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偏愛文

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偏愛

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昔、野良猫の寿命が気になって調べたことがある。食べ物に困ったり事故に遭ったりすることから3年から4年、長くても5年とのこと。

元野生児の我が家のメルは愛護センターに保護されなければ、わたしたちと出会わなければ、もう生きていなかったかもしれないと思うとやはり生きていること自体が尊くて一挙手一投足が愛おしい。この感情はまあ、ペットを飼っている人ならば当たり前のものなのかもしれないけれど。

↑これは

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実らなかった恋にもちゃんと実ができている

わたしはこの言葉に幾分と救われた。

最近やることが無くて本をよく読むようにしている。

ありもしない情報で溢れているSNSに少し疲れてしまって、離れている間SNSからのインプットが無くなったからそれを本で補う感覚だ。

「試着室で思い出したら、本気の恋だと思う」というルミネのキャッチコピーを知ったのが確か高校生の時。

そのキャッチコピーが忘れられず、同じ題名の本に手を伸ばしたら大当たりだった。

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