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Tempalay×PERIMETORONの映像演出はエクスタシーでしかない

ライブを楽しむためには、自分自身のコンディションも重要だと思っている。寝不足だったり、なんだか頭の中がモヤモヤしていると、あれだけ楽しみにしていた生音もダイレクトに自分の中に入ってこない。周りの目を気にしてしまう羞恥心なんかも捨てきいないれないと、自由に踊れず曲に集中できない。

今回行ったTempalayの続・ゴーストツアーは、そうした聴く側のコンディションに関係なく、ただそこに立っているだけで昇天できる、そんなライブだった。

ライブ冒頭は、ストーリー仕立ての映像から始まった。その時点で、私の中で「明日も仕事だな」とか「帰り何食べて帰ろう」とか、ライブに邪魔な自我が消え、ああとりあえずこの空間に身を任せていれば最高に楽しめる気がする、という気持ちになった。

オープニングの映像が終わって、Tempalayが登場したのだけど、言わずもがな初っ端から最高な演奏だった。演奏の間も、曲ごとにいろんな映像がTempalayの後ろで流れている。

EDENでは、砂絵のような映像が流れていた。Tempalayの音楽はよく「聴くタイプの麻薬」なんて表現する人がいるけど、その映像はまさに、麻薬やったら頭の中こんな風になるのかな、というような映像で、耳も目も気持ちよくなった。

全ての演奏が終わってTempalayが舞台からはけた後は、エンディングの映像が流れ、全て終わったんだな、と感じられるのもよかった。アンコールがなくても、自然に終わる雰囲気。

なんか終始、エロかったな、、、

今回のライブは、本人たちに会えるとか、生の演奏が聴けるとか、そういう価値以上の価値があった。

来年のTempalayもたのしみ。



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