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生活保護等の弱者がテーマの記事に関するとある疑問〜普段はマスゴミ、捏造と言うのに〜

お金プラスチャンネルというYouTubeチャンネルの動画にて、下記リンクの記事を知りました。先に書いておきますが、知るきっかけになった動画の内容は基本的に記事紹介になりますので、そこは悪しからずお願いします。誹謗中傷等はもっての他です。

この記事のヤフコメを見てると焼き魚400円なんて高いの買ってるだとか、結構批判的なコメントを多く見かけます。コメントの中にはこういう記事を見て同情出来る生活保護受給者を見た事無い!みたいなのもありました。
今回はこの記事の中身というよりはふと気付いた事を書きます。それはネット上では新聞等の報道機関はマスゴミだの捏造報道だの揶揄される事が非常に多くあります。特に朝日新聞や毎日新聞なんかはよく言われる対象になってます。そんな中、こういう生活保護等の弱者に向けた記事に関して…

なぜ?記事の中身をそのまま鵜呑みにするんでしょうか?

普段からマスゴミだ何だかんだとリテラシーの高い方々ならこういう…特にソースの無い、取材だけの話なんかは…

いくらでも話を盛ったり内容を改変したりする事は可能だと考え無ければおかしいです!

例えば400円の所なんかは本当はもっと悲惨な可能性だってあります。でもそれだと余りにも現実離れした感覚になって、読者の感情移入が出来ないと判断すれば金額なんかは増やしたりする可能性は大いにあります。現在の日本で食事に事欠いて母親とその子供がその辺に生えてる雑草食べてるという話を聞いたことがあります。実際に起きている話ですが、正直ここまで来ると「いやいや流石に…」となってしまいます。だから若干良く見せてる可能性は全然あり得る話です。
そして、リテラシーの高い人々はここまで考える必要があります。

こうやって出てくる受給者は何だか素直に同情出来ない人ばかり…妙だな!誰が聞いても悲惨だと答えるような境遇の人は必ずいるはず!なぜ1人も出てこない?

となります。しかも毎日新聞です。そういう弱者を見つけやすい媒体なはずです。なのに反感を買う人が出てくる。そして、世論は生活保護減額に持って行こうとする…普通に考えて…

おかしいと思わないのでしょうか?

比較的弱者の味方の毎日新聞が中途半端な事例しか見つけて来られない!生活保護減額に反対する立場ならもっと悲惨な人物を見つけて来てそれを報じる方がよほど効果的です。

新聞記事の信憑性は一旦置いておいて、まずは普段なら捏造と揶揄するのに、こういう時は本当と信じてしまうのかを考えたいと思います。

本来ならば毎日か…と話半分で聞かないといけないのにこういうのに限って真正面から受け止めてしまっています。ハッキリ言ってこの内容がどこまで本当か分からないのにです。結局これってどういう事かというとカエサルの有名な言葉に帰すると思います。

人は見たい物しか見ない!

都合の良い時だけ、叩ける時だけ、俺だって辛いんだ!って言いたい時だけ普段は信じない媒体記事を信じてしまう。逆に自分に取って不都合な内容は簡単に懐疑的な目て見る事が出来る。つまりはこういう事だと思います。それともう一つ…

国民全体が貧困化している!

という物があります。今からもう何年前でしょうか?多分10年以上前だと思います。このタイプの記事で朝日新聞が報じていた時は「楽しみだった月1の回転寿司も食べれなくなった」というものでした。SNSとか、炎上という言葉は無かったですが、ものすごくぶっ叩かれていました。確かに当時のこの記事が本当ならさすがに「おいっ!」と言いたくなるのは分かりますが、今回の記事はどうでしょうか?400円の焼き魚とかコップ1杯のビールとか、回転寿司に比べれば、かなりささやかな物になってます。それでもこのように批判的な意見が出る事は国民全体が貧困になって来ている証左と言えます。

ここまでは批判する人達の心情と状況を考察しましたが、なぜ批判の記事が来るような記事構成にしているかの考察をしたいと思います。ここからは私の推察です。恐らくですが、こういう記事を書く際は…

意図的に批判が集まるような構成にしていると推察します!

その理由として、生活保護費を減らした場合、得する国民は…

誰一人いません!

ちなみにですが、その分一般の方が…

税制なりその他、優遇されることもありません!

なぜなら…

弱者に負担を強いてるのに、その分、そうじゃない方に何かするのは流石に道理が通らな過ぎます!

じゃあ得する所はどこか?それは…

財務省のみです!

生活保護費の減給は社会保障費の減給になります。喜ぶのは財務省のみです。報道機関は基本的に財務省におもねる記事を書くのは今では周知の事と思います。念の為、なぜおもねるのかと言うと財務省の意向に逆らう記事を書くと合法的な嫌がらせをして来ます。例えばこの記事を書いたのは誰か?と聞いたりします。また手下である国税庁を使って財務調査をしたりします。例え邪な事が無くとも基本的に面倒くさいのと、粗を探せば何かしらの不整合を出てきてしまいます。また記者も経済の事が分からない事が多く、何の疑いも無しに財務省の発表や見解をそのまま書く場合もあります。そのために財務省に嫌われると欲しい情報が取れないという事が起きます。このように報道機関は基本的に財務省の嫌がる記事は書きたくありません。その前提を元に考えると反感を買うような記事を書くのは合点が行きます。そもそもですが、受給額減額を真剣に何とかしたいのならば取材に答えた方の使い途を書くべきではないです。なぜなら、節約術などごまんとあるわけで使い途なんか書いたら「いや自分なら…」というのが出て来て当然です。1番良い書き方は働きたくて働けない理由を全面に押し出した方が世間の受けは確実に良いです。特に肉体面の問題がある方であればなお良いです。精神の場合だと無理解な人は甘えとか言い出すからです。でも内容はお金の使い途を記載し、世間を二分しどちらかと言えば受給減額仕方なし…の方向に持って行ってるように見えます。 
推察ですが、弱者の味方を標榜してる以上、触れないわけにはいかない。けれどあまり強く主張すると財務省から睨まれる…なので、

生活保護受給者の味方を寄り添うように見せながら財務省におもねり世間には減額やむなしに持ってこうとしているのでは?

という疑問が拭えません。そうなると前述した…

こういう記事に出てくる受給者で同情出来る人を見た事無い!

という絶対にあり得ないような意見が出てくる事にも合点が行きます。

ちなみにですが、私は減額には反対です。なぜなら…

誰も得にしない上に受給者以外も損をするからです!

受給額が減れば当然需要は減ります。売れてた物も売れなくなります。マクロ経済で見れば当然…

デフレ方向に向かってしまいます!

合理的、理性的に考えれば…

受給額は増やすべきで、不公平感のような感情的な思いは仕舞い込むべきです!その感情論が無意識に日本国民全体の足を引っ張っているのです!

いかがだってでしょうか?普段は報道機関を信用しないのにこういう時だけ信じる…結局のところ…

本音の所はただ単にマウントを取りだけとしか思えません!

そして、

もっとこうすべきだ!とか甘えてるみたいな事を言うのはやめましょう!

どこまで本当か分からないし、その人のトータルの生活状況を見てるわけでもないのに、その記事内容だけみてあーだこーだ言っても意味がありませんし、そもそも…

すごくみっともないと思います!

自分達は運良くそう言う状況にならなかったのだから…そして何より…

明日は我が身です!

以上になります。最後まで読んで頂きありがとうございます。

補足
ちゃんと記事内容を見て真贋を見極めている!という人もいると思いますが、その割にはもっとこうすべき!あーすべき!自分はこうだ!というのが多過ぎます。国民に余裕があれば「えっ?そのくらいもダメなの?」となるはずです。ちゃんと経済成長して国民が豊になっていれば10年以上前は贅沢だった回転寿司が何ら贅沢では無くなってもおかしくは無です。例えるなら、昔は白米はお祝い事以外では食べれなかたのが、今では日常で食べられなかったらかわいそうになるのと同じです。ですが、今は400円の焼き魚、ビールコップ1杯での批判ですから…

明らかに退化しています!

正直、国民全体がかなりヤバい状態になって来ていると感じています😨

以上です。

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