りんたろう

仕事で海外生活が長かったけど、ようやく家族共々日本に戻り、平凡な幸せを噛みしめ中。Th…

りんたろう

仕事で海外生活が長かったけど、ようやく家族共々日本に戻り、平凡な幸せを噛みしめ中。There is no place like Japan. 日本ほど住み心地の良い国はないですね。これから色々な話を皆さんと共有したいと思い、Note始めました。

マガジン

  • 心に栄養を

    忘れられない人、心に残る言葉、映画やドラマを掘下げることで、心に栄養をしみ込ませましょう。しみじみと。

  • 宇宙とつながる

    もし地球が平和を実現できたら、次は間違いなく宇宙が舞台になる。早く宇宙認識に近づこう。

  • 自分探しの旅

    全てを肯定した時、自分がどこに向かっているのかがわかった。

  • 魂を癒すハイヤーセルフとの旅

    自分を知り、自分にやさしくなろう。そうしたら、みんなにやさしくなれる。

最近の記事

「ショーシャンクの空に」はパラレル・ワールド。ポジ面の成功パターンを検証

1994年米国。歴史に残る名作。本編はあらすじを伝えるものではなく、ストーリーは既にご存じという方に向けて書いています。特に、現状を不本意に感じておられる方、人生を諦めかけている方へ。また、ストーリーは知っているけど何がそんなにスゴイの?と思われている方にも、こんな見方の面白さを提案したいと思い、筆を執っています。 映画「ショーシャンクの空に」は、ある日突然、過酷な現実に陥った人が、次の2つの世界の選択肢に直面し、その一方の世界(ポジティブ面)を映し出したものです。 ■ポ

    • 『野球狂の詩』可憐な花・・、だけではないメッセージ

      レジェンドアイドル・木之内みどりさんが、唯一の主演映画として残してくれた作品 『野球狂の詩(1977年)』 。 なぜかアマゾン・プライムにアップされているのを発見し、深く考えずに 視聴しましたが、視聴後も何か気になり、繰り返し観てしまいました。 もちろん、木之内みどりさんの魅力は、今見てもなお印象的です。ですが この映画には、それだけではない、今だからこそ、心にささるものを感じましたので、思いついたことをシェアさせて頂きました。 『野球狂の詩』(やきゅうきょうのうた)は、1

      • You complete me(君が僕を完全にする)

        大きな成功をおさめる人が、ふと「何かが足りない」と気づいたら、すぐに実行しましょう。 「ザ・エージェント」を20年ぶりに見ましたが、そのことに気づかせてくれる良い映画でした。正しい発音は「ザ」ではなく「ジ」なのですが・・。 ヒーロー役ばかりのトム・クルーズですが、ここでは、弱い立場に追い込まれ、感情をむき出しにする、貴重なヒューマン映画とも言えます。 あらすじをざっくりいうと・・。 敏腕スポーツ・エージェントだったジェリー(トム・クルーズ)は、商業主義で暴利をむさぼる会

        • 地球転生前の記憶(後編)

          ミネバは、プロジェクト実行の指揮官として、運命の瞬間を迎えていた。 彼は、恒星アルファのフレア活動を制御するビーム砲を搭載した宇宙船の管制室にいた。その映像は、モニターでイリウス星に実況中継されており、全イリウス星人がこの瞬間を見守っていた。 ミネバの表情に焦りや動揺はなかった。何故なら、狙撃位置、目標、タイミング、それら全てが、信頼すべき科学者によって計算されつくされていたからだ・・、のはずだった。 放たれたビームはアルファの中心部に命中したが、その反応は、想定外のもの

        「ショーシャンクの空に」はパラレル・ワールド。ポジ面の成功パターンを検証

        マガジン

        • 心に栄養を
          7本
        • 宇宙とつながる
          4本
        • 自分探しの旅
          5本
        • 魂を癒すハイヤーセルフとの旅
          11本

        記事

          地球転生前の記憶(前編)

          安井さんは、つい先日、40年以上勤務した石油化学メーカーを定年退職したばかりだった。海外での単身勤務も経験し、重責を勤め上げ、ようやく解放された気分を楽しんでいるようだった。 加えて、息子さんの結婚式が来週に控えているということで、子育てからも解放され、人生の第一幕を順風満帆に終えようとしていた。かといって、態度は常に低姿勢で話し方も謙虚そのものだった。 数年もすると自分もこうなるのか・・と思うと、憧れと親近感がわいた。 安井さんが人生の第2幕としてセラピスト(心理療法士)

          地球転生前の記憶(前編)

          自分探しの旅(5)終 全てを肯定し、受け入れたら見えてくるものがある

          思想、宗教、習慣、言語、肌の色、顔の形、これらの違いは神様の趣味だろう。そして、神様はこれら多様な人々が、仲良く暮らしている光景を見たいのだ。私はそれを受け入れるために導かれた。 物事は起こるべくして起こる。私はただ、次の舞台設定の完了を待ち、合図があれば舞台に上がるだけだ。考える必要はない。なすべきことをする。 初めて味わったあの挫折。結核の療養期間中、私は自分の独りよがりな行動を悔い、もう一度やり直したいと願った。そして静かに再起の時を待った。あの時の願いが今の私へと

          自分探しの旅(5)終 全てを肯定し、受け入れたら見えてくるものがある

          自分探しの旅 (4) 変わりゆく舞台の行先は

          運命を感じた別の出来事は、営業時代、担当していた新製品がヒットした時だった。バブル経済がはじけ、主力製品が下火になる中、私が担当していた開発品に日が当たった。私も、斬新で画期的な工夫をしたことは確かだ。 しかし、ビジネスの命運というのは、7~8割は”運”だということをその時知った。問題は、その時その場に私がいたということだ。私はツイている。何かが私を押し上げている、そう確信した。 それから私は冒険を再開した。舞台は、日本中、そして世界へと広がっていった。米国、シンガポールに

          自分探しの旅 (4) 変わりゆく舞台の行先は

          自分探しの旅 (3) 最初の試練と挫折

          社会人になりたての私は自信家だった。アメフトで鍛えていたので体力にも自信はあった。だが、そんな私に、社会はとっておきの冷水を浴びせた。 日本企業のモノづくりの現場は実に泥臭い。              私は工場の生産管理を任されたが、時はバブル経済の真っただ中、作っても作っても追いつかず、現場作業者に無理をお願いする毎日。夏は40°を超え、冬は凍てつく寒さ。そんな過酷な現場で、まるで地べたを這いつくばるような仕事だった。ほぼ毎日、仕事が片付くのは深夜だった。 しかし、何

          自分探しの旅 (3) 最初の試練と挫折

          自分探しの旅 (2)旅立ちの時

          今から30年以上前になるが、私は親元から遠く離れる瞬間を迎えていた。 大学を卒業し、私の意志で入社を決めた会社は、SD工業(仮名)という 関西系の会社で、入社後しばらくは関西勤務が決まっていた。東京育ちの 私に、いきなり関西勤務は厳しいと思うが、とにかく親元から離れたい  という気持ちがあったのかもしれない。 大学入試の時も、国立志望だった私は、わざわざ東北大学を受けたいなどと言い出して親を驚かせた。その時は周囲に反対され、結局、東京の慶応大学に進学した。しかし、その4年後

          自分探しの旅 (2)旅立ちの時

          自分探しの旅 (1)運命の出会い

          季節で言えば晩秋だろうか。人生の晩秋とは、その仕上げを考える時期だ。私は、どこから来てどこへ行くのか。過去を丁寧に振り返ることによって、見えてくる未来がある。 私は、運命的な出来事をいくつがあげられるが、最初は中学時代だった。 新しい学校、新しいクラスメート、そこで私の前の席に座っていたのは、 中1なのに身長170㎝超、派手なパフォーマンス、存在感の塊のような男、健(たけし)。彼との出会いだった。 不良学生にはにらみを利かせながら、何故か正義感が強く、弱いものいじめを許さ

          自分探しの旅 (1)運命の出会い

          リー・クアンユー(シンガポール建国の父)

          私は、過去にシンガポールに住んでいたことがありますが、色んな意味で、魅力あふれる国です。 中華系、マレー系、インド系が入り交じり、エキゾチックな雰囲気を持ちながら、スマートで未来感覚のある国。グルメにも、買物にも、家族連れにも単身の方にも、楽しめるところがたくさんあります。 また、国際ビジネスマンにとっては、「世界一仕事のしやすい国」と謳われたこともあり、合理的な面も嬉しいところです。 しかし、シンガポールのことをより深く理解しようとするなら、この哲人のことを知っておくべき

          リー・クアンユー(シンガポール建国の父)

          地球を去る日

          地球を去る・・? それはどういうことですか? 正直いうと私は、この初老の男性と初めて会った時から、魅かれるものを感じていた。いつも清楚な身なりで、派手さはないが、洗練された雰囲気があった。彼の話は、とにかく多様且つ造詣が深い。世界の歴史や文化、最新時事情報、近未来の予想などをわかりやすく、ユーモアも交えて話す手法は、時間を忘れ、もっともっと・・と聞きたくなるものだった。交友仲間の誰もがそう思っていたと思う。 私は、彼の瞳の奥に、世界中を旅し、ありとあらゆるものを見てきたかの

          地球を去る日

          魂を癒すハイヤーセルフとの旅(11)  ~英霊の言霊~

          セラピスト:よし子さん トランス状態になった私は、何か懐かしい雰囲気を感じた。 晴れた日の昼下がり、心地よい気候と静かな景観が脳裏に浮かび、    私は安心感に包まれていた。 (よし子):あなたは今どこにいますか?何をしていますか? (りんたろう):これから家に帰るところです。今、家の前に着きました。そう大きくはない木造平屋だけど、掃除が行き届いていて清潔な感じです。家の中はすべて几帳面に整えられています。僕はまだ子供で、8歳くらいかな?そばに妹がいます。妹はまだ5歳ぐら

          魂を癒すハイヤーセルフとの旅(11)  ~英霊の言霊~

          魂を癒すハイヤーセルフとの旅(10) ~カルマを断った伊右衛門の生涯~

          セラピスト:由美さん 由美さんは、海外で長く生活していた点など、私と共通点があり、共感する部分が多かった。お互いに普段言えない率直な意見を言い合い、異邦人感覚の、あるある話を束の間楽しんだ。 しかし、いざセラピーに入ると、由美さんは滑るような口調で、またたく間に私をトランス状態に入れた。自分でも呆れるほど簡単に催眠に入った。 (由美):あなたは今どこにいて、何をしていますか? (りんた):通りをゆっくりと歩いています。何か思案してるような感じ。あれ、みんな着物を着ている。

          魂を癒すハイヤーセルフとの旅(10) ~カルマを断った伊右衛門の生涯~

          最上のわざ

          私が尊敬する俳優さんの中に、故人となられた樹木希林さんがいます。 希林さんのイメージというと、とにかくユニークさが先行しますが、私は、知れば知るほど、希林さんの造詣の深さと人間性に惹かれます。 今回はその1つをご紹介。希林さんが登場する映画「ツナグ」のエンディングで、希林さんが詩を綴ってくれるのですが、その詩がとても印象的で、何年間も私の頭に残っていました。 そこで最近、ダメもと思いつつも、ネットで色々検索したところ、詩の出所を発見することができました。何度も読んで、改めて

          最上のわざ

          魂を癒すハイヤーセルフとの旅(9) ~由美子の心残りを昇華~

          セラピスト:奈美さん 奈美さんは、セラピストとしては新米のようでしたが、温和でやさしそうな性格がじわじわと伝わってくる人でした。私は、奈美さんに包み込まれるような感覚になり、すぐに打ち解けました。やがて奈美さんは私を催眠状態へと誘い、ほどなく、私はトランス状態に入っていきました。 潜在意識がゆっくりと現れ、どんどん優勢になっていきました。私の意識(顕在意識)は働いてはいますが、じっと静かにしています。潜在意識を前に、抵抗することをしません。私は奈美さんの言葉に従い、どんど

          魂を癒すハイヤーセルフとの旅(9) ~由美子の心残りを昇華~