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建築士が家を買う話

家を買う、

というのは多くの人にとって人生の一大イベントだと思います。

不動産関係者でもない限り、土地・建物について、売買の経験がない人がほとんどでしょうし、

建築関係者でもない限り、建物の設計や工事の見積などについて、業者と打ち合わせの経験がない人がほとんどだと思います。

その後の人生を左右しうる高額な買い物であるのに、

その過程で起きる様々なことに対して、 ”初めて” の状態で次々と対処していかなければなりません。


私について

私は普段、企業に属して中規模から大規模のオフィスビルやマンション、商業施設などの建物を設計しており、建築設計の国家資格である「一級建築士」を所持しています。

また、土地の取得から建物の企画、設計、工事の管理まで、建物をつくる過程を一気通貫でマネジメントできるように、不動産仲介の国家資格である「宅地建物取引士」、建築工事管理の国家資格である「一級建築施工管理技士」も取得しています。

これまでの仕事での設計の経験や取得してきた資格を生かして、当事者として不動産売買や工事発注を経験したいと思っていた矢先、新たに自邸を探すタイミングが重なり、家を買うことにしました。


note投稿の動機

この note では、私が家を買い、リフォームをして住み始めるまでの過程を、専門的な視点を交えながら、できるだけ具体的につづっていきたいと思います。

それぞれの過程にかかわる法律や制度、コストや時間などをできるだけ詳細につづることで、”初めて” 家を買う方々にとって、何が正しいのか、何が最適なのかを判断するための一助として頂ければ幸いです。


建築士が家を買う話の目次

家を買う過程に応じて、随時、記事を投稿していこうと思います。

投稿後、下記の目次に記事をリンクしていく予定です。


不動産の購入検討~売買契約

1-1.〈リサーチ編〉「良い物件」の探し方とは?

1-2.〈リサーチ編〉利便性の高い物件の探し方

1-3.〈リサーチ編〉安全な土地の探し方

1-4.〈リサーチ編〉安全な建物の探し方~耐震性を調べる~

1-5.〈リサーチ編〉安全な建物の探し方~耐震診断について~

1-6.〈内見編〉2000万、50㎡、築22年のお手頃物件

1-7.〈内見編〉1500万、67㎡、築43年のレトロ物件

1-8.〈内見編〉ついに物件購入!

1-9.媒介契約・売買契約を締結する

不動産の売買契約~決済・引渡し

2-1.決済・引渡し日を設定する

2-2.銀行にローンを申し込む

2-3.決済に向けて必要書類を準備する

2-4.決済、登記、引渡しをする

不動産の決済・引渡し~リフォーム工事契約

3-1.リフォーム設計をする

3-2.リフォーム業者を探す

3-3.リフォーム業者を選定する

3-4.リフォーム工事契約を締結する

リフォーム工事契約~工事引渡し

4-1.工事の詳細をつめる

4-2.工事の進捗を確認する

工事引渡し~引越し

5-1.家具を選定する


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