退職、無職、書く。それから
1月某日 会社を退職した。
それから、noteを書き始めた。
この記事は、まだnoteを書き始めていない人に向けて、noteを始めるとどんな変化があるのかを書いていきたい。
自分のための、備忘録でもある。
【1投稿目】 自己紹介を投稿する
退職してから1か月が経ったころ。
まだ適応障害の症状が寛解したとは言えなかった。
そんなときに、noteに自己紹介の記事を投稿した。
会社をやめたことから、これまでの経歴のことまで赤裸々に書いて、恐る恐る投稿ボタンを押した。
何もできない日々から抜け出せたようで、嬉しかった。
「きっと読んでくれるのは数人だけ。」
そんな気持ちとは裏腹に、想像以上にたくさんのリアクションがきた。
読者の方からコメントをいただくこともあり、これがまたいい刺激になった。
会社員をうまくできずに、社会との接点がなくなっていた私にとって、noteでのリアクションが、少しずつ自信に変わっていった。
【5投稿目】
毎日とは言わずとも、コンスタントに書くことができるようになってきた。
書きながら自分の気持ちが整理されていく感覚が癖になり、書くことを楽しく思えるようになってきた。
■初めてマガジンに追加された。
自分の書いた記事が、確かに他の人に読まれていることを実感できた出来事。
書けば、きっとどこかには受け取ってくれる人がいる。
【追加されたマガジン】
【6投稿目】自主企画をつくった。
とはいえ、書くことなんてないな~。
それなら作ってしまおう!なんて思いで書いた記事。
サムネイルをCanvaで自分で作ったり、創作することが楽しかった。
何を書いても、何を企画しても、自由なのだ。
■note公式マガジンに追加された。
公式マガジンに追加されたからか、たくさんの方によんでいただけた。
自信がなくても書くことを続けよう、と思えた出来事だった。
【追加されたマガジン】
【10投稿目】
眠りにつけずに朝を迎えてしまった早朝4時ごろ。
深夜テンションのままエッセイを書いた。そしたら、想像以上の反響があった。
■noteの「今日の注目記事」にピックアップされた。
当時、これがnote界隈において、どんな価値を持つのかすら知らなかった。
ただ鳴りやまない通知から、「すごいことになった」と思った。
こんなことで一喜一憂していては、小並感がぬぐえないかもしれない。
でも、自分には何もできないと思っていた当時の自分にとっては、何歩も前進したような出来事だった。
noteのおすすめ記事のところに自分の記事が出ていることが嬉しくて、スマホの画面のスクショを撮った。
■1週間で特にスキされた記事に選ばれた。
私にだって、できることがあるのかもしれない。
【追加されたマガジン】
【13投稿目】成長を実感する
書けない。書くことが見つからない。
そう思いながらも、noteで文字を書きだす。
そうすると、文章を書きながら、書き始める前は自分でも気づかなかったような考えに出会う。
文章を書く仕事をしている人の醍醐味はこういうところにあるのかな、なんてことを一丁前に思ったりした。
このころには、初期のころの記事を読み返すと、
「少しずつ、読みやすい文章が書けるようになってきているかも」
なんてことを感じ始めた。
まだまだ読み返すと課題も見つかるけれど。
自分の成長の記録として、あえて直さずにそのままにしている。
なんだかんだ自分が書いた記事は、自分が一番気に入っているのかもしれない。
【追加されたマガジン】
最近
なんだか、記事が書けない。
アルバイトが忙しくて、体力的に厳しかったという言い訳もあるのだけれど。
文章を書くことにハマってしまって、「文章術」を学んだり、とにかく本を読んだりしている。だからか、文章を書くこと・記事を出す事自体が、自分の中で”大きなこと”に感じすぎてしまっていたのかもしれない。
もっとフランクに、日記のような感覚で、noteを書いてみてもいいのかもしれない。
そんなことを考えている今日この頃。
日々、試行錯誤だ。
まとめ
自分には何もできない。
何もしたいことがない。
そんな風に感じていた、会社を退職したばかりのころ。
約2か月がたち、noteを書き続けていたら、
いつの間にか、適応障害の症状はなくなっていた。
noteでたくさんの人からリアクションがいただけることで、ちょっとした自信になったり。
素敵なコメントをくださる読者の方のおかげで、世の中には優しい人がいることにも気づけたり。
色々な記事を読むことが日々の楽しみになったり。
ときには心強い相談相手になったりするような記事もある。
今では「書くのがこわい」なんて思うくらいに、書くことにハマっている。
何者でなくても、毎日投稿ができなくても、書くことでお金を得られないとしても。
書くことをしてはいけない理由にはならない。
始めれば。
自分では気づけなかった自分に気付けるかもしれない。
noteが、新しい世界に連れて行ってくれるかもしれない。
まよっているなら、始めてみよう。
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