ハプニングの年 R3.1.7編

施設に入所している90代の利用者さん。
最近は毎食1割〜2割程しか食べていません。
そのため点滴をして様子を見ていますが、あまり食べていない日が1週間以上経ちました。


数日前に熱が39度近くまで上がりましたが、今日は37.3度

血圧が80台/40台

施設長(医師)が診察し、食欲不振、発熱、血圧低下の原因がわからないからと病院受診をするようにと指示を受けました。

今までならかかりたい病院に電話をし、利用者さんの状態を説明して受診となりましたが、コロナの影響でそれが出来なくなりました。

病院に状態を説明しますが熱がある人は発熱外来でPCR検査しかしない。

PCR検査をし、陰性と判断されても熱があれば病院には入れないと言われました。

利用者さんが元々入院していた病院にそう言われ、そこの病院受診を諦めました。

3カ所の病院に連絡しましたが、同じことを言われました。

コロナ患者が増えているため、病院は発熱者に対して過敏になっているようです。

熱があるとPCR検査しかしてもらえないとは、医療が崩壊しているのを感じずにはいられません。

思い切ってコロナを受け入れている病院に連絡してみました。

同様に発熱外来の案内をされましたが、そこではPCR検査だけでなく、車内で医師が診察をしてくれると言うのです。

施設の送迎車で病院まで行き、駐車場に着いたら車から降りずに教わった番号に電話をするようにと指示を受けました。
その際に車種とナンバーを伝えてほしいとのこと。

駐車場まで担当の医師が診察をしに行き、必要に応じて入院などを指示するようです。

診察すらしてもらえないと言われてきたためここしかないと判断。受診の予約をお願いしました。

受診付き添いの看護師に申し送りをし、病院に行く準備を事務所にも伝えました。

事務所で病院に連絡をしている時に、毎日毎日色々なことが起こる。毎回毎回居てくれてありがたいと言われるが、やはり呪われた年なのかもと言ったらみんなに笑われました。


夜勤明けで入浴介助をし、へろへろの状態で病院探しの連絡を取り合ってから帰りましたが、そろそろ穏やかに仕事をしたいと思います。

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