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小学生対象:夏休みの自由研究に困ったらコレ!お家で簡単に出来る実験4選【第1弾】

皆さん、今年の夏休みにしたいこと、行きたいところはありますか?私は海に行きたいのと、かき氷をいっぱい食べる夏にしたいです🍧🤤
小学校だと大体7月下旬~8月末までお休みのところが多そうですね😌✨️

そんな楽しい夏休み中に課せられるミッションといえば、そう!自由研究!
そこで今回はちょっと早めに、夏休みの宿題の参考になりそうな実験をまとめてご紹介⚗️🥼⚖️
お家で簡単に出来るので、ぜひ親子で楽しんでください^^



実験1.体の中のDNAをとってみよう🧬


必要なもの

・消毒用エタノール(10ml)
・食器用洗剤(2~3滴)
・塩5g
・水(100ml)
・透明プラスチックカップ
・計量カップ(10ml~100ml)
・スポイト

食塩水を口に含み、DNAがよくとれるようにほっぺたの内側を軽く奥歯で噛みながらすすぎます。そして吐き出したものに洗剤を2~3滴入れて細胞を壊し、その後エタノールをスポイト3回分入れると簡単に身体の中のDNAが取れちゃうのです、、!

洗剤を2~3滴入れます
細胞が壊れないようにスポイトをプラスチックカップにあてながら、
エタノールをゆっくり入れていきます。
勢いをつけすぎず、ゆっくりと..
紐状のようなものが見えてるのがわかりますか?これがDNAです!
(実物は写真よりも鮮明に見えます)


実験のやり方はこちらで詳しく紹介しているので、ぜひチェックしてください🙌



実験2.水を吸うプラスチック、吸水ポリマーの不思議


”水を吸うプラスチック”
と聞いて、何か思いつくものはありますか?
実は、紙おむつや生理用のナプキン、芳香剤・保冷剤などに使われている吸水ポリマーは”水を吸うプラスチック”にあたります、、!
この実験では、そんな私達の身近にある吸水ポリマーについて学ぶことができます!💧

必要なもの

・塩
・砂糖
・ビン
・スポイト
・綿
・ぷよ丸ボール(給水ポリマー)
・ビーカー
・スケール
・薬さじ
・クリアカップ
・超吸水性樹脂

まずは吸水ポリマーを触ってみよう!ということで、超吸水性樹脂と水が入ったものと、綿と水を入れたものを触って比較してみました。左の超吸水性樹脂と水は、水を沢山吸収しているのでゼリーみたいな感触で、ぷにぷにしていて気持ちよかったです….😂
右の水と棉が入った方は、水を完全に吸えておらず、ぶよぶよしていました。

左:超吸水性樹脂と水
右:綿と水

家にある身近なものに入っている吸収ポリマーを見てみるのも面白いかもしれません!先述したように吸収ポリマーはおむつなどにも入っています。
どこにおしっこをしても漏れないように、おむつ全体に綿と吸収ポリマーが折混ざっています。
自宅におむつやナプキンがある場合は、ぜひ見てみてください、、!

おむつの中から出てきた綿と吸水ポリマー!
赤で囲っている部分に寄せている細かいつぶつぶが吸水ポリマーです。


実験の詳しいやり方はこちらからぜひチェックしてください🙌


実験3.戦略性に長けている花の仕組みや種について知ろう!


必要なもの

光っているのがハンディ顕微鏡です!

・花:チューリップ、デルフィニウム
(わかりやすいのでチューリップがお勧めです)
・カッター:おしべ、めしべを切って観察する用
・ハンディ顕微鏡:250倍

この実験では花のつくりを実際に見てみたり、、

花の観察をします!花式図を書いてみると花の構図を知ることが出来ます。(花びらがまり多くない花が観察しやすくオススメです) 

外の3枚が、がく
中の3枚が、花びら
花式図

ハンディ顕微鏡の250倍で雌花や雄花、花粉もバッチリ見ることが出来ます!

デルフィニウムのおしべ
チューリップの花粉


花がどうやって受粉させるのかや、受粉に成功した果実が出来た後の種子の散布方法についてもまとめています。詳細はこちらから🔻


実験4.身近なプラスチックについて知ろう!

私達が普段使用する沢山のものに使用されているプラスチック。そのプラスに種類があることを知っていますか?🤔
主には、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタラート、ポリスチレン、ポリ塩化ビニルがよく使用されています。
それぞれどんな特性を持っているでしょうか!
この実験では、水・塩水・エタノールの表面にそれぞれのプラスチックを入れ、浮くか浮かないか調べることで、プラスチックの密度を知ることができます。


必要なもの

・水
・塩水
・エタノール
・ポリエチレン(PE)
・ポリプロピレン(PP)
・ポリエチレンテレフタラート(PET)
・ポリスチレン(PS)
・ポリ塩化ビニル(PVC)

ポリエチレン(PE)を水にそっと入れてみます、、!
水の表面に浮いています。
塩水の場合でも浮いていることがわかります。


今回はプラスチック破片を使用していますが、実際に身近にあるペットボトルでも調べることができます。ペットボトルをハサミで切って、以下の3つを使用します。

キャップ / ラベル / ボトル部分

上の3つを先ほどの実験と同様に、それぞれ水→塩水→エタノールの順に入れます。果たして結果は。。?
実験のやり方や結果の詳細は以下のnoteからご覧いただけます^^


・・・


以上!実験4選でした!
皆さんが気になるものはありましたか?どれも身近なものを使って実験ができ、時間もかからず簡単に結果が出るものなので、ぜひこの機会に試してみてください🙌


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