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諸説ある七夕のお話。

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ぎんぎん、こんにちは、ノウト!

あわてんぼうの彦星さま、という話を
前回させていただきました。

7月7日に天の川で織姫さまと待合わせです。年に一度のデート、この日だけは遅れてはいけません。彦星さまはあわてんぼうで有名で6月の声が聞こえてこようとするころからこの日のために用意が始まります。服は何を着ていこう。なんてモノは当たり前で、ルートの確認から馬車の確認、当日の朝の食事までもすでに考えています。なんて話はしておりませんが、前回のお話もお読みいただければ幸いです。

かたや、織姫さまはどうなんでしょう?当然、織姫さまだって、入念に服を選び髪飾りを選び規則正しい生活などに励み体調を整え万全をつくします。そういう二人だから成り立つ純愛物語です。

あわてんぼうの彦星さまは、6月も最終週ともなれば、今や遅しと天の川へと出発をしていることでしょう、この日ばかりは遅刻などもっての外ですからね。早め早めの10日前行動です。
あわてんぼうなのか落ち着いているのか心配性なのかわからないですけれど。

なぜそんな思いあっている二人が想いあっている二人が、年に一度だけしか会えなくなったのか、ボクが話すまでもなく一度は耳にした覚えのある物語だと思うのですが、
ざっくりとお話をすれば、働き者だった彦星さまと織姫さまが出会い結婚をしました。しかし、二人でいることが幸せ過ぎてか働き者だったはずの二人が働かなくなり、そのことにお怒りになった神さまが二人を天の川を挟んで西と東へと離ればなれにしました。しかし、今度はショックのあまり働かない。それを見た神さまは、年に一度のデートをお許しになった。
と言った純愛ピュア物語です。

純愛ピュア物語と書いたものの話したものの、神さまが愛よりも労働を優先させるべくしたことなんですね。愛の障壁は神さまだったのかと、少し考えさせられますね。愛だけではごはんは食べられないと言う教えもあるんですかね。

でも、なぜそんなデートの日に短冊に願い事を書けば叶えられるんでしょうか?と言う疑問もわいてきます。
誰が叶えてくれるのでしょうか?
デートを見ている神さまでしょうか。
デートの報告をする方が短冊の願いも合わせて神さまに提案、あるいは提出してくれるのでしょうか。

七夕の短冊に願い事を書くには、書き方があるみたいです。願い事だから、
東京大学に合格できますように。
と書きたいところですが、そうではなくて、
東京大学に合格する。
と言い切るのがいいみたいです、あたかも自己主張のように。
つまりは、願い事を叶えてくれるのは自分自身と言う説が有力みたいですね、あくまでも説ですから、都市伝説ですから信じるか信じないかはあなた次第で、諸説ありですます。

運命は自分で切り開くものなんですね。
運命ではなく宿命にするんですね。
宣言することで願いは叶いやすくなりますから、理にもかなっています。

自分自身で叶えるのって話した後で言ってもなぜとなる習わしと言うか取り決めが短冊にはあります、
それは短冊自身の色で、願い事が色分けされているみたいです。自分自身で叶えるのに色分けする意味は?なんて思ったり思わなかったりしていますが、カラフルでにぎやかなほうが気持ちが高ぶりテンションも上がりますから、願いも叶えようと思いますね。どの色がどんな願いなど詳しく知りたい方はお調べいただければ幸いです。

毎年、ボクは「彦星さまと織姫さまが出会えますように」と短冊に願いを書いていたのですが、この願いはボク自身では叶えられそうもなかったですね。もしかすれば、叶えられるようになるのですかね。何か方法がありますかね、諦めなければ見つかりますかね。雨が降らなければ叶いますからね。
「あした、天気にな~れ」と言っているのと同じじゃん。ってツッコミを待ちませんよ。

現時点の天気予報では来週あたりが梅雨が本気を出してきている感じで、傘のマークいくつも続いているので、ボクの頑張りで何とか天を動かしたいと思います。

ところで、雨が降るとデートは中止になるのでしょうか?と言う疑問は毎年勝手に思っていました。そもそも雨が降れば中止と言うルールはボクが勝手にご勝手につくってしまった可能性もありますね。ただ地球から見えないだけで天の川がある宇宙では雨なんて降っていないですもんね。
いつも晴天ですよね。

と言うことは、ボクの願い事は願う前から叶っていたのかもしれません、いや叶っていたんです。
彦星さまや織姫さまが病気などになっていなければ叶いますね。

ボクが願う必要なんて全くなかったんですね。
気がついて、なんとも幸せな気持ちになりました。雨の降る七夕でも雲の上、はるか上の天の川ではデートが満天のもとで盛大にされているのです。

そうすると、今年からのボクの願いを考えなくてはなりません。願いと言うよりかは決意ですかね。目標ですかね。夢ですかね。
あと10日あまり考えたいと思います。

コーヒーを飲むためのお湯が沸いたので、このあたりで。


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