五十嵐 康太

ライターとツアーガイド(Omoide Journey) 音楽、漫画、映画、小説、料理…

五十嵐 康太

ライターとツアーガイド(Omoide Journey) 音楽、漫画、映画、小説、料理。 ライター成長期と、日々感じたこと。

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麺を啜るで、面食らって。

僕は週に数回、外国人観光客にラーメンツアーのガイドをしている。タイプが違うラーメン屋を2、3件紹介する。一緒に日本の文化を添えて。 お客さんは様々、老若男女、新婚さんから家族、職場の友人。人種のるつぼなツアー。文化やマナー、皆それぞれの普通が違う。ただ同じなのは、ラーメンが好きで英語を話すことだけ。 さて、本題の麺を啜る(すする)ということについて。 日本では、当たり前な食べ方。ズルズルっという音といえば、麺を啜る音。その音だけで、食欲が沸く方も多いと思う。もし、ラーメ

    • 「あの日」を忘れてはいけない。3.11、ボクの話。

      東北大震災から10年が経つ。故人やに対する一番のリスペクトは忘れないことだ。ボクは、あの日あの出来事を改めて振り返って綴ろうと思う。2011.3.11、東日本大震災から10年の区切りとして。 あの時、ボクは17歳だった。高校2年生の終わりのあの日、男友達2人とボーリングに行こうとしていた。ラウンドワンが満員で、仕方なく他をあたることに。「まぁ、少し寂れたハマボールでやんべ。」と向かっていた。 ハマボール手前間近の橋で、たわいもない話をして歩いていたと思う。天然キャラな友人

      • ライター人生開幕1か月後

        前回の記事でやったやるぜ精神を語り、簡単な将来像について語った。 https://note.com/abo_herrard/n/n909f78a11e16 予習復習は大事だ、小学校の頃から言われていた言葉が今なら凄く沁みる。というわけで、感じたこと現状整理を兼ねて、この約1か月間のライター経験と想いを綴ろうと思う。 ボクは月曜から木曜は昼から夜まで、みっちりとライター業務をこなすようになった。エンタメ系のニュースが主だ。心配していた他人の目がないから、眠くなりそうとサボ

        • ポップコーンを知らない君たちへ。

          愛しているよポップコーン。 映画館のお供、ポップコーン。フロアで漂うジャンクな香り、炭酸ジュースと溶かしバターの香りが脳から興奮物質を分泌する。 君は、ポップコーンを食べたことはあるだろう。けど、ポップコーンを知らない。可哀想に。 少なくとも、ボクは知らなかった。映画館で働くまでは。 大学生時代、無料で映画を観れるという福利厚生に惹かれて映画館でアルバイトをした。当時、今よりも映画を愛していた、その愛に磨きをかけるつもりだった。結果、ボクはポップコーンを愛した。 ポ

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        麺を啜るで、面食らって。

          味覚と記憶

          27歳というと、アラサーや若者卒業などの言葉を浴びる。正直、ボクはそんなのは気にしないし、何才でも何でも出来るだろの反骨精神が漏れがちだ。 でも、このアラサーという期間で老いて、若者から大人になることは間違い無いと思う。 ここ数年で、父方の祖母と叔母が亡くなった。父は言葉にこそ出さないが落ち込んでいた、特に実の姉が亡くなったのが決め手だったようだ。そんな父が心配だった。そして、心配する自分を成長したなと老いを感じた。 もちろん叔母の死はボクも悲しかった。祖母は90才間近

          長瀬智也とTBSドラマ。良かったなぁ笑った。

          日本のドラマがあまり好きではない。これは語弊があるが、ありきたりで見ていて恥ずかしくなるドラマが好きじゃない。とはいえ、好きなドラマも割とある、主に宮藤官九郎さん脚本のドラマだ。長瀬智也さん主演なら、なお興奮する。 今日書くということは、そう「俺の家の話」。 IWGP、タイガー&ドラゴン、うぬぼれ刑事と久々の黄金タッグ。年明けからソワソワしていた。これらのドラマの特徴は、笑える、泣ける、笑える、そして妙なリアリティだ。というより、どこか共感するキャラクター。 今回、前情

          長瀬智也とTBSドラマ。良かったなぁ笑った。

          ライター人生開幕間近の宣誓

          2月より晴れて、ライター卵を卒業してライターとなることに決まった。前職から4ヶ月の期間、グーたらしたり、京都行ったり、料理に熱中したり、相変わらずの広く浅く好きな事に熱中していた。 ライターになるため、ラッパーのインタビュー記事とサイト制作。ファッション関係の記事も書いていた。何かスキな事を紹介して、誰かに褒められるのは嬉しいもの。ある種のライターにとっての大切な根底部分に触れられたのは、良い経験となり糧となり、多分評価されて晴れてライターとして契約を結べた。 とはいえ、

          ライター人生開幕間近の宣誓

          覇道なバッファローチキン

          マンネリだ。 自宅で飲む楽しさと、酔って作るおつまみの楽しさに、在宅も悪くないと思っていたが慣れてしまった。 もっと、こうジャンクで健康からかけ離れた一品を食べてない。食べたい。 最近足りないのは刺激。それは辛味と酸味が極上絡みな病み付きな食べ物。それは何だ。 バッファローチキンだ。食べ始めたら止まらない、かっぱえびせんと対とされるアレだ。 けど自宅で調理したことがないし、おふくろの味からも最も離れた味。日本家庭に馴染まないアメリカんでジャンクな味、それがバッファロ

          覇道なバッファローチキン

          ボクらに何が出来る

          27歳になった。こういう言い方は好きじゃないけど、アラサー。若者から片一歩外れた感覚。 ボクとしては、ボクらの時代が来ていると思っている。親の世代が年老いて、結婚して親になる友人も増加。仕事でも、後輩が増えてメインを張ることが増えるだろう。 だからこそ、最近考えていることがある。 両親や祖母や親戚がよく言っていた、 「私達の世代に責任がある。」 「負の遺産を次の世代に残してはいけない。」 子供の時はそうなのか、上の世代のせいなのか。と責任や負の遺産も分からないのに

          ボクらに何が出来る

          Have Marcy

          今が人生の起点となって欲しいので、noteに文章で残しますね。僕の新たな挑戦として。 19歳で半年だけ留学行って 何となく、英語専攻して英語と国際文化を学んだ。留学生と遊ぶサークルに属して、楽しく汚い英会話をしていた。とりあえず泥酔して、スラングとか使っていた。 大学卒業してからは、英会話は全くせず。 趣味の映画鑑賞で、日本語字幕で英語を聞くくらい。 そこで、僕の英語人生は終わっていたはずだった。 ご存知の通り、いつも眠い病気 特発性過眠症で、ジョブチェンジ。

          プリンを食べたの。

          プリンを食べた。セブンイレブンのミルクプリンのやつ。下の層からカラメル、プリン、ミルクソース。うわぁ甘いわぁ、まろやか、苦味のうまさ! すげえ美味しかった。 そもそも、僕はプリンを滅多に買わない。数日前、父の日で家族で飲んだ。日本酒のお店で、人の金だと思い沢山飲んだ。2軒目もノンストップで飲んだ。ご存知の通り、家族と飲むのは酔いがまわる。そんな状態で、コンビニに寄ったのだ。 あぁ気持ちいい。〆の甘いもん、またもや人の金だから遠慮せずカゴに入れた。しかし、何を入れたのか覚

          プリンを食べたの。

          馬馬馬っーん!ウマ男の日々

          アウトドアが流行っている最近、僕もキャンプやスノーボードが好きです。けど、もっと好きなことがあります。乗馬です。 乗馬といえば、金持ちの道楽。 競馬、旧世代の交通手段、騎馬兵、赤兎馬 etc… 乗馬自体を身近に感じる人は少ないはず… 僕も、米国はカリフォニア州に留学行くまではそうでした。 20歳の頃、ひょんなことから大自然の中で乗馬を強いられて、海 山 川 原っぱで乗馬してヒャーハーした実話になります。 強いられた出会い、やらされたはずだったけど… あの時の経験があった

          馬馬馬っーん!ウマ男の日々

          子犬ココナとの7日間-Puppy in Brown-

          茶色の天使は突然舞い降りた。 我が家に、子犬が降臨しました。 先代のワンコの旅立ちから一年と少し、僕ら男三兄弟の度重なるプレゼンによりオカンもやっと二代目を飼うことに対してポジティブに。 「明日、ちょっとブリーダーさんの家に子犬ちゃんの下見行ってくる。」 そう言ってたオカン。次の日の午後、笑顔で連れて帰ってきた。見事なフラグ回収。そんなことはどうでもいいくらいに、可愛い。むしろナイスです、オカン。 もじゃもじゃが特徴的なおんなのこで、まだ三ヶ月未満の赤ん坊。 犬種

          子犬ココナとの7日間-Puppy in Brown-

          永遠の眠気、特発性過眠症

          寝ても覚めても、眠気。これが普通ではないなんて知らなかった。 みぞおちを殴り、身体中を深紫色になるまでツネった。 コーヒーは、気持ち悪くなるまで大量に飲んでいた。 それでも、睡魔に毎日殺されていた。 お偉いさんとの会議で、上司との営業訪問で、テレアポで、出勤の電車では終点まで乗り過ごすのも珍しくなかった。 最初は優しかった上司も「新卒が、何舐めて弛んでいる態度とっているんだ。仕事は遊びじゃないからな」と叱られた。そして、呆れられた。 「どうして眠くなるの、8時間も寝

          永遠の眠気、特発性過眠症