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「なりたい」の深掘りをしてみる

なりたい・似合う・好き 問題。
前に一度記事にしたことがある。

このときは自分の気持ちをうまく紐解くことができず、ビジュアルで簡潔にまとめる形になった。

最近読んでいる湖森さんのnoteで、「なりたい・似合う・スキ」の考察のあまりの深さを見て、自分もまだもう少し深掘りできるんじゃないか、という勇気が湧いてきた。


まずは「なりたい・似合う・好き」を、私の中で軽く定義付け。

「なりたい」は憧れ。自分が将来そうなりたいと思うもの。
「似合う」は相応しさ。自分が生まれ持っている容姿や性格にぴったり沿うもの。
「好き」は愛着。自分の隣に置いておきたいと思うもの。

今回は「なりたい」を見つめ直す。


突然だけれど、ウォーリーという映画をご存知でしょうか。

2009年アカデミー賞(R)受賞!ディズニー&ピクサー史上最大のスケールで贈る“29世紀のラブストーリー”。人間が見捨てた、29世紀の地球。そこに、700年間、たったひとりでゴミ処理をするロボット【ウォーリー】がいた。夢は、いつか誰かと手をつなぐこと。ある日、ウォーリーの前に、真っ白に輝くロボット【イヴ】が現れる。ウォーリーは、彼女の気を引くため、次々と自分の宝物を見せる。しかし、長靴に入った植物を見せた瞬間、イヴは体内にそれを取り込み、宇宙船に回収されてしまう。イヴを救うため、ウォーリーは未知なる宇宙へ旅立つ。

ディズニー公式 https://www.disney.co.jp/studio/animation/0902.html

私は常々、限りなく無機物に近い何かになりたいと思っていて。
食事も睡眠も排泄も性行為も必要としない生命体に憧れがある。

ウォーリーに登場するイヴの姿がその最たるもので、登場したときにまず「うらやましいなあ」という感情があったのを覚えている。
つるりと白い流線型の身体、モニターに映る表情。カワイイ。

(とても良い映画で大好きだったけれど、ひとりぼっちのロボットというシチュエーションにめっぽう弱く、泣き疲れてしまうので鑑賞は一度だけ。)

私はそもそも肉体というものが昔から苦手で、生物の授業を受けるのが辛かった。
妊娠出産・病気怪我の話も得意でなく、医療ドラマはほとんど観られない。
(皮膚の下に管や筋が詰まっていることを意識するのがダメらしい。)

それと、自分が好ましく思う言葉の中に「きれい」があって。
ずっとそれはBEAUTIFUL・美しいのことだと思っていたんだけれど、よく考えてみると違った。
私が好ましく思うのはCLEAN・清らかのほうだった。

生命活動の中で発する温度・水分・油分、色々なものを疎ましく感じる。
とにかく自分の肉体や欲、穢れのようなものから逃れたくて、無機質で清潔なものになりたいという願望がある。

なので、私の究極の「なりたい」は、ロボット・アンドロイドということになります。


来世に期待。次っ!!!

私が幼少期に夢中になっていたのは戦隊モノ。
地元のビデオ屋は品揃えが少なかったので、たまに大きなTSUTAYAに連れられ、たくさんのラインナップの中から観たいもの選ばせてもらっていた。

その中でも一番憧れていたのはカクレンジャーのニンジャホワイト

最年少の紅一点だけど、リーダーを務めている。かっこいい。
あと、ヒーロースーツが好み。
やっぱり白くてつるっとした感じが好き。
ピンクの差し色がないのもポイント高い。

戦う女の子が好きだけど、セーラームーンやおジャ魔女どれみ、プリキュアにはなぜかハマらず…。
ビジュアルとして、顔や肌が隠れるヒーロースーツのほうが性癖に刺さる(言い方)のと、男の子と一緒に戦うことに憧れがあったんだと思う。

ちょっと余談。
弟がいて、戦隊モノが好きと言うと、たまに大人に「弟に付き合って観てあげてたのね」「いいお姉ちゃんね」という眼差しを向けられて、ひどくうんざりした記憶が蘇った。
私を勝手にパッケージ商品にしないでほしい。
弟が生まれる前から楽しく観てたわボケ。(口が悪い)

ドレス自体には憧れたけど、お姫様願望はあんまりなかった気もする。
庇護対象でもトロフィーでもない、強い女への憧れ。

私の中の「強い女の最強格」が、オリヴィエ・ミラ・アームストロング(鋼の錬金術師)

北方の軍の司令官。
苛烈で迷いがなく、軍を統率する手腕を持つ。
合理主義で厳格だけれど、決して冷酷なわけではなく、人情家で部下に慕われている。
そんな女に、私はなりたい。

出てきたキーワードをまとめると、ロボット・アンドロイド、戦隊ヒーローの紅一点、リーダー、強い女という感じでしょうか。

「リーダー、強い女」の部分がコンセプトの「女帝」に繋がっているかな。
女帝という言葉を選んだ経緯については、他人軸も少し入っているので、「似合う」の項目でゆっくり書いてみようと思う。

それと、コンセプト考案のときに出てきた「図書館で暮らしたい」という願望についても考えてみたけれど、性に合う(心に似合う)というところに近いかもしれない。

「似合う」、思っていたより奥が深いかも。

ここまでまとめるのにすごく時間がかかってしまった。
思考の順序がめちゃくちゃすぎて、いつも行ったり来たり、入れ替えと添削を繰り返している。
そうやって整えた結果、さっぱりした文章になってしまいがちで、それもそれで複雑な気持ち。文の才、ほしいね。

次回以降もきっと難産でしょう。
せめて「似合う」と「好き」は書き切るぞ…。

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