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ショウタ
2023年4月28日 07:59
束の間の休息をしに訪れた寒さは迷いのない空気を纏いつくし立ち返りもせず 進みもせず意識のあちこちに住み着いていく揺れ動く季節のようにかけ離れていきながら惑わすように記憶を暖める自分の瞼を閉じてみるといつしか謎めいた言葉使いに行き着いたそれは自分自身に届いた声なのか決して分かち望み至った決心であふれんばかりの痩せ我慢なのか寒さは叙情的に自らを揺り動
2023年3月2日 20:24
起きる 寝る目を開ける 目を瞑る手を動かす 足を動かす身体を動かす 活動する仕事に行く 学校に行く通勤する 通学する仕事する 勉強する仕事が終る 学校が終る上を見る 空は青い下を見る 草花が芽吹く前を見る 全てが広がる後ろを見る 何かに気付く嬉しい 悲しい寂しい 楽しい悔しい 優しい暑い 寒い当た
2023年2月17日 22:39
壁に飾られた一輪の花静かで小さくて騒々しくて大きくて目をつむればさざめいてゆれていて華やいで香り立ち見事なまでの孤独その宇宙は造形的で創作的で自然的で神秘的でどこか煽情的で果てしなく雄弁だ遠くを見るように近くを見守る壁に飾られた一輪の花今日も明るく潤んでひっそりとうつむく
2023年2月13日 18:40
遠くできらつく音響が響きわたる天空の隆々たる脈の鼓動 蒼い残影がほとばしる何だ 何かが起こるのか?見ると光と大地に映し込み 美のコントラストが胸を締め付ける見れば見るほど鮮やかで 滑らかな光芒の曲線を描き重ねていくまるで自分を包み込む一閃の高鳴りが閃光のように今を研ぎ澄ましていくこのまま心を打ち抜くように……おやっ何だっ単なる稲妻か…遠くの方
2023年2月12日 18:51
天秤のゆらぎが心地よく軽やかに流れはぜり跳ぶように前を向く創造の糸とたおやかに結び結ばれ瞬くように未知を問う花束達は飾り気なく装い渇きを潤い飲み干し華麗な韻と律を生む陽炎の香りに酔いしれて行き場を失う蜃気楼達雲間に望む一筋の四季の詩うつろいの満ち欠けとしつらえる一筋のしずく天秤のゆらぎは変わらずに確実にしっかりきっかり真摯に前を向く
2023年2月10日 16:27
遠くの残像ゆっくりと深く掘り起こす冷たいぬくもりそっと忘れずに手繰り寄る魂のカケラザラッとつまんで縫い合わす何処を向いても明日に夢中視点を変えても溶け合わない乾いた記憶目映えの季節風との道しるべあたたかな温もりやっと大事に引き寄せる
2023年2月2日 11:59
ギターを弾いてみよう何も難しい事は考えないでかき鳴らしてみるだけでも良いんだその喜びが自分を作っていくんだから音色に乗せて声も奏でてみよう細かい事は気にすんな音色と声の和音が君なんだ君の勇気が祝祭の入り口だから声を上げて奏でてみようまだ見ぬ自分を歓迎してあげようそんな君を君が見つけて欲しいから今出来うる限りの自分で奏でるんだきっと君に君自身と人が喝采の声を上げるだろう