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【写真】モエレ沼公園,秋の散策:Day1

 「北の大地へ!」を合言葉に、札幌に集まって、

 友人たちとイベントを愉しみ、打ち上げと札幌の夜パフェ文化を満喫したあと、

 ひとり旅モードに入って、モエレ沼公園へ再び。



雨上がりの道を、モエレ沼公園まで

 札幌駅からは1時間程度。いろいろな行き方があるが、この日は、地下鉄から路線バスに乗り、豊畑バス停から20分ほど歩くことにした。

 実は、朝は激しい雨だった。天気は依然として変わりやすく、時折傘をさした。

公園全体図

 モエレ山が迎えてくれる。

モエレ沼公園は、札幌市の市街地を公園や緑地の帯で包み込もうという「環状グリーンベルト構想」における拠点公園として計画された札幌市の総合公園です。1982(昭和57)年に着工し、2005(平成17)年に グランドオープンしました。基本設計は世界的に著名な彫刻家イサム・ノグチが手がけ、「全体をひとつの彫刻作品とする」というコンセプトのもとに造成が進められました。

公園について

 公園全体図はこのような感じ。

 この日は向かって右下の東口方面からモエレ沼を渡り、ガラスのピラミッドを経て、地図中央上のプレイマウンテンを散策した。

 モエレ沼にかかる橋を渡る。

 その向こうに、ガラスのピラミッドHIDAMARI。

 この日、ピラミッドは休館日。

 翌日にも訪れ、エネルギーにあふれたアートを鑑賞した(↓)。


プレイマウンテンを目指す

 高いところからモエレ山を眺めてみようと、プレイマウンテンを目指す。

 かなたに見えてくる、プレイマウンテン。

 登っていこう。

 西口側のモエレ沼。

 風は強さを増す。雲がすごい速さで流されていく。

 モエレ山を臨む。

 前を行く人たちが、頂上に向けて走りはじめた。

 そして山頂。


山頂付近で風に吹かれる

 山頂はほかの人の邪魔になるので、少し距離を置いたところに座る。

 風は、荷物が飛ばされるくらいまで強くなる。鳥が上手に風に乗り、波乗りをしている様子を眺めていた。

 眼下はといえば、テトラマウント(右)と、ミュージックシェル(左)。

 ここでは、野外コンサートも開催されるという。階段状のピラミッドで、人々が思い思いに曲に聴き入る姿を想像する。

 ガラスのピラミッド方面。

 遊具(もちろん、イサム・ノグチのデザイン)のある、サクラの森方面。


モエレ山、頂上の人々のシルエット

 そして視線のまっすぐ先は、モエレ山。

 こんなふうに、1時間ほどを過ごした。

 距離は、すぐ近くのようにも、かなり遠くのようにも見える。駆け降り、走り、駆け上ったら、どのくらいの時間であちらの頂上に着くだろう?

 望遠レンズでのぞいてみれば、

 頂上の人の姿が、はっきりと見える。

 もちろん、向こう側からこちらも。

 手を振った。

作品の中の人、となる

 本当に美しい場所だと思う。自然、そして調和したデザイン。

 訪れる人は、イサム・ノグチの作品の一部となる。


モエレ沼にさしこむ一筋の陽光

 帰り、ふしぎな瞬間があった。

 時間が止まったような、モエレ沼の水面。

 強い風の音が一瞬聞こえなくなり、何かが聴こえたような。



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