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「ハリー・ポッター スタジオツアー東京」初訪問の感想&次回のためのメモ

オープンしたばかりの「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 ‐メイキング・オブ・ハリー・ポッター」へ行ってきました。発売日に頑張ってチケットを取ったので、オープン3日目に参加できたよ!とても楽しかったので、その記録と次回に行く時のためのメモを。誰かのお役にも立てればこれ幸い。ですが、ネタバレしていますのでご了承下さい。

ちなみに私の「ハリー・ポッター」ファン度は普通レベルぐらい。映画は全てブルーレイで所持、本は全巻読破、英語版も読もうとしたけど(原書の方が面白いと聞いて)1巻目で挫折(カッコ悪い)、舞台「呪いの子」は1度観劇(向井理バージョン、とても面白かったけど長いのでリピートは無理)、ゲーム・グッズ・コスプレなどは興味なし。
特に好きなキャラクターはハーマイオニーとルーピン先生です。「ファンタスティック・ビースト」シリーズは、今のところ映画は全部見ています。

2013年に六本木で開催された「ハリー・ポッター展」は見所が満載で大好きでした。USJの「ウィザーディング・ワールド・オブ・ハリー・ポッター」は、人生で一番ワクワクしたアトラクションです。昨年東京駅で開催した「ハリー・ポッターと魔法の歴史展」もマニアックで面白かった。

一昨年、丸ビル(東京駅)のクリスマスツリー(光のショー)もとても気に入って、期間中に何回も見に行きました。あのサントラが流れるだけでハッピー。


全体の印象

エントランスのドラゴン

🔷あまり前知識を入れないで行ったのですが、思ったより広い、盛りだくさんで驚く。全ての参加型のイベントに立ち寄ると(並ぶと)少なくとも4時間以上はかかるかと。私は15:00に入って閉館の19:00までいましたが、並んでいる箇所はいくつか飛ばし、最後は駆け足になりました。オープン直後の日曜の午後だからというせいもあるかもしれません。

快適な西武池袋線

🔷今回チケットが取れたのがたまたまた15:30からの回でした。15時に着いて、「少し早いですけど入れますか?」と聞いたら、1時間前から入場可能とのこと。知らなかった。チケット予約制のため、エントランス周辺は人がまばら。池袋駅から豊島園駅までの西武池袋線もガラガラでした。ディズニーのイメージで行ったのですが、思った以上に人数が絞られているようで、大変快適でした。

🔷思ったよりエンタメ要素が多め。「メイキング」と付くぐらいだから、映画のメイキング解説エリアがもっと多いのかと思っていた。逆に、ハリー・ポッターを知らない人でも楽しめそうです。それも狙いなのかな?

🔷一番混雑しているように見えたのは「9と3/4番線」(列車や手押しカートと撮影)と「ほうきエクスペリエンス」(グリーンバックで撮影)。

🔷フォトスポット(映えスポット)がとても多いので、コスプレして魔法使いになりきっている人には特に楽しいと思います。コスプレした女性の2人連れやグループが多いように見受けられました(日曜の午後の場合)。平日はまた違う客層かもしれない。ちなみに私はぼっち参加(少数派)。海外からのお客さんも2割ぐらいいた印象。

🔷体験系(肖像画、クィディッチ、魔法省、ほうき等)は自分の動画をダウンロードできます。そのため、その場で教えてくれるQRコードを読み込んでメールアドレスを登録しなければなりません。訪問前に登録できるシステムにした方がスムーズだと思いました。けっこうあたふたしている人がいたので。(「電波弱い」「アドレスどうしよう、学校ので良いかな?」などの声を聞いた)

🔷写真や動画をたくさん撮ったり登録したりなんだりなので、充電器を忘れずに。忘れるわけないと思いますが。インタラクター(スタッフ)いわく「ハッシュタグつけてSNS投稿して下さい!」とのこと。ただし撮影禁止エリア、フラッシュ禁止エリアはあります(説明してくれます)。

🔷お誕生日が近い方、お誕生日の方はインタラクターに伝えるとお得(あちらから聞いてくれます)。大広間の扉を開ける際に、お誕生日の方がオープン要員に選ばれていました。

🔷インタラクター(スタッフ)の存在感。クィディッチを盛り上げてくれる説明員の人、頑張ってたな(笑) わざわざインタラクト(交流)と名称を付けるぐらいなので、施設の売りとしていそうです。特にこちらから話しかけずとも、エリア内で「これはこういう意味があるんですよ」と教えてくれたりも。ただ、オープンしたばかりなので初々しさも見受けられました(悪い意味ではない)。

🔷人気エリアは渋滞する場合があるので、空いているエリアから見ていくのもいいかもしれないです(と、個人的には思ったのですが、戻れないエリアがあると後から知りました。その辺りはスタッフに要確認)。体験系は朝イチが良さそう。前半のホグワーツ展示スペース(映えスポット満載)は混みますが、後半のメイキング系は空いていました。まあ時間帯に関わらず、ホグワーツ界隈は混むか。

賢者の石のティラミス。味は、うーん甘いなぁ

🔷「チョコレートフロッグカフェ」は閉演間際(19時前後)は混んでいました。18時半前はそんなに混んでいなかったのでお早めに。19時過ぎるとオーダーストップ(テイクアウトのみ)。19時きっかりに追い出されるわけではなかったです。

🔷インタラクターもお客さんもマスクは自己判断。フォトスポットが多いし、マスクをしていない人が多かったように思います(私含む)。

🔷デジタルガイド(イヤホン付き)を借りましたが、目の前に夢中になると説明があまり耳に入って来なかった(個人差によるとは思いますが)。私は初回はいらなかったかも。説明のボリュームはそんなにないです。

エリアと順路

公式より拝借

🌟=体験系あり 🔺=混雑を感じたエリア

・ガイダンスエリア(前説)
・シネマ(前説)
・大広間
・大理石の階段(肖像画)🌟🔺
・ホグワーツライフ(クィディッチ体験🌟🔺ほか)
・衣装と小道具
・ホグワーツレッスン🌟
・禁じられた森🌟
↓---屋外---↓
・ハグリッドの小屋
・バタービール バー🔺/バックロットカフェ
・ダーズリー家🔺/チェス盤/ホグワーツ橋ほか
↑---屋外---↑
・9と3/4番線🔺/ショップ
・ロンドン魔法省🌟🔺
・クリーチャー制作室
・ほうきエクスペリエンス🌟🔺
・アート・オブ・サウンド
・ダイアゴン横丁🔺
・ホグワーツ城の模型
・フードホール/フロッグカフェ/ショップ

私のお気に入り

ガイダンスエリア

各国のポスター

これからツアーが始まるという期待を最大限に高めてくれます。ちょっと泣きそうになったよ!ホーンテッドマンションの前説みたいな感じ。ある程度、人をプールするまで待たされます。100-150人ぐらいずつかな?このメンツで次のシネマ(前説)も見て、大広間からは自由行動です(デジタルガイドもここからスタート)。

ホグワーツの世界

クイデッチのギャラリーとして参加しました。チームの振り分け(グリフィンドールかスリザリン)はインタラクターがやっていましたが、私は「お一人様、どっちが良いですか?」って選ばせてくれたので、ケースバイケースかな。グリフィンドールにしたよ。意外となりきって演技しちゃうね。動画見るの恥ずかしいね!

あのセットが間近で!という感激。

フォークスー!(好き)
時間があって空いていたら、いつまでも見ていられると思う。

何か映るのかと思ったらただの鏡だったよ。
(違うよ、みぞの鏡だよ!)
すごい。映画の世界だ。当たり前だけど。

デスイーターが登場したからワロタw
こんな授業もあります。デスイーター目の前にして爆笑する日が来るとは。杖持ってるとさらに楽しめます。

美術さんすごいな。勝手にくるくるかき混ぜ。
(いや魔法の力だよ!)

分霊箱がズラリと飾ってありまして、これがなかなか感動的でした。やっぱり日記とバジリスクの牙に見入っちゃう。

禁じられた森

知らなかったんです、禁じられた森がセットだとは。すごい!ファンタジック!禁じられた森に迷い込める喜びを噛み締めました。

「エクスペクト・パトローナム」ごっこができるよ。

フラッシュ撮影は禁止

暗いのよ。お客さんから悲鳴が(笑)
リアルに蜘蛛が苦手なルパート(ロン役)が怖がったのも納得。

バタービール バー

スタジオのおよそ中間地点にあります。ナイス休憩エリア。バタービールはやはり人気なので、オーダーするのに15分ぐらい並びました。ペットボトルは持参していたけど、気がつけば水分も取らずに2時間ノンストップだったのよ、夢中で。だから余計にバタービールが美味しかった!甘くてクリーミーでシュワシュワで。私、喉が乾いていたのねと気づきました。一緒に買ったパンプキンパスティも熱々でサクサク。おすすめです。

バタービールのコップは持ち帰り可能。コップを洗う場所もありますし、袋ももらえます。

ダーズリー家

シーンの再現性がすごい(笑)ご馳走のお皿もまじまじと見てしまう。美術さんの腕!装飾が全て可愛い。住みたいw
テレビはSONY製だったよ。さすが世界のSONY。

ハリーのお部屋、階段下。本当に狭い。ひどい。後ろに並んでいた海外の方も、「Oh!」って頭抱えてたわ。ハイタッチしたかったわ。

お家が小さいので、多少行列になります。立ち止まらないようにスタッフが誘導しているので、サクサク進む。「ミッキーの家」みたいな感じかな。混雑しない日に再訪して、もっとじっくり細部を眺めたいなぁ。

ホグワーツ特急

想像に違わず壮観。足を踏み入れた途端に圧倒されました。フォトスポットはかなりの行列です。

これは皆写真撮りたいよね

列車の中もよくできている。1両ずつ、違う作品のシーンが再現されています。ルーナのこのシーンはインパクトあって好き。

だんだんと物語全体に暗雲が…
ラストはもうほぼ戦争映画だからなぁ。何度見ても胸が痛みます。

ロンドン魔法省

はい魔法省もテンション上がるー!フルーパウダー(煙突飛行粉)の出勤シーンは参加できます(並びます)、でも見ているだけでも楽しいよ。

クリーチャー制作室

メイキング好きにはたまらないエリア。
ハグリッドの頭にギョッとする。

ドビー!会いたかったー!

クルックシャンクスやヘドウィグはいっぱいいたのね。

アートワークがまたかっこいい

サントラ解説エリアも面白かったのですが、いかんせん時間が足りなくて、このエリアは駆け足になってしまったのが非常に残念。次回は時間を取りたいです。裏側知るの楽しいよね。

ホグワーツ城の模型

新作が公開され、新エリアが明らかになる度に作り足されていったというホグワーツ城の模型。モノ作りって尊いなぁ。CGだけで済まさないところに情熱を感じます。

前説の映像(シネマ)で、ハリー&ロン&ハーマイオニーが、スタッフの功績についてこんこんと語るのだけれど、本当にそう思いますね。

庭(エントランス)

敷地内のお庭が広々としていて気持ち良い。

昼間は外からドラゴンが見えなかった。夜になると浮かび上がってくるのね。粋な演出。

 夜のこの2ショット、雰囲気ある

見どころまだまだ

大広間みたいなレストランの天井
ショップ。ナギニかな?
もちろん動くのよ
談話室!
ダンブルドアとスネイプ
ファングー!(ちょっと動く)
 

屋外にチェス盤、ナイスロケーション!
しかし隣には練馬区の光景が少しばかり見え隠れ(笑)

2階建てバスまであった
チョコレートフロッグカフェには巨大フロッグチョコ
レストランの壁にしもべ妖精!
ありがたきJ.K.ローリング女史のお言葉

グッズに興味がないのでお土産は全然買わず。でも杖は1本ぐらいあってもいいかなと思いました。ショップは広々としていて、ディズニーに比べたらとても空いています。

お客さんが着ていた「マグルTシャツ」が可愛くて、あれは売っていたら買うかもと思いました。多分スタジオでは売っていない。

次回の理想

・午前中入場のチケットを取る。
・自分が一番見たいエリア、または様子を見て空いているエリアから見る(戻れないエリアもあるようなので事前にスタッフに要確認)。
・後半のメイキングエリアが駆け足になったのでじっくり見る。
・魔法省でフルーパウダー出勤にチャレンジ。
・ヘドウィグのケーキがどこで売っているかわからなかったので今度こそ食べる。「バタービール バー」のお隣の「バックロットカフェ」で売っていたようです。バタービールに気を取られた。
・またバタービール飲みたい🤤

全体的にとても楽しかったのですが、六本木でやったハリー・ポッター展で見た巨大なボガート(目の前に迫ってきてど迫力だった)がいたらなお良かったなぁ。ルーピン先生の授業が好きです。

と、欲を言えばキリがないですが、ハリー・ポッター好きも、そこまで知らない人も、間違いなく楽しめると思いますし、参加型を避ければかなり快適に周れたので大満足。私はそこまで参加型に興味がないので。

落ち着いた頃(1年後とか?)にシリーズおさらいして、また訪れたいなと思っています。

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