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*追憶*

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私の過去。ノンフィクション。重たい内容多めです。気をつけてお読みください˚✩*
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#共依存

共依存〜破滅への道〜

共依存〜破滅への道〜

彼もやはり共依存となれるものを持つ人だ

だからこそ惹かれあって求め合う

彼は私を欲を満たすための存在として
私は彼を必要とされるための存在として

互いの凹みを埋めるための存在として

求め合っていただけなのかもしれない

私は自分の存在価値がわからない

どう考えようとしても「価値」というものが理解できないのだ

私がいなくなって、寂しがってくれる人も悲しんでくれる人も、困る人もいるだろう

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記憶のない結婚(4)

記憶のない結婚(4)

それまで彼が私を思い通りにするためにしてきた方法は

〈私を他者と関わらせない〉
友人と会うのは許可制でよほどのことがなければ許可してもらえなかった
友人だけではなく家族とも極力関わらなくなるように仕向けてきた
家族が私にとって悪い影響を与えてるなどと言ったり、家族のことを否定してきて私にもそう思い込ませた

〈1人で外出させない〉
病気であるから危ないので1人では出かけないようにと指示された

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記憶のない結婚(3)

記憶のない結婚(3)

籠の中の鳥

私がそう感じた瞬間の記憶がある

日中、外に出ることができなくて
動くこともできなくて
床に転がっていた私は
カーテン越しに入る暖かい光を受けて
じんわり身体も暖かくなったような気がした
その時の季節の記憶もないが
その光がとても心地よくて
ゆっくりと身体を起こしてソファーに頭を乗せて外を見た

『外はいいなぁ…』

呟いて涙が流れた

ソファーから見た外の景色は
まるで鳥籠の中から

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記憶のない結婚(2)

記憶のない結婚(2)

『仲良くやっていこう』

婚姻届を出した彼は、笑顔でそんなようなことを言っていた

頭の中でひとり事を呟くことだけが、唯一私に与えられた自由だったので
『嫌だ』『たすけて』
そんなような、言葉に発することができない思いを頭の中でつぶやき、頭痛と吐き気を抑えながら笑顔を作った記憶がある

その日の記憶はそれだけ
その後何をしたかの記憶は一切ない

この結婚生活で記憶に残っているものはほとんどない

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記憶のない結婚(1)

記憶のない結婚(1)

本来なら書く事すら躊躇わなければならないだろうことを悩んだ末に書いてみる

私は結婚を2回経験している
今はシングルなので離婚経験も2回
1回目についてはいつか書けるかもしれないけど、今はまだそこに向き合う強さが足りない

子供の頃から今の病気であったとは思うが、診断されたのは大人になってから
初めて病院にかかったのが1回目の離婚の後

このあたりからの記憶がほぼ抜け落ちている

2回目の結婚相手

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