八野悠

やの・ゆう / 平成生まれの、ただのOL。日々考えているあれこれ。

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KingGnuについて考える

ここ数年、ヒットチャート上位を独占するロックバンド「KingGnu」。 私も大好きです。 でも、KingGnuって、「人気」「ビジュアル強め」「白日」というイメージが先行して、本当に彼らの音楽を真正面から楽しんでいる人が、私の周りには少ないような気がしています。 彼らは、真摯に音楽と向き合って、本当に素晴らしい作品を世に送り出している音楽集団です。だからそれを受け取る私たちも、本気で、彼らの思いを受け止めていきたい。 そんなリスナーが増えて、KingGnuをはじめ、身を

    • ただの日記・生きてる意味がわからないということ

      12時になって、お昼ご飯を買いに行った。 会社の近くのお魚屋さんでお弁当を買って、 いつも通り、会社のエレベーターに乗った。 私の会社の、ワンフロア上の男性社員2名が、 「すいません、すいません」と言いながら、 小走りで同じエレベーターに乗りこんできた。 年齢は私より少しだけ上だろうか。 先輩「最近どう?仕事とプライベートは。」 後輩「仕事は、いまの一件が片付いたら落ち着きますかね。    プライベートは、やっと名義変更が終わって、落ち着いてきましたかね。    最近

      • ただありのままで生きることを許してくれた〜AAAMYYY AnniholationEXTRA〜

        AAAMYYYのAnnihilatioというアルバムが好き。聴くと、親しい人に話を聞いてもらえたような、温泉に入ったような、そんな気分になる。 この前参加したAAAMYYYのライブでも、そんな体験ができた。 ステージから優しくて、柔らかい雰囲気が溢れ出し、彼女がそこにいるみんなに、ただありのままで生きていいんだよと語っているようだった。 AAAMYYYのインタビューを読むと、彼女は音楽畑で育ってきたようではなさそうだけど、そんな彼女だから、そんな彼女じゃないと励ませない

        • Tempalay×PERIMETORONの映像演出はエクスタシーでしかない

          ライブを楽しむためには、自分自身のコンディションも重要だと思っている。寝不足だったり、なんだか頭の中がモヤモヤしていると、あれだけ楽しみにしていた生音もダイレクトに自分の中に入ってこない。周りの目を気にしてしまう羞恥心なんかも捨てきいないれないと、自由に踊れず曲に集中できない。 今回行ったTempalayの続・ゴーストツアーは、そうした聴く側のコンディションに関係なく、ただそこに立っているだけで昇天できる、そんなライブだった。 ライブ冒頭は、ストーリー仕立ての映像から始ま

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          LuckyKilimanjaroのライブは私のライフワークになりそう。

          約1ヶ月前に、絶望を感じる出来事が起きた。 お先真っ暗な中で、3週間後にLuckyKilimanjaroというバンドのライブに行く予定だということを、ふと思い出した。 それまではとりあえず生きよう、と思った。 ラッキリとの出会いは、今年の年明けに観た音楽番組だった。テレビでは曲が少ししか流れなかったけど、なんとなくいいなと思って、ひとまずAppleMusicでその曲をダウンロードをしておいた。 朝が究極に苦手な私は、ベットの上で目が覚めたらまず音楽を再生して、起きるための心

          LuckyKilimanjaroのライブは私のライフワークになりそう。

          時差出勤したら自己肯定感が上がった話

          2020年の4月から、時差出勤をしている。 それまでは、社会人になってからずっと、 9時出社の生活をしていた。 9時に自席で社会人風の顔をしているためには、 6時45分にはアラームをかけ、 仕事のために、3度寝まで行きたいところを我慢して不満げな顔で起き上がり、 仕事のために、顔を洗い、 仕事のために、メイクをし、 仕事のために、着替え、 仕事のために、朝ごはんをかけこみ、 仕事のために、急いで歯を磨き、 仕事のために、駅まで早歩きで向かっていた。 しかし、コロナが日常

          時差出勤したら自己肯定感が上がった話

          雨を好きにしてくれたライブ〜LuckyKillimanjaro/野音DANCERS〜

          私はよく寝る。15時間とか、余裕で寝れる。 そういう話を人にすると、「やばいね」って言われることが大半で、ここ数年もやもやしていた。 私的には、健康な睡眠時間なんだけどなあ、、、。わかってくれる人が周りにいない。泣 そんな15時間寝て起きた土曜日のお昼に、ベットの中でごろごろしながらAppleMusicをあさっていて出会ったのが、 LuckyKillimanjaroの『HOUSE』 え、私のテーマソングやん。。。 そうそう、ゆるりと13時に起きても、まだ本気出せな

          雨を好きにしてくれたライブ〜LuckyKillimanjaro/野音DANCERS〜

          Tempalay Live 2021に行ってきた。

          Tempalayというバンドが好きだ。今日はそのライブに行った。 前回、新木場で行われたライブにオンラインで参戦したのだけど、 その映像をDWSというマーブリングチームが手がけていて、最高すぎた。 今回はホール公演だから、映像はあまり期待できないかなと思ってたけど、しょっぱなからその予想は裏切られた。 開演した瞬間、照明が良すぎて、異世界に来た感覚。 すぐそれまでの日常から離れられた。 この感じ、ディズニーランドに入った感覚に似てる。 曲に合わせて、 EDENの時

          Tempalay Live 2021に行ってきた。

          KingGnuの武道館ライブに行った話   (お行儀良くしてしまう自分vs踊りたい自分編)

          全力で定時までに仕事を終わらせ、最寄り駅の九段下に着いた。 改札では、待ち合わせをしている人がちらほら。 でも、半分以上は一人参加だったと思います(八野調べ)。 私も一人参加だよ〜。 地下鉄の階段を上って地上に出ると、 皇居のお堀と武道館の屋根が見えてきて、 「こんな歴史的な、立派な会場で、KingGnがライブをするんだ、 そしてそこに自分が立ち会えるんだ」 と思って興奮してきた。 武道館の門をくぐって、昔ながらの立派な敷地に入っていく。 なんか武士みたい。 そしてデデ

          KingGnuの武道館ライブに行った話   (お行儀良くしてしまう自分vs踊りたい自分編)

          KingGnuの武道館ライブに行ってきた話(行くまでの徒然編)

          2020.11.24 KingGnuのライブに行ってきた。 本当は2月からやる予定だった、新アルバム『CEREMONY』を引き提げたツアー。 コロナの影響で、11月からの開催になりました。 最初は私チケットはずれていたのですが、 11月に開催されること、そしてチケットは再抽選されることが発表され、 応募したら当たった。 武道館初日の、2階席の前の方。 正面やや右側だったので、自分の200M先を直線で結んだら、真正面に井口さんがいるポジションでした。 最高。 チケッ

          KingGnuの武道館ライブに行ってきた話(行くまでの徒然編)

          津野米咲さんのこと、自分のために書く

          赤い公園の津野米咲さんが亡くなったことが引っかかって、よく眠れなかった。私は、赤い公園と、津野米咲さんと、数々の作品が一致していなかった。亡くなったニュースを見てから、ああこの人が津野米咲さんだったんだと知った。毎週録画して観ている音楽番組に先々週出ていたし、よく買う音楽雑誌でも何度か見かけていた。 でも、津野米咲さんのことは、正直よく知らない。 ましてや知り合いでもない。 でも、あのLINEニュースを見てから、ずっと津野さんのことが頭にある。 ここ2日間、赤い公園の曲を

          津野米咲さんのこと、自分のために書く

          一番優しくて強い歌〜The hole/KingGnu

          KingGnuのThe holeという曲が好きだ。 数ヶ月前、MステでKingGnuがこの曲を演奏することになった時、 常田さんはツイッターで、 「迷いや混乱に満ちた情勢の中、日々SNSなどでも攻撃的な発言が目につく今いったい何を歌うべきかと考えた結果、一番優しくて強い歌を届ける事を選びました。」 と綴った。 わたしは一瞬、驚いた。 The holeは、生きることに絶望していて、道を踏み外す寸前の人に送った曲だと思っている。 言葉を選ばずに言えば、絶望の末に誰かを傷つ

          一番優しくて強い歌〜The hole/KingGnu

          KingGnuストリーミングライブが最高だったって話。

          8/30(日)、KingGnuがストリーミングライブをやりました。 明くる月曜日、いつも通り会社に行って、仕事して、帰りの電車に揺られていると、ふと、 「あ〜、にしてもわたしやっぱりKingGnu大好きだわあ‥」 というなんとも言えない感情が湧き上がってきました。 その心情が、大好きな恋人とか親友のことを思っている時の感情に似ていて、 好きすぎてなんにもできない、言葉で説明できないけど好き、みたいな感情で、すごく愛おしく感じました。 わたしはKingGnuが大好きです。わた

          KingGnuストリーミングライブが最高だったって話。

          我慢の4連休〜ラジオ・Podcastのすすめ

          湿度やばい、、、。 東京は急に4連休は外出自粛を、なんて言われてブーイングも出てるようだけど、私は特に予定ないし、何よりこの感染状況が心配なので、家にこもる予定。 仕事は、緊急事態宣言が出された4月から、週2は在宅勤務、週3の出勤も時短勤務をしている。 家で過ごす時間が増え、人に会う機会が減った今、密かなマイブームが、「ラジオ」と「Podcast」。 私はもともとラジオ好きだった。ラジオが好きというか、TOKYO FMの「SCHOOL OF LOCK」が大好きだった。

          我慢の4連休〜ラジオ・Podcastのすすめ

          配信生ライブSuchmos From TheWindowの感想

          子どもの時から音楽が好きだった私は、ありきたりなヒットチャートに飽きてきて、プレイリストを全く更新せず、それから数年間、音楽を聴くことさえしていなかった。 しかし2017年ごろ、Suchmosの音楽に出会った。 これだよ、これこれ!!ってなった。きっとSuchmos好きな人はそう思った人が多いんじゃないかな、と思っている。 音楽雑誌なんか読んでても、Suchmosが2010年代のロックを変えたとか、オルタナティブの道を切り開いた、なんて評価されているのをよく見かける。

          配信生ライブSuchmos From TheWindowの感想

          好きな曲で社会とつながる

          音楽に触れることは、社会と関わることだと思う。 他人と関わりたくない、 外の世界に出たくない。 そんな時もある。 私もここ数年、そんな時期に身を潜めていたけど、 音楽に触れることで、自分自身に意識を向けたり、 今までなんとなく感じていた、この世界の嫌いなところ、好きなところを認識できて、少し楽になった。 また好きな音楽を通して、 CD買いに行きたい、雑誌買いに行きたいから外に出よう、と思えたり。 好きなアーティストのSNSをフォローすることで、 その人の好きなこと、私も

          好きな曲で社会とつながる