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A Course in Miracles 形而上学

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『A Course in Miracles』((奇跡のコース/奇跡講座)から抜粋した引用文にちなんたnoteコラム
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2023年7月の記事一覧

「全一なる知覚」を修得(マスター)していかないかぎり、ワンネス(全一性)に目覚めていくことなどあり得ない

「全一なる知覚」を修得(マスター)していかないかぎり、ワンネス(全一性)に目覚めていくことなどあり得ない


ワンネスに目覚めていくために私たちが必ず修得すべき知覚の仕方コース(奇跡のコース/奇跡講座)を学んでいく上で重要なことは、自分たちはすでに自我と同一化してしまっている、ということを認識する(認める)ことだといえます。

その認識なくしては、学びようがないといえます。

というのも、そこからしか学びははじまりませんし、実践はそこからしかはじまらないからです。

言い換えるなら、自分だと信じているそ

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サイキックとチャネリングについて

サイキックとチャネリングについて


誰もがサイキックであり、誰もがチャネラー私たちはスピリット(霊)、つまり、霊的な存在なわけです。

そういうことで言うならば、私たちは、誰もがサイキックであり、誰もがチャネラーであると言うことができます。

それは、自覚しているしていないにかかわらず、私たちはそのような存在であるということです。

それが何を意味するのかというと、私たちは単なる肉体としての生き物なのではないということです。

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ワークブックレッスン182「私は一瞬の間静まり、家に帰る」

ワークブックレッスン182「私は一瞬の間静まり、家に帰る」

父の家を探す幼子例えば、もしあなたが幼い子供で、迷子になったとして、どこに自分の家があるのか、家への帰り道もわからなくて、そして助けを求めても誰も気にかけてくれなくて、しかも貧しくひもじい思いをしているとしたなら、どんなに心細くて不安なことでしょう!

ワプニック博士は、この世界にいる人たちはみんなそのような状態でみんなさみしく傷ついて苦しんでいるのだと言います。

自覚しているしていないにせよ、

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奇跡を行うにあたっての礎となる概念

奇跡を行うにあたっての礎となる概念


コースを通して何を学んでいくのか?コース(奇跡のコース/奇跡講座)を通して私たちは何を学んでいくのか?

というなら、

それは奇跡の第一原理である「奇跡に難しさの序列はない」という概念に基づいた知覚の仕方ついて学んでいると言うことができるでしょう。

「奇跡に難しさの序列はない」という奇跡の第一原理は、聖霊の思考体系、いわゆる一元的な思考体系の礎となる概念です。

それは、必ず理解され、そして

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ひたすら不幸に献身している自分を認識することが、幸せへの第一歩です

ひたすら不幸に献身している自分を認識することが、幸せへの第一歩です

この世界とはどのような世界なのか?私たちが知覚しているこの世界とはいったいどういう世界なのか?

コース(奇跡のコース/奇跡講座)では、この世界について、「飢えと渇きに苦しむ生き物たちが死ぬためにやってくる乾いた埃まみれの世界(W-pⅡ.13.5:1)」というふうに表現しています。

その表現は、この世界にいる私たちにとって、まさに残酷すぎる言葉だと言わざるを得ません。

なぜ、コースのイエスはそ

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正しい知覚(真の知覚/ヴィジョン)を修得していくことを目指して

正しい知覚(真の知覚/ヴィジョン)を修得していくことを目指して


それは何のためのものか?コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)の実践における考え方において、その特徴的なところは目的で見ていくというところにあるといえます。

いわゆる、それは何のためか?というところにフォーカスしていくということです。

それは何のためのものか?

その目的は何か?

日常におけるコースの実践においては、そこにフォーカスしていくということです。

ただし、自我はそこにフォー

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この世界は神のひとり子が妄想によって作り出した夢(幻想)である

この世界は神のひとり子が妄想によって作り出した夢(幻想)である


自分はいったい何者なのか?私たちはこの世界が実在しているかのように、この世界が現実かのように知覚しています。

ですが、コース(ACIM/奇跡のコース/奇跡講座)は、その知覚はまったくの嘘であり、幻覚(幻想)なのだと教えてくれています。

もちろん、そのようなことは、非二元(ノンデュアリティ)の教えに触れたことがある者ならば誰だって知っていることです。

「この世界は幻想(夢)である」ということ

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