看護・介護現場あるある 73

排泄介助編

前回、肛門括約筋が弱くなり、肛門から便が顔を出しているお話をしました。

介護者は肛門周囲をきれいにするために、毎回清拭をします。

しかし、便が顔を出しているためなかなか綺麗になりません。
そのため、

拭きすぎることにより肛門周囲がただれてしまう利用者さんっていますよね。

肛門周囲の皮膚が削られ、皮膚の中の赤い部分が露出してしまいます。
表面の皮膚が失われているため、浸出液や血液が出てきます。

見ると明らかに痛そうでかわいそうです。


ここで一句

ただれてる
お尻に塗ろう
保湿剤

以前にもお話ししました撥水効果のある軟膏を塗ることでただれやかぶれを防ぐことができます。

温タオルは汚れだけでなく必要な油分も拭き取ってしまうためご注意を。

オムツかぶれやただれでお困りの方はご相談下さい。

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