説家』です。盛り盛り。 このままでも良いコンセプトですが、あんまり記憶力に自信がないので、簡潔にズバッと表現できる言葉に成形していきます。 (どう料理してやろうか、と手元でこねこねしていたけれど、経過を残しておいたほうが良さそうだな、と途中で気が付いたのでここに

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          意外と優しい世界で、うそつきの私とおさらばする

          自問自答ファッション教室に行ってきました。 【少人数で学ぶ】自問自答ファッション教室盛り上がってますっ🗒✨|自問自答ファッション通信|あきや あさみ (note.com) あきやさんとの出会いは2020年秋。ちょうど今と同じくらいの時期。 この頃、というか、それまでずっと、服が欲しい衝動に頻繁に襲われ、その度にネットショッピングをしては「なんか違うな。」と手放すことを繰り返して生きていた。 とはいえ、服の数はそんなに多くはなかった。 子供の頃は物を溜め込みがちな性分だっ

          意外と優しい世界で、うそつきの私とおさらばする

          「似合う」の深掘りをしてみる

          随分前に、「なりたい」について書いたけれど「似合う」についても考えてみる。 「似合う」というと、だいたい外見の話がメインになるけれど、今回は定義を少し広くとる。 前回定義した「似合う」は上のとおり。 生まれ持ったものとは、容姿のことだけでなく、性格も含める。 なので、「性に合う」も「似合う」とカウントして考えてみる。 私は数年前に、パーソナルカラーとパーソナルデザイン診断の講座を受けた。 (今はドレープもテキストも仕舞いこんでしまっているけれど、いい経験だった。) 巷

          「似合う」の深掘りをしてみる

          発信を怖がってしまうわたしへ

          本音を隠して、いい子ちゃんで生きていたら、誰ともわかりあえなくて寂しくて、だめな自分を晒したnoteを書いた。 すごいな、そんなこと私にはできない、って言葉もちらついたけど、それも清々しい。 初めから自分を開示しておけば、いつか嫌い合う運命にある人間と、深く関わり合うことなく離れることができる。 それに、いつか仲良くなれる運命にある人も、私が先に開示していれば出会える可能性は高くなるんじゃないか? 私はキャパシティが非常に狭いので、Twitterでは受け取る情報を絞ってい

          発信を怖がってしまうわたしへ

          誰からも嫌われない自分になって、なんになるの

          私には「なんでも話せる友人」というものがいない。 誰にでも良い顔をして、誰からも距離を置いている。 そうやって生きていると、人から嫌われることはほとんどない。 それは努力で勝ち得てきたものでもあるので、誇らしくもある。 でも人に嫌われなくなってからもずっと、生きるのがうっすらと辛くて、結局違う地獄へお引越しをしただけだったっていう。 誰にでも良い顔をするためには、ど畜生な自分を認めてはいけない。 だから、自分にすら自分の悪感情を隠している。 「めんどくさいなあ」とか「な

          誰からも嫌われない自分になって、なんになるの

          例のとびらに、どんな世界をブックマークする?

          ジブリ。 映画自体は胸を張っていちばん好きといえるものがないんだけど(どれもよくってどれも好き…)、 曲はぶっちぎりでハウルの動く城のテーマ曲「人生のメリーゴーランド」が好きで、毎日聴いている。 きょうものんびり聴いていて、ふと閃いた。 ハウルの動く城で登場する4色のドアプレート。 色を選んでとびらを開けると、別の場所へ出ることができる。 私だったらどんなところへ出られるとびらにするだろうか、考えてみよう。 深緑色のプレート:森の奥ドアプレートを深緑色に合わせて、とびら

          例のとびらに、どんな世界をブックマークする?

          自分を大切にする旅を始める

          「自分を大切にしなさい」って最近はそこかしこで言われる気がする。 なんなら私も言うし、私はわりとできている方だと思っていた。 我が家の食事を仕入れてくるのは私の担当だ。 私は料理が苦手で、よっぽど心に余裕があるとき以外は、包丁や鍋も握ることも、下手をするとレンチンすら家族に任せているので「炊事担当」ではなく、食材および弁当の「仕入れ担当」だ。 私は家族と二人暮らしをしており、弁当を買うときは適当に2種類を見繕って買ってくる。 家族がどちらを選んでもいいように、どちらも私が

          自分を大切にする旅を始める

          誘惑と懺悔と蛇の首飾り

          「阿笠さんは、墓場まで持っていかないといけない話って何かありますか?」 そりゃ心のなかに浮かんでは消える感情とか罵詈雑言のほとんどは、墓場まで持っていかないといけないよなぁ。 と考えたりしたけれど、きっとそういうことを聞きたいわけではないんだろうと思い、特にないと答えた。 もちろん、そういう質問をするからには、相手には誰かに話したい『墓場まで持っていく話』があって、つらつらと始まった話を興味深くきいた。 まあ要は、パートナーを裏切ったことがあるって話だった。 「ズルをし

          誘惑と懺悔と蛇の首飾り

          「なりたい」の深掘りをしてみる

          なりたい・似合う・好き 問題。 前に一度記事にしたことがある。 このときは自分の気持ちをうまく紐解くことができず、ビジュアルで簡潔にまとめる形になった。 最近読んでいる湖森さんのnoteで、「なりたい・似合う・スキ」の考察のあまりの深さを見て、自分もまだもう少し深掘りできるんじゃないか、という勇気が湧いてきた。 まずは「なりたい・似合う・好き」を、私の中で軽く定義付け。 「なりたい」は憧れ。自分が将来そうなりたいと思うもの。 「似合う」は相応しさ。自分が生まれ持ってい

          「なりたい」の深掘りをしてみる

          コンセプトチェッカーを作ってみた

          GWは生活のたのしみ展のパタリーブースにお邪魔したり、泥のように眠ったり、かと思えばゴリッと残業したりと、充実した日々を過ごしている。 年末から延々と続いたドタバタが少し落ち着いて、ちょっぴり心にも余裕が出てきた。 し、生活のたのしみ展でコンセプトチェッカー考案者の川口さんとお会いしたので、後回しにしていたコンセプトチェッカー晒しをしようかな~と思い立った。 とはいえ、前にコンセプトアートは作っていて、「物語と暮らす女帝」のイメージはなんとなくできている。 このとき作っ

          コンセプトチェッカーを作ってみた

          GUCCIのローファーを試着した結果、髪を染めることになった

          歩ける靴がない。 数年前、神戸屋さんで足を測ってもらった。 私の足は22.5センチ。 しかしスクエア型で指が短いため、靴は23.5センチのものを選ばなければならない。 そして、23.5センチの靴ではワイズAAがぴったりとのことだった。 このとき23.5AAのヒールパンプスを試着させてもらって、衝撃を受けた。 今まで私は「歩いて」いなかったのだ。 私の足は常に、脱げそうな靴を握りしめることに使われていたらしい。 裸足よりも楽に歩ける靴がこの世に存在するなんて、と感動した

          GUCCIのローファーを試着した結果、髪を染めることになった

          誰かに決めてほしくて、自分で決めたくて、矛盾を抱えた自分を愛したい

          誰かに決めてもらって、誰かのせいにしたい。 決断するのが苦手だから、そう思ってしまう。 例えばイメコンなんてうってつけで。 「似合う」は天啓。 あなたはこんな人間ですよ、こんな姿で生きていってくださいね。 と、教祖が教えてくれる。 こんなに楽なことはない。 でも身につけているものを完璧に自分のものにしている人は、自分と向き合って、もがき苦しみながら、ひとつひとつ選び取っているように感じる。 そんな人は私には輝いて見えるし、そうなりたいものだなあ、とは思う。 けれど、自分で

          誰かに決めてほしくて、自分で決めたくて、矛盾を抱えた自分を愛したい

          カジュアルでシンプルな格好の男性が、マイメロのマスコットやスマホケースを身に着けていて、ああーいいなあーと思った。 その人の執着だったり、偏愛だったり、そういうものを覗いてしまうと興味が湧いて仕方がなくなる。

          カジュアルでシンプルな格好の男性が、マイメロのマスコットやスマホケースを身に着けていて、ああーいいなあーと思った。 その人の執着だったり、偏愛だったり、そういうものを覗いてしまうと興味が湧いて仕方がなくなる。